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御幣餅

連休最終日。オカンをデイサービスに送り出し、朝からアルト君のタイヤ交換とか、タイヤラックの組み立て。昼前に内儀とお出かけ。まず山で久しぶりの水汲み。つぎに原村の閣下宅にゆずリカーとそば100%八つ橋の皮をお届け。御柱街道をくだって茅野。小腹が空いたので小木曽製粉でそばとキツネ揚げと筍の天ぷら。筍がことのほかうまかったので、月花が帰ってきたら筍ご飯を作ろうということに決定。それからツルヤで買い物。 帰宅して大いに疲れたので昼寝。ピンポンと音がしたのでドアを開けるとエイト。「昨日はありがとうございました。また遊びに来ていい?」「おお、エイト。いつでも来な。」「いま遊ぼうよ。」「これから温泉いくんだ。またな。」 それから内儀と塩沢温泉。すっかりリラックスして、肌がつるつるになって帰宅。庭に黒ビールとチーズを持ち出し、外で乾杯。気分がよくなって、庭の山椒の葉っぱを採取。そのうちオカンが帰ってきたので、オカンも乾杯。部屋に戻ってぐーぐー寝てしまったオカンでした。内儀は山椒を洗ってすり鉢ですりつぶし、御幣餅の味噌の味を調整してくれました。我輩は残りご飯に餅粉を少々混ぜて加熱し、捏ねて御幣つくり。それに山椒味噌をつけてオーブンで焼くと、香ばしい匂いが立ってきます。 前日の残りのシュウマイとか、エリンギたまご丼とか、いろいろアイデアは出たけれど、結局ばんごはんはその御幣餅。酔っ払いのおかんも、おいしいおいしいと食べました。

揚げ春巻き。サーモンのせサラダ。お葉炒飯。じゅんこ焼売。なすと厚揚げの辛甘味噌炒め。

連休2日めは日曜日。朝から大きな洗濯物を乾かしにふわふわに行った日。内儀はじゅんことフミちゃんの樹木の選定に行きました。夕刻、ジョアンさんと息子のエイト君が来訪。ジョアンさんはじゅんこの勤める会社に最近入ってきた人で、うちの裏のブロックの角に住んでいます。エイト君は8歳。元気でやんちゃで礼儀正しいガキんちょです。 エイト君を見ていて、自分が少年だった頃のことを思い出しました。晩ご飯が終わってから、オカンが「今津さんとこ一緒にいこか。」というのでついて行きます。今津さんというのはオカンが毎日せっせとやっている洋裁の内職の斡旋係で、今津久寿川町に住んでいました。 夜更けに今津さんところを訪問したオカンは、なにやら長々と喋っていました。おそらく10分とか15分の立ち話が、待たされている少年にとって永遠に長く感じました。なんでオカンらてこんな喋ることあんねやろ。 女性と一緒に暮らして娘ふたりができて、女性にとってコミュニケーションが大切というのが理解できるようになった今から振り返ると、息子を連れて内職の相談に行くというのは、クソ婆だった姑から一瞬でも離れて今津さんと話すのが、オカンにとって数少ない息抜きだったのでしょう。 エイト君を眺めていて、そんなことを思い出した夜でした。 どんな事情か知らないけれど、お父さんとは一緒に暮らしていないようです。送っていって別れ際、エイト君に「かあちゃん頼んだぞ!」と言いました。かあちゃん守ってやれよ。

