日曜日。曇天で雨が降っていたので、大町ダム行きの計画を変更して横谷温泉。深い渓谷の断崖に温泉旅館が経っている。 なかの温泉の様子はウェブの紹介どおり。 https://www.yokoyaonsen.com/ 酸化鉄の温泉、すなわち鉄錆色の不透明度100%のいかにも効きそうな湯。そういえば農業の柿沢師匠が言っていた、「茅野の北山には鉄鉱山があって、戦争中にはたくさんの白人捕虜が使役されていた。いまのビーナスラインは鉄鉱石を運んだ鉄道の名残り」というのを思い出した。 日帰り入湯料は1500円と高め(町営温泉とかにくらべたら2〜3倍)だけれど、その価値はある。熱めの外湯で茹であがったら。崖っぷちの冷たい岩の上に座り、ほてった体ときんたまを冷やすせば気分は最高。 旅館自体は濃厚な昭和。 午後2時すぎに訪れたので、フロントでちょうどチェックイン待ちの人々といっしょになった。茅野駅から30分もかからない立地なので人気なのだろう。おかんは大満足。 夕食はわかさぎの天ぷら、豚肉厚揚げ煮、角上魚類で買っておいたままかり酢漬けとわさび漬け。