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1月, 2024の投稿を表示しています

ねぎそば。盛岡じゃじゃ麺。盛岡ユッケチゲ麺。

朝は典型的日本の朝ごはん。前夜の残りの煮物。納豆。きのこの味噌汁。 午前9時半ごろ、単独で徒歩で出発。富士見駅から岡谷、乗り換えて辰野、乗り換えて塩尻。ここまでは要するに、1982年に塩嶺トンネルができる以前の中央本線をたどる旅です。塩尻で改札を出て駅そば。ねぎそば。改札を入って、電車で富士見12時59分着という計画です。 快晴。めっちゃ計画どおりで、ぶじ帰着。いろいろ発見がありました。一番見たかったのは、旧中央本線(旧といっても現役やけど)の塩尻駅から善知鳥(うとう)トンネルに至るまで、ずいぶん大きく迂回するルート。なぜそうなのか。 現場を見て腑に落ちました。線路はずいぶん高い土手を走ります。標高720メートルくらいの塩尻駅から、標高822メートルの善知鳥トンネルまで、約100メートルの標高差をかせぐために距離を長くしたんだな。善知鳥トンネルの開通は1906年なので、蒸気機関車の時代。 帰宅してコーヒー。それからコーヒー豆を調達するため千本さんの店。たくさん自動車が止まっていました。大繁盛。ペンション村から坂道を下って信濃境。池生トンネルの小淵沢側を見に行きました。諏訪をうろうろして洗車し、灯油をかって帰宅したら午後5時。あーよく遊んだ。 夕食はみかちんのくれた盛岡じゃじゃ麺と盛岡ユッケチゲ麺。めっちゃ汗が出ました。ユッケチゲのほうは食べるのに忙しくて写真を失念しました。

黒豆コロッケとわさびコロッケ。そばと山賊焼。

 1月27日は土曜日。おばーちゃんx2をデイサービスに送り、ふたりでコーヒー。温泉キットとカメラなど持って出発。行き先は、あの山(北アルプス)のふもとまで! 長野道で安曇野IC。梓川にそって走ると、畑が雪をかぶってない。安曇野はまるで、春の景色です。松川村の道の駅の食堂で、黒豆コロッケとわさびコロッケを調達。揚げたてのあつあつをもぐもぐ食べ、ポットのおいしいコーヒーをすすり、また出発。大町までくると、道路側に雪がめだつようになりました。街はずれに来ると真冬。 めざすは葛温泉のかじかという宿。ここで日帰り温泉を楽しみ、そばでも食って帰ろうというプランです。大町ダムなどで写真を撮り、温泉に着いたら午後1時すぎ。食堂は1時までやん。惜しかった。「と言っても、冷たいお蕎麦くらいしか出せないんですけど。」と申し訳なさそうなご主人。日帰り温泉は受付が3時までなので、余裕。 ここの温泉はすごくいい。温泉クラブ会長の内儀がそう言ってます。構成はシンプルな、内湯と外湯。内湯は40度くらいでぬるめ。子供づれとか、寝湯をしたい人向きです。外湯は湯の噴出口近くでおそらく43度くらい。熱めです。流出口のあたりで42度くらい。 水風呂はないものの、外湯のヘリに全裸で腰掛けると、外は雪景色。水風呂がいらないくらいの爽やかさです。体を冷やしてまた温泉。これを4回くらい繰り返しました。 お湯から出ると、自分らが硫黄臭いのに気づきます。温泉に入ってるときはほとんどわからなかったのに。内儀は顔がつるつる。 帰路、松川町の手前の小木曽製粉で蕎麦と山賊焼。小木曽製粉のそばはハズレがないけれど、ここのそばは特に旨いような気がする。水が違うのかな。 帰りの高速道路で内儀はぐーぐー寝ていました。リラックスしたんだな。

コーヒーチョコ玉

長野県諏訪郡富士見町 JR富士見駅前すずらん商店街の和菓子屋 井筒屋さんで購入。 内儀は会社で、親切なマクロを作ってくれたりする若い衆に「これ」とか言ってがさっとあげたりするという。ブラックサンダーもいいし、抹茶キットカットもいいけれど、このコーヒーチョコ玉はレア感があって、しかも美味しい。 いっとき井筒屋さんで品切れの時期があった。「どこで作っとんやろ?」とパッケージを見ると、兵庫県尼崎市東本町とな。西宮の実家からクルマで数分の距離やん。なんちゅうこっちゃ。 しかるに、工場直売サイトにはこのコーヒーチョコ玉がない。うーむ。長い付き合いのお菓子屋さん・卸問屋をだいじにする商売。ええやないの。 10日ほど待つと、井筒屋さんの店に登場しました。これで安心。

