「雨の日と月曜日はまじファッキング・ダウンだよな」とカレン・カーペンターが歌ってヒットしたのが1971年。 それ以来50年間、我々の世代にとって雨の日と月曜日は拒食症で死んでしまったカレンの呪縛を受けてきた。いつもより遅い電車で帰宅した我が輩が内儀にそんな話をしていたところ、「月曜日だからたっちゃんにもらった瓶ワインを開けよう!」ということになって、ごくマシなチェダーチーズとアーモンドでナパ谷の赤ワイン。これがなかなか複雑な味で美味く、ハービー・ハンコックはどう言うか知らないけれど、カリフォルニアも、雨の日と月曜日もワインがあれば悪くないという結論になりましたとさ。 ちなみに背景の「綾」というのは全然気にしないでください。