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2月, 2023の投稿を表示しています

松川の小木曽製粉でもりそば

土曜日。午前10時過ぎに内儀を誘って北の方にドライブ。住んでいる富士見のあたりは快晴で雪もおおかた溶けました。北アルプスはさぞかし綺麗やろと思い、ドライブを企画した次第。 諏訪湖までは快晴。塩嶺トンネルを抜けると、岐阜との国境の山々は雪雲が濃厚です。あれれれ。松本方面は、雲でよく見えない。 長野道をなおも北進し、安曇野IC。このへんは晴れ。雲がかかっていたのは、山形村の山のあたりだけだったようです。大町市の手前でちょうどお昼になり、小木曽製粉でもりそば。 この店のそばはいつ食べても旨い。上田の店のも同じように旨い。小木曽製粉は塩尻の広丘野村にある店で製粉製麺し、各店に届けている。どこで食べても同じはずなのに、松川と上田の店のは他店に比べて全然うまい。何が違うのかな? そばと野沢菜漬け天ぷらを食べて出発。大町市の街外れの抜け道を通り、デブ専エロ本コーナーの充実したローソンを過ぎれば木崎湖。木崎湖を通りすぎれば青木湖。 青木湖のあたりで雪がちらつきはじめ、白馬村に入ったら完全に真冬。道路脇には除雪された雪が壁になっています。道の駅に立ち寄ると、クルマを出ただけでめっちゃ寒い。 本日選んだ温泉は、みみずくの湯。白馬駅からスキー宿街を結ぶ主要道路をちょっと外れたところにあります。鉱泉湯は無臭で透明。湯温は42度くらい。眺望はとても良くて、逆に露天風呂が周囲のホテルからまる見えやと思われます。 これで混んでいなければ悪くないんだけど、スキー客と彼ら彼女らの持ち込んだ荷物がたんとある。次回は別のところに行こう。他の温泉の立地を確かめるため白馬村をうろうろしました。どこに行っても県外ナンバーの車でいっぱい。ま、観光地やからね。 愛想のない酒屋で飯田の喜久水酒造の信州白峯という蕎麦焼酎を見つけました。4合瓶で1000円ちょっとなので、ぜんぜん高くない。 真冬の白馬村を後にして、雪景色の青木湖のはたを通過し、木崎湖まで来たら春。諏訪に戻ったらめっちゃ快晴のまんま。要するに、青木湖までは新潟の気候圏なんや。家から片道たったの120kmくらいやねんけど。 夕方になるのを待って喜久水酒造の蕎麦焼酎を味見したら、うん、なかなかいい。「7大会連続全国優勝」と銘打って、値段がちょっと高めのやつよりよっぽどいい。

上田のプチラパンでナポリタン

 木曜日は日本皇帝誕生日。宮におかれては盆栽を囲んで奥方とまったり談笑されたとのこと。似たような年齢の我が輩は、夫婦円満は同様なれど、まるで仕事に行くような時間に起き、仕事に行くような時間に納豆と味噌汁とご飯と漬物の朝ごはんを食べ、あたかも仕事に行くかのような時間に内儀と円満にお出かけしたのでありました。そうでもしないとBBAx2が「どこ行くの?いつ帰るの?晩御飯の食材はどうするの?」と煩い。 岡谷まで中央道〜長野道とスムーズに進み、岡谷からひさびさの和田くん峠越え。ひさびさに長和町の道の駅に立ち寄り、マルコ地域を通り抜け、ツルヤでクロワッサンを買って月子宅。カフェオレとクロワッサンという、まるでパリジャン・パリジェンヌみたいなブランチのあと、昼前に別所温泉。山手の高台に散在する心霊スポットをひと巡り。常楽寺というところで、霊感の強い月子はあまりの負圧に頭痛とめまいを発症。内儀と月子を下に残し、我が輩は黄泉の国に足を踏み入れました。学徒出陣で玉砕した上田繊維専門学校(のちの信州大学繊維学部)15柱のさまよう霊を両肩に載せたまま我が輩は生還。坂道をくだって大湯という公衆浴場(ひとり200円!)でゆったり硫黄泉に浸かり、慰霊。ついでに飲用温泉も規定通り100ccほど飲み、糖尿病と高脂血症を防止。 霊はともかく、自分が甚だ硫黄臭い。 上田に戻ったら午後3時近く。こんな中途半端な時間に空いてる店あるのかね?あったあった、月子の近所のプチラパン。ここで我が輩は、こんなんが食べたかったんやんけ極太強腰ナポリタン。ダブル大盛りで頼んで大正解。内儀はバジルライスのオムライス。月子はチキンライスのオムライス。 店のオーナーシェフによると、こんな中途半端な時間に空いてる店あるのかね?という客が「それが、けっこう来るんだよ。」話し方は深夜食堂をほがらかにした感じ。松本駅近くのミート&ワインという店をやっているのがホテル修行時代の後輩とのことで、もし行ったら「酒一杯タダで飲ませてくれるから。俺がそう言ったって言ったらいいから」とのこと。おもろい。

はなこからちぉこれーと

 

福家源で炸醤麺

日曜日は報恩講でおかんをのせて蓮永寺。帰路、富士見の福家源。おかんは野菜ラーメン。我輩は炸醤麺を頼んでみたら、通った。メニューに「できます」「できません」という注釈が付け足してあって、それは前に来た時にはなかった新基軸。そして炸醤麺に「できません」表示がなかったので、頼んでみたら通った、という次第。旨かった。腹いっぱい。

