連休2日めは日曜日。朝から大きな洗濯物を乾かしにふわふわに行った日。内儀はじゅんことフミちゃんの樹木の選定に行きました。夕刻、ジョアンさんと息子のエイト君が来訪。ジョアンさんはじゅんこの勤める会社に最近入ってきた人で、うちの裏のブロックの角に住んでいます。エイト君は8歳。元気でやんちゃで礼儀正しいガキんちょです。
エイト君を見ていて、自分が少年だった頃のことを思い出しました。晩ご飯が終わってから、オカンが「今津さんとこ一緒にいこか。」というのでついて行きます。今津さんというのはオカンが毎日せっせとやっている洋裁の内職の斡旋係で、今津久寿川町に住んでいました。
夜更けに今津さんところを訪問したオカンは、なにやら長々と喋っていました。おそらく10分とか15分の立ち話が、待たされている少年にとって永遠に長く感じました。なんでオカンらてこんな喋ることあんねやろ。
女性と一緒に暮らして娘ふたりができて、女性にとってコミュニケーションが大切というのが理解できるようになった今から振り返ると、息子を連れて内職の相談に行くというのは、クソ婆だった姑から一瞬でも離れて今津さんと話すのが、オカンにとって数少ない息抜きだったのでしょう。
エイト君を眺めていて、そんなことを思い出した夜でした。
どんな事情か知らないけれど、お父さんとは一緒に暮らしていないようです。送っていって別れ際、エイト君に「かあちゃん頼んだぞ!」と言いました。かあちゃん守ってやれよ。
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