日曜日。このごろの朝は下の管理人のおじさんに自動車を出してもらって花子の学校まで行きます。花子を学校に送りとどけ、月子とバス停まであるき、そこからそれぞれの方向のバスに乗ります。午前中は来客、お昼は弁当、午後は大使館。会社で一番くじをひいて、SBディナーカレーのルーをもらいました。やったー。 クソ暑いなか帰宅したら、内儀月子花子みんなバテていました。来客があったとのこと。(がき)んチョたちも来たようです。月子花子がんチョだったころ、んチョたちがきても平気だったのに、月子花子が娘さんになったとたん、んチョがきたら疲れるんだからおもしろいよね。それだけトシをとったということか。夕食は残りもののお焦げ炊き込みご飯。きゅうりじゃがいもサラダ。その他いろいろ。 夕食後ねっころがって「オリガ・モリソヴナの反語法」読了。何度も休みながら読みました。何度も休まないと心がもたないような、でもすぐに戻ってしまう不思議な本です。 朝の出勤のとき、月子とバス停まであるきながらこんな話をしました。 中学生くらいだったパパにとってソ連とかロシアっていうのは、とても暗いイメージだった。なぜかといえば、家にあった「リーダーズ・ダイジェスト」という本で、ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソビッチの1日」だったか「収容所列島」だったかのあらすじを読んだから。なぜ家にリーダーズ・ダイジェストがあったのか、いま考えたらよくわからない。たぶん死んだ西宮のおじいちゃん(父のこと)は母子家庭で育ったので、父親として思春期の息子にどう接していいのかわからないので、息子が読みそうな本を目のつくところに置いたのかもしれず、それをきっかけに何か話したかったのかもしれない。 月子はこういいました。ロシアに行ってみたいなあ。