パン屋カフェで朝食

 日曜日。前夜以来の雪が雨に変わりました。朝7時半ごろ、おばーちゃんx2を連れ出して坂道を駆け登り、パン屋カフェで朝食。朝食後、坂道をさらに駆け登り、原村あたりで道路状況の様子見。標高1300メートルくらいになると、さすがに凍結してます。 ゆっくりと坂道を降りて、立場川大橋を越え信濃境方面へ。信濃境駅のあたりは地形がダイナミック。尾根から尾根に、トンネルを掘り、橋をつくって線路を敷いた国鉄の土木技術者たちに尊敬の念が湧いてきます。いやほんま。 信濃境駅のあたりから国道20号線まで、車で走っていても凍結路あり、落石あり。小さな流れなのに水量がめちゃ多かったり、発見がいっぱいありました。 一旦帰宅。11時前に内儀とふたりで塩沢温泉。ゆったり湯に浸かって帰宅。お昼は煮物+鍋で作った雑炊。お昼のあとも雨がやみません。我輩はスコッチとソーダ水を交互に啜りながら、フランス映画。肉屋がヴィーガンを殺してハムにしてしまうという喜劇です。 映画をひと休みして窓の外を見ると、空が明るくなって、一部が晴れています。しまった。酒を飲んでしまった。車で出かけるわけに行かない。でも電車があるじゃないか。カメラを持って駅まで歩き、午後2時14分の電車に乗って下諏訪。踏切の写真を撮るためです。 事前にマップで調べていたときはたいした距離じゃないと思っていたのに、歩いたら25分くらいかかりました。ああしんど。近所に魅力的な橋と、もうひとつの踏切を見つけ、そこで遊んでいた鉄オタの親子と仲良くなり、さらに別の踏切を撮影しました。2時間くらい歩いてヘトヘト。午後4時34分の電車で帰宅しました。

ラクサ

土曜日。朝から雪が降りはじめたので、急いで買い物。茅野は裏道まで渋滞。我々は裏道のさらに裏道を行き、混雑したツルヤであれこれ調達。ブッコフで寺島儀蔵さんの「続・長い旅の記録」を受け取って帰宅。 ツルヤで手に入れたマレーシアのラクサのもとでヌードルを作成。入れたのはネギの青い部分、鶏肉、薄揚げなど。本来の味が辛いだけに傾いていたので、味噌とかナンプラーを入れて調整。ヌードルは上田の中華物産店で手に入れておいた中国東北の極太春雨。「15分煮ろ」と書いてあるので15分煮ました。柔らかくなっても噛みきれない。素晴らしい。 最後にフライドオニオンを散らしたら、我々の記憶のラクサに近づきました。 読書などして土曜日の午後を楽しみ、夕食は焼き餃子。

イポーニェツによるウォッカ飲み比べ グルジア対フィンランド

このところもっぱら、柚子ウォッカのソーダ割りを飲んでいる我輩である。在庫がまだ8リットル以上ある。余裕である。しかも贈答用(おもにまつりのオヤジのため)に、甲類焼酎に柚子皮を投入した在庫が4リットル。超余裕である。 年末、茅野の貧乏神社の近所にあるマルボク酒店に行った。日本酒の小瓶を買うだけでは気づつないので、ウォッカ棚を見たらエリストフがあった。グルジア(いまではなぜかジョージアと呼ばれている)出身のおっちゃんがアメリカに移民して、祖先伝来のレシピで作ったというウォッカである。それがフィンランディアとおんなじ値段で売られていたので、フィンランディアとエリストフを両方買った。仏壇にそなえておいたのを、波瀾万丈の2024年があけたので飲み比べ。 フィンランディアとの飲み比べである。条件はストレート。チェイサーは富士見の水道水。 結果発表。フィンランディアよりスムーズである。 ということはいままで飲んだウォッカの中でいちばんスムーズである。 以上。 ・・・・。 ・・・・。 御託を並べると、糖蜜を使ったスカイイみたいなのをスムーズと勘違いしとるのがちょいちょいおる。糖蜜のテイストはスムーズではない。ねっとりである。 糖蜜系のねっとりと、本来のスムーズさを見分けるには、いろんな夜を経験する必要がある。 いろんなよっぱらいの夜を。

