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餅。シーザーサラダ。野菜ペンネ。フライドポテト。

金曜日。午前7時前後に起き、日本から持ち込んだ南米豆ブレンド、エスファハンで買ったインド豆とフレンチローストの3種類のコーヒーをつくり、アイスコーヒーにしました。朝ご飯はバルバリとチーズとフレンチローストのコーヒー。残りのコーヒーはフレーバーごとに1.5リットルのペットボトルに詰めました。内儀がつくってくれたシャケおにぎりと味噌おにぎりをカバンに入れ、冷凍庫で凍らせていうたチューペットも保冷バッグにいれ、重くなった荷物をもって家族4人で10時20分に出発。

テヘラン日本人学校主催のチェナール祭りです。

我が輩たちはPTA幹事なのであれこれ仕事があります。花子は生徒で机移動など仕事があり、月子もゲーム担当になっています。
歩いてアフリカ通りに出て、日陰をえらびながら坂道を何ブロックか登り、スーパーマーケットで紙コップと水とジュースと塩ヨーグルトドリンクを買いました。タクシーに乗り日本人学校へ。
早くから来てくれている人々にアイスコーヒーとクッキーを出し、お昼までに餅つき準備などできることを終え、機材にへばりついた餅の切れ端など試食し、涼しい教室でおにぎり弁当。 午後2時半の開場までにペルシア語アナウンス担当のサーベル先生とリハーサルを終え、定刻どおり開場。我が輩は日本語の司会担当ですが、NHKふるさとの歌祭りの宮田輝さんも降臨せず、トニー谷も降臨せず、関西弁の浜村淳も降臨しなかったので、ふつうに司会をやりました。そのせいかその1日で半年分くらいのまじめさを使い切ってしまったような気分になりました。
午後6時に無事閉会し、6時45分にざっと片付けを終え、解散。

我が輩たちは徒歩でバリ・アスール大通りまで出てバスにのり、坂道を駆け上がってメラット公園駅で降り、そこのモールのレストラン「コローブ」で夕食。シーザーサラダ、フライドポテト、娘たちはハンバーガーをシェア、我が輩と内儀は野菜ペンネをシェアしました。ドリンクは 塩ヨーグルトドリンク、レモンスカッシュ、搾りたてオレンジジュースなど。

その時だったかその前だったか忘れましたが、内儀がこんなことを言いました。
「エスファハンのコーヒー屋、ゲイだと思わない?」
「そうかもしれないな。ゲーハーだったし。」と、我が輩。
「おしゃべりなところと、フィリピン人が猿の脳みそを食べるのが許せなかったから店をたたんでイランに帰ってきた、っていうところ。その神経質さ。ゲイっぽくない?」と、内儀。
「なるほど。中華系フィリピン人の彼氏とデートしたら、彼氏が生きた猿の脳みそを注文したので、百年の恋もいっぺんに醒めたと。きっとそうだな。そういうことにしておこう。」と、我が輩。
「ところでこんど、コーヒー豆が切れるまえにエスファハンに豆を買いに行かないか?そのゲイの店に。バスで行ったら安上がりだし。」 との我が輩のオファーに内儀は、
「うん、そうしよう。イランじゃゲイは死刑だから、殺される前に。」
こういうときの内儀と我が輩は、日本、ニューヨーク、マレーシア、インドネシア・・・いろんなところに住んでいろんなゲイの人々と知り合った経験を分かち合う、いわば夫婦漫才師みたいな関係になります。そんな二人の会話をふつうに聞いている月子と花子でした。

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