いいちこのハクション大魔王

ちかごろ焼酎を飲んでいる我輩。ハクション大魔王みたいな瓶のいいちこを見つけて衝動買いしたのが、たっちゃんが来る前のこと。それから改めて飲んでみると、めっちゃうまいやん。

坂城町の湯さん館でナポリタン

 ナポリタンを注文したのは月子。我輩は普通のざるそば490円を注文した。ざるそばはコシがあって美味かった。つゆもほんのりと甘みがあって、関西出身の我輩には懐かしかった。しかるに、月子にちょっと試食させてもらったナポリタンは別格であった。 もちろんスパゲティではなく、ナポリうどんである。しかし坂城町のうどんは細身でコシが強く、なみのスパゲティなどかなわない。味は正統派のナポリタン。さらに、スーパーボリューム。こんどここにきた時は、迷わずナポリタンを頼もう。 ちなみに内儀が頼んだのは肉うどん。それも結構うまかった。 この湯さん館。坂城町の第三セクターの経営。中途半端に観光客など意識せず、(おそらく観光客はほとんど隣の千曲市の戸倉上山田温泉に行くのだろう)まっすぐに町民の需要に向き合っている。その潔さが濃厚で、とても好ましい。中途半端にスキー客を意識しているわが富士見町にも見習ってほしいものである。入浴料550円。 食堂は畳敷で、温泉のあと食事をしてそのまんま寝転がってしまう人もたくさんいる。このリラックスした感じがいい。 ところで、湯さん館で売っていたねずみ大根焼酎。ネットで調べてみたら、「大根おろしの味がする焼酎」だそうな。さすがに買わなかったけれど。 最後に。ここで買い求めた温泉まんじゅう。塩っぱくないこしあんがぎっしり詰まっていて、饅頭の皮もうまい。温泉まんじゅうに手を抜いていないところが素晴らしい。

そばとそば焼酎

金曜日の夜、松本で会社の食事会があったという月子が電車で帰省しました。土曜日の夜は兼ねてからの念願だったそばとそば焼酎の夕べ。内儀が野菜とキノコを天ぷらにしてくれました。 そばのお供になる天ぷらについて、地球という惑星は二分されます。一分はえび天ぷら派。アナザー一分はえび天ぷら不要派。我輩は後者で、海老の天ぷらがなんで特別扱いされるのかわからない。たしかに旨いけど、エリンギの天ぷらも美味いやん。我輩のおかんは前者で、えび天を無条件に崇拝している。 平家にあらずんば人にあらず。エビ天にあらずんは天ぷらにあらず。そういうのは我輩が生まれつき大嫌な考えかたである。しかしネオナチのウクライナ人じゃあるまいし、たかが天ぷらのことなので、それはそれで構わないし、折伏するのも面倒なので放っておいている。しかし時々困ったことになる。 こないだ西宮に帰った時など、ヨットハーバー近くの丸亀製麺で「エビ天食べたい」ゆうから、ひとつとったった。その時おかんは「もうひとつなんか食べたい」ゆいよった。 かねてからエビ天崇拝者にありがちなのは、カボチャとかナスとか舞茸とか蓮根とかかき揚げとか、それ単品でじゅうぶん美味しい天ぷらを、あたかもエビ天のサーバント、従者、付け合わせ、みたいに扱う。まるでネオナチのウクライナ人がドンバスの人々を「炭鉱堀りの下級市民」として扱うみたいに。我輩はそれが気にいらない。エビ天が王者ゆうんやったらエビ天ダブルでいかんかい!どや!そんな思いが蓄積していた我輩はおかんにこう言った。 「もうひとつエビ天食べたいんとちゃうん?」おかんは不意をつかれたのか、「そ、そやな。」という表情をしよった。結局、エビ天ダブルにしたった。ほんで結局、エビ天は一つで腹いっぱいになったおかん。もうひとつのエビ天はわいに回ってきた。わいはその時、「俺たちの豚汁うどん」にニラバターを追加して、はらいっぱいやったんや。しゃけどもったいないから食べたった。 閑話休題。内儀のきのこと野菜の天ぷらはとても美味かった。けれど肝心のそばが思いきり普通だったので、そば焼酎「峠」の濃厚なそば香でざるそばを補填するようなあんばいになった夕べでありました。ま、けっきょく美味かったんだな。

灯台もと暗し

茅野のマルボクでもタカぎでも売っていなかった蕎麦焼酎「峠」。いろいろ調べていると、どうやら蕎麦屋に出しているようだ。どおりで八ヶ岳を越え、さらに塩嶺峠を越えた山形村の蕎麦屋のカウンターにあったわけだ。さらにさらに調べると、中村酒店というところが通販で売っている。「どこの酒屋かいな?」と追っかけてみると、なんと下諏訪町。地図をみると、我輩が月金で通勤している武藤工業諏訪工場から歩いて5分くらい。週日なら朝夕通る教職員住宅の角を曲がって突き当たりをカクカク曲がったら、すぐそこやないか。 https://goo.gl/maps/LNTWPSu2jeVDFtFK7 というところで、ヨドバシドットコムから「峠」25度1升瓶x2が届いた。 https://www.yodobashi.com/product/100000001004187892/ これを飲んでしまったら、中村酒店に行こう。 帰りの電車をいっぽん遅らせて。