金曜日。朝はパン、チーズ、コーヒー、目玉焼き。昼前に水の買い出しなど。お昼はチリビーン。午後は村上春樹の「雨天炎天」で大笑い。さらに「風の歌を聴け」読了。 「雨天炎天」では、トルコの辺境のクルードの街によっぽどむかついたんだろうなあ。村上春樹は我が輩より約10 歳年上、いわゆる段階の世代の人なのだが、段階の世代のリベラルな側面を体現している人だと思う。団塊の世代といっしょに仕事をすることが多い我が輩として、彼らが村上春樹みたなリベラルな側面を持っているということがとても面白い。 「風の歌を聴け」が出版されたのは197年。我が輩は大学3年生で、その頃に「風の歌を聴け」を読んでいたらどう感じたのかな。あるいは読んだのかもしれない。「パン屋最終撃」は読んだことを憶えているのだから。「風の歌を聴け」は、出版された1979年から9年遡った1970年が舞台だから、若い人たちにとってはミシマと同じくらいの古典なのかもしれない。 晩御飯は焼きシャケと大根の梅干し和え。しみじみうまい。