スキップしてメイン コンテンツに移動

エスファハン第1日め その2 揺れる塔のモスクでプラモデルを買う。西洋人が岩山で脱落するのを眺める。

水曜日の続き。名ガイドみきさんと再会を喜びあい、さっそく用意してくれたバンに乗り込みました。塔(ミナレット)の揺れる時刻が近づいているというので、一路西方へ。「揺れる塔(メナーレ・ジョムバン)」という安易きわまりない名前のモスクですが、王の招きではるばるバグダッドからやってきたという聖人の棺が安置されています。ま、エスファハンのほうがバグダッドで死ぬよりよっぽどいいよね、とバグダッドでろくなことがなかった我が輩は思うのであった。前の広場でピース印の記念撮影などしていると、おっさんが塔に登り、からだ全体を使って揺らしはじめました。塔が揺れると、そこにつけたベルがなります。そしてもう片方の誰ものっていない塔が揺れ、そこにつけたベルもなります。
「ヤバくね、これ?」
「塔の根元で動いてる。こらヤバいわ。」
「いつか崩れるんじゃない?」
当時の土建屋が手抜きをしたのかどうか、しかし14世紀からあるらしいので、数百年ゆらゆら揺らしながら今日に至るのであります。
聖人の棺のとなりで、エスファハンの有名どころの建築物のプラモデルを売っていました。花子がとてもとても欲しがったので、揺れる塔の建物のプラモを購入。右の塔を揺らすと左の塔も連動して揺れるようになっているスグレものです。

ミナレットは崩壊せず、一行はバンに乗り込みさらに西へ。中心街から6kmにアタシュガーなる岩山があって、てっぺんでそのむかし拝火教徒が焚き火をしていたのだとか。バンを降りたらまだクソ暑く、木が生えていない岩山なんか誰が登るものかと思ったら、後からやってきた西洋人一行みたいなのが入場料を払って登りはじめました。地球の歩き方に書いてある「道があまり整備されていない」どころじゃなくて、道などそもそもござらん。西洋人らしき一行はてんでばらばらに岩にとりつき、数分もたたないうちに半数くらい脱落しておる。

コメント

このブログの人気の投稿

うなぎ。コシアブラの天ぷら。ごぼう煮。ふき煮。ほうれん草。豆腐と行者ニンニク。

5月5日は日曜日。お昼過ぎ、月花とともに原村の閣下宅にご機嫌伺い。庭園で山菜(コシアブラ)を採取。 閣下宅を辞して北上。ハーバルノートというハーブ園でハーブ購入。 山を下って茅野駅まえの川魚店でうなぎを購入。帰宅して自宅の庭園で黒ビール。 それから標記の豪華夕食。

細川農園のさつまいもクラッシュ裏ごしとXO漬けレーズンのコラボ

細川農園のさつまいも。正月の栗きんとんを作った裏漉しの残りに、XO漬けレーズンをたんと入れて混ぜてみました。そういえばXOも細川さんからの貰いもんやった。

コインランドリーで20分間気絶

暑い日曜日。午前中に茅野諏訪でHDMIケーブルやら楽器ストラップの買い物。昼過ぎに富士見に帰着。午後、大量のシーツなど乾かしにコインランドリー。100円玉が足りないので、斜め前の西友。GGの霊前に備えるウィスキーなど購入。コインランドリーに戻り、あと20分くらいあるので十字軍物語でも読もうかと思ったら、20分経っていました。どうやら暑さのあまり気絶していたらしい。 夕食はぶりかま焼き。キムチ豆腐。枝豆。締めに冷やしラーメン。