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エスファハン第2日め その3 三十三桁橋でステーキサンドイッチ。奈良県イラン人に出会う。

じゅうたん屋の手引きでモスク見学を終え、そとはすっかり夕暮れ。家族連れでいっぱいの人だかりです。我々は芝生でひとやすみ。
それから歩いて三十三桁(シーオーセー)橋方面へ。アーチが33あるので33桁橋と呼ぶそうです。日本にも三十三間堂ってあるよね。
橋の手前、エスファハンでいちばん有名なシャヘラザードというレストランの斜め前のステーキサンドイッチ屋でテイクアウト。ここのステーキは、縦にくるくる回る軸に屑肉をペタペタ貼り付け、外からオーブンでじりじり焼いたのを鉄板で野菜といっしょに炒めかきまぜたものです。蛮地バグダッドで学んだのは、羊肉が新鮮なうちはティッカ(角切り肉の串刺し焼)、2日めでヤバくなったらケバーブ(金属製ヘラにミンチをのせて焼いたやつ)、3日め以降いよいよ腐りかけてきたら縦軸円錐型貼り付け焼、ということでした。しかしイランでは縦軸貼り付け店であっても腐りかけの屑肉を食わされるわけではなく、安心できそうです。やっぱり文明国は違うねー。
 あつあつのステーキサンドイッチと冷え冷えのモルトドリンクをコンビニ袋にぶらさげ一路川岸へ。堤防にすわって夜景をながめつつサンドイッチをもりもり食います。川風が涼しく、とても気持ちのいい夜です。
 そこで偶然、奈良県に住んでいるというイラン人のおっさんに会いました。正倉院の絵柄のじゅうたんを作って商っているというサイード・メヘラリさん。奈良県では有名なイラン人、と本人談。世界は広いのに世間は狭いよね。ステーキを食べ、記念撮影をして、一行は歩きはじめました。みきさんの滞在ホテルの近所まで彼女を送り、我々はホテルに戻りました。

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