日曜日。朝は水汲み。取水口のまわりが凍ってた。スエーデン語の早口言葉みたいな名前のパン屋さんフリルフトスリブ(frilftsliv)でバゲットを調達して蓼科へ。途中いしやす(石遊)の湯を視察。11月27日から3月15日までお休み。というのも、メルヘン街道から石遊の湯までアクセスする道路の5カ年補修計画が進行中。迂回路が狭くて危ないので冬季閉鎖ということだそうな。じっさいに我々はその迂回路を通ったのだけれど、ほんまに危ない。よっぽど慣れていないと暗くなったら転げ落ちそうだ。ましてや雪ならぜったいに行かない。 ここらへんは低品位ながら鉄鉱石が出るので、大東亜戦争の頃は外国人捕虜をコキ使って鉄鉱石堀りをしたと師匠が言ってた。茅野駅まで貨物線も伸びていたという。だから中途半端に開発されているんだ。それにしてもなんで「メルヘン街道」なんだろう? 石遊の湯から街道にもどって、さらに坂道をあがると横谷峡。ここに世界灌漑遺産の大河原堰というのがある。1792年ということは江戸時代につくられた農業用水路なんだと。乙女の滝というのはその頃からの人工滝で、滝にすることで水の流れを緩和しているんだと。当時の土木技術はすごいね。 さらに街道をのぼって展望台。ここでバゲットをかじって昼食。ここらへんの困ったところは、どこでも公衆トイレが閉鎖されていること。季節はずれだから仕方ないんだけど。 帰宅したら午後2時すぎ。あたたかい日差しの窓辺にねそべって本を読み、陽がちょっとかたむいたので買い物におでかけ。山のコーヒー豆やさん。5日ほどまえに愛犬ビューグルが死んだんだって。相方のシロも、チモトさんもあんまり 元気がない。 帰宅して夕食。鶏肉団子鍋。野菜炒め。焼き魚ほぐし。