ソバ粉100%の八つ橋

4月27日は連休初日。朝から大忙し。粗大ゴミ廃棄で茅野近郊のクリーンセンターまでドライブ。帰路、クリーンセンターの山裾にあるブッコフで岩波文庫をピックアップ。 「やし酒飲み」というナイジェリアの小説。 平地を走って業務スーパーで粉類と油類を調達。イーオンでスナックと昼メシ調達。純チョコレートの板チョコと油っぽくないイカリ豆はイーオンでしか売ってないんだな。高速道路で小淵沢。坂道を登ってチモトさんとこでコーヒー豆調達。チモトさんとこも商売繁盛のご様子。 別の坂道を下って信濃境。ワシらの土地でタラの芽摘み。すっかりタラとか野ばらの林になっていて、タラの芽に行きつくまでの枝払いが大変。手がプルプル痙攣するくらい。 富士見に戻って豆村コーヒー店でリノくんと会見。和菓子の本と、こないだ炊いた餡を差し上げました。麹発酵マシーンを買い付けて、6月にスイスに戻るそうです。「プロジェクトがうまく行ったら、スイスに招待するよ。」「それまでに円高になってくれたらいいけどね。」「麹マシーンを買うまでは円安がいいな。」 和菓子の季節ごと月ごとの写真を眺めて、その美しさに「クレージーだ!」と感嘆するリノくんでした。 午後遅く、タラの芽をもって原村の豪邸に清水閣下のご機嫌伺い。有機雑穀茶と松本の開運堂の老松でもてなしてくれました。松本の開運堂で、閣下は最初に足を踏み入れたとき、値段を見て、速攻で回れ右して店を出てしまったそうです。豪邸にお住まいなのに、庶民的であらせられる閣下である。 清水閣下におかれては、我々に蕎麦粉をたーんと下賜されました。我輩が先般献上したゆずウォッカがことのほかお気に召したこと、そしてそれがもう瓶に半分しかないと大奥がおっしゃるので、ウォッカよりさらに旨いゆずリカーを届けに上がることを約束しました。 わらしべ長者。ただで手に入れたタラの芽が、山にあがってソバ粉に変身。さて、この有機ソバ粉をどうしたものか。 とりあえず、連休2日めの朝、パンの朝食を終えてから、1/3量のきび砂糖とあわせて加熱し、延ばしました。四角に切って餡を挟むと、いい感じになりました。ソバ粉特有のパサ感が残るので、バターで焦がしてみたりしました。 「二八くらいで餅粉とあわせたらいいかも。」と内儀。「もっと薄く延ばして、うえにいろいろ載せて巻いて食べるのもいいね。トルティーヤみたいに。」 バターで焦がした皮

お好み焼き

日曜日。11時過ぎに塩沢温泉。ここの硫黄臭い鉱泉水が肌にとてもよろしい。帰宅してお昼はサンドイッチとコーヒー。午後2時に富士見駅の近くの豆村コーヒーでリノくんとお茶。リノくんはドイツ語系のスイス人で、前に塩沢温泉に行ったとき知り合いました。スイスで味噌蔵を作るために調査をしているそうです。彼のほうが富士見の店をよく知っています。 帰宅して夕食はお好み焼き。

蕎麦。フキノトウの天ぷら。とろろまぐろ。

ひさしぶりの土曜日。今週は長かったなあ。あんまりやる気も出なかったし。くしゃみが出たから、風邪だったのかもしれません。 月曜日でふみちゃんの49日になります。7x7=49日。内儀は朝から掃除。換気扇や冷蔵庫もきれいにしています。ちょっと元気になったんだな。 我輩は読書。中国生業図譜という本。中国関連のサブカル本です。油というのは植物由来、脂というのは牛や羊由来、膏というのは豚由来だそうです。もともと。うん。そんな知識を得て、どないすんねん。 夕方、おかんがデイサービスから帰ってきました。担当の人によると、デイサービスでお茶を飲んでひどくむせたとのこと。誤嚥とかで死んでほしくないなあ。 我輩の祖母、オヤジのオカンの死因は誤嚥と書かれていました。特別養護老人ホームで。 マツキヨでとろみ材を買ってくるかな。 夕食は蕎麦。フキノトウの天ぷら。とろろまぐろ。美味しかった。ふきのとうの苦味がうれしい。おかんも「おいしい。ご馳走やな。」と言いながらいっぱい食べました。 ゆっくり食べや。食べながら喋らんようにしいや。またむせるで。

巻き寿司。餃子。ピッツア。ブラディー・メアリーもどき。

ようやく金曜日。帰りの電車でウィリー・ネルソンのブラディー・メアリー・モーニングを聴いていたら、ブラディー・メアリーが飲みたくなった。トマトジュースにウォッカを入れたやつ。 駅まで内儀が迎えに来てくれたので、その足で農協市場。巻き寿司やら餃子やらピッツアやらトマトジュースを買って帰宅。海苔巻きをつまみながらブラディーメアリーもどき。 もどきというのは何かというと、生粋のウォッカを使わなかったから。いま飲んでいるのは、柚子焼酎に中国の白酒をブレンドしたやつ。蜘蛛の巣カビ由来の独特の風味がある。それをトマトジュースで割ったもんで、なんだか液体のバジルトマトスパゲティーソースを飲んでいるような気になる。 それはすぐになれるのでいいんだけど、トマトジュースは腹が膨れるね。