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エスファハン第1日め その4 モスクの施しもので腹一杯になる。

エスファハンの街を東西に流れる川の南側に800年前から存在するという巨大な墓苑があります。我々がむかったのはその一角にあるロクノルモルクという小さなモスク。ロクノルモルクモスク。舌を噛んでしまいそうです。
どこのモスクでもそうですが、鎖が入り口にぶら下げられていて、それは神と人をつなぐ鎖なのだとか。だからそれをゆらゆら揺すってモスクに入るのがいいそうです。迷信なのか何なのか、そのあたりのユルさがシーアの面白いところです。我々がモスクの中庭で座ってくつろいでいると、若い坊さん見習いらしき人がうろうろしたり、寺男らしき爺さんが夕方の祈りの準備のためか、絨毯を広げはじめたりしています。
そのうちに爺さんのひとりがやってきて、プラスチックの丼になみなみと入れた豆煮込みシチューをくれました。アーシュレシテという豆煮込みうどんシチューなら食べたことがありますが、レシュテ(うどん)が入っていないのでこれは単にアーシュというべきなのか。今まで食べたうちで一番おいしい豆煮込みシチューでしたが、なんといっても量が多く、5人で二碗たいらげるのがせいぜいです。これも翌日がイマーム・ホメイニの命日ということでの施しです。せっかくの施しものなので、残すのも失礼と思い必死に食べ尽くしました。食べ尽くしたところで別の爺さんにまた1碗と勧められ、それはありがたくテイクアウトさせてもらい、バンの運転手君にさしあげました。
それから一行は裏手の墓地で散策。ミュージシャンたちが詩人の墓の前で歌を歌い、家族連れが夕暮れの散歩をする、それはのどかな墓苑でした。
 日暮れが近づき、我々はバンに乗って街の南東の岩山の麓へ。ロープウェイの麓駅の隣の5次元シアターでアホなショウを楽しんだり(ひとり5万リアル=190円)、夜景をながめてからバンでボテルに戻りました。今日の晩メシがモスクの施しもので終わってしまい、ちょっと残念。

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