紅しょうが天ぷら。長芋スライス焼き。温そば。

14日は日曜日。午前中はオカンのお供で蓮永寺の報恩講。高速道路から雪の富士山がくっきり見えておかんは超ご機嫌。午後1時すぎに帰宅。お昼はパンとカフェラテ。お昼のあと、我輩はエブリィ君で単独出発。目的地は塩尻の小野という町。町はずれに蔵造(ぞうぞう)川水道橋という土木遺産があって、その近所に善知鳥(うとう)トンネルの出口(入口)があります。それを見たい。水道橋のほうが有名だけど、我輩のメインはトンネルであります。 下諏訪でこの数年はたらいていて、内儀のお弁当を食べてから屋上階で窓の外を眺めながら歯を磨く。その窓から諏訪湖と、長野道の岡谷高架橋が見えます。その下できらりと光るものがある。 毎日おんなじような時刻にきらりと光る。目を凝らすと、どうやら電車らしい。どうりでおんなじ時刻に光るわけだ。Googleマップで見ると、塩嶺トンネルを出た電車がほぼ90度曲がって岡谷駅に向かう。その角度できらりと光るらしい。 うーむ、塩嶺トンネルの出入り口を見たい。これがきっかけでした。一方の入口(出口)を見たら、もう一方も見てみたい。塩嶺トンネルの近所に善知鳥トンネルというのもあるらしい。 冬の日は短いので、光が惜しい。高速道路を岡谷で降りて、勝弦峠をこえて小野に着いたら午後2時半ごろ。国道を外れて雪の農道をごとごと行くと、ぞうぞう川水道橋の駐車場。鹿のか犬のか、四つ足動物の足跡が雪についています。念のため熊鈴をつけて雪道を100メートルくらい歩くと水道橋。さらに脇道を行くと善知鳥トンネル。 その近所に魅力的な踏切がいくつかあったので探訪。最近わかってきたのは、自分がどうやら鉄道のトンネル(の出入り口)と踏切が好きらしい。自動車のトンネルより鉄道のほうがいい。 ガソリンを入れたり、段ボールを捨てたり、あれこれ用事を済ませつつ帰宅したら5時半。夕食は内儀の紅しょうが天ぷら。我輩は長芋スライス焼きを作り、温かいそばといただきました。いい1日でした。

インドカレー

1月8日は月曜日で祝日。おばーちゃんx2をデイサービスに送り出し、「ほっ。」夫婦で松本の浅間温泉の琵琶の湯・・・と思ったら、駐車場から満杯。朝10時半に着いたのに。混んだ場所に耐えられない我々。街に近い横田温泉に行ってみました。横田温泉は看板がでかいけれど、温泉としては2つしかない。うーむ、ちょっと違うね・・・と温泉クラブ会長。(内儀のこと)「扉温泉も魅力的だけど、ちょっと疲れてるからやめとこう。」 だもんでイーオンのフードコートでざるそば。その後、内儀はお買い物。我輩は未来屋書店で「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」を購入。カフェでお茶などしながら読書。 内儀と合流し、未来屋書店のそばのインドカレー屋フルバリで夕食調達。 https://maps.app.goo.gl/a5mZV3VEeLnMjswz8 そのまんま高速道路で諏訪南に向かい、国道をひたすらくだって白州の塩沢温泉。ここは地味だけどいいなあ。あんまり混んでないし。富士見町民は25%くらい割引してくれるし。これからここを定番にしよう。

極太煮込み用ラーメンの味噌煮込み

1月7日は日曜日。朝は前日の残りの納豆汁にマレーシアのバンミーを継ぎ足してカレー風味の納豆汁ラーメン雑炊。コーヒー豆を買いましょうと思い立ち、10時半に出立。前日の暗渠の続き。富士見町商工会のかどで表出した流れは、いつも利用している西友の隣を通って、ときどき利用するカーウォッシュの隣を通って、住宅街から農地。ほぼ真っ直ぐ山のほうに向かいます。これは都合がいい。コーヒー豆を買いに行く方向やん。 高速道路を暗渠で潜り、さらに遡ると、流れはどんどん細くなって農業用水路みたいになります。こんなん源流探訪の意味あるんか。 コーヒー豆屋さんで、チモトさんがカプチーノを入れてくれました。とても美味しい。けれどチモトさんいわく、コンビニのカフェラテよりちょっとましなくらいなので、もっと美味しくしたい、と。これ以上の美味しいカプチーノを知らない我輩にはなんだかよくわからんが、プロにはプロのこだわりがあるのでしょう。 小淵沢のインターから高速で岡谷。岡谷高架橋をトンネル入口の上から撮影したり、電車の線路の塩嶺トンネル入り口まで行ったりして、めっちゃ楽しい。ついでに塩嶺峠を越えて、トンネルの反対側のみどり湖まで行って、そこのトンネル出口を撮影しました。どっちが入り口でどっちが出口かというのは相対的な問題ですが。ついでに近所にあるウトウトンネルの入り口も撮影。塩嶺トンネルができる前にメインの中央線だった線路のトンネルです。 さすがに疲れたので、うとう峠をくだった小野という集落から岡谷まで峠越え。なんだか見覚えのある道に出たな、と思ったら、塩嶺の峠道の途中にひょいと出ました。諏訪のイーオンで買い物をして帰宅。 晩飯は、諏訪のイーオンにくるまでアラビアータのスパゲティにしようと思っていた。イーオンに来ると、ここで調達できるもんでなんか作ろうと思い、味噌煮込みラーメンにしました。 ぶっとい糸蒟蒻と焼き豆腐と泥つきネギと煮込み用極太ラーメンを買いました。冷蔵庫にあった鶏肉、エリンギと合流させ、本来は五平餅に使う甘味噌を少し投入して炒め、湯を加えて八丁味噌で30分煮込みました。いっぽうで極太麺を取説どおり9分煮て水で洗い、ぶっといネギを刻んでおきました。 19時01分に富士見駅に特急あずさが着きました。うとう峠で舞いはじめた雪が、富士見でうっすら積もっています。味噌煮込みを温め、ネギと麺を投入し、く

えび味噌ラーメン

1月6日は土曜日。朝7時すぎの特急あずさで3人が出発。3人とは内儀、ふみちゃん、月子。茨城の旅です。我輩は駅のホームで見送って帰宅。納豆汁を作っておかんと朝食。おかんを温泉付きデイサービスに送り出し、映画など眺めながらうとうと。 せっかくの休みに居眠りじゃいかん!と一念発起。国道を歩いてくだりはじめました。こないだから顔面本(フェースブック)で「源流探訪」というシリーズを書いていて、第1巻は近所を流れる乙貝川。うちの近所から00号を始めたもんで、下流に行くとマイナス番号をふらんとあかん。 200メートルくらい下ると、別の流れと合流します。別の流れを遡っていくと、農地を横断してひょいと出た。なんだか見覚えがあると思ったら、駅からうちに向かういつもの道。なんじゃいな、3角形になっとったんやね。しげ野という蕎麦屋の隣を流れ、線路の崖の下で暗渠になっていて、どこに出るのかわからない。寒いから、今日はこれくらいにしといたろう。 お日さんの光が明るいうちに、踏切ネタで諏訪。顔面本で「踏切友の会」というのをやっていて、上諏訪から下諏訪にかけて気になる踏切がいくつかあります。踏切もさることながら、駅周辺にはまるで昭和の白馬堂薬局なんかがあって、魅力的です。手書きの看板で「オードムーゲあります」って、なんかの逆さ言葉かなと思いませんか。 本当は岡谷まで行くつもりだったけれど、タイムアウト。お日さんの光が少なくなりました。帰宅して夕食は買いおきのえび味噌ラーメン。

ラーメン餃子

1月4日。昼過ぎの特急しなので帰るはなこを送って塩尻。夜のうちに降った雪が原村や蓼科に残っていて絶景。 塩尻から今井めぐみの里。山芋をカートン買いして唐沢そば集落。OMGどこも開いてないやん。ま、仕方がなかろうと、波田方面に向かったらあっという間に波田駅。波田と唐沢ってこんなに近かったとは知らなんだ。波田駅にクルマを停めて踏切の写真を撮っていたら警報器が鳴りました。ええタイミングで松電の写真が撮れた。嬉しい。 松本のイーオンに行こうとしたらどこも激甚渋滞。諦めて山の道で塩嶺峠。あちこちのスーパーとか銀行に立ち寄って帰宅。夕食は札幌エビ味噌ラーメンと餃子。

とんかつ。またお好み焼き。

1月3日。朝ご飯のあと、我輩は源流探訪。といっても農協市場の裏をうろうろして写真撮影するだけ。お昼は内儀謹製のサンドイッチ。高級ハムを使っためっちゃ旨いやつ。午後、はなこのご希望で、甲斐国ドライブ。白州から小淵沢ループ橋を通ってぐいぐい登り、高根町。八ヶ岳高原大橋の写真を撮影して、さらに登って清里。清里駅は標高1276メートル。そのとき清里駅の近所の踏切の警報器がなりました。小海線は2時間に1本くらいしか電車がないので大いに走り、踏切で動画撮影。それで本日の精力を使い果たし、まったり運転して帰宅。 じゅんことつっきーが来るので、我輩はお好み焼きの準備。といっても長芋をすりおろすくらい。内儀は沖縄豚とんかつの準備。

減塩塩辛と御子鶴。こんにゃく田楽。

1月2日。午後、我輩は腹ごなしに近所で源流探訪。それから内儀と娘たち4人で白州の塩沢温泉。混んでた。なんで混んでたかというと、そもそも20人くらい客でいっぱいになるくらいの小さな温泉やから。ま、我々の「混んでる」という感覚が、街暮らししてた頃とずいぶん違うというのもある。 帰路、農協市場で減塩塩辛と御子鶴を調達。御子鶴なら多少飲んでも調子がいい、というのは小1時間の散歩をしたせいかもしれない。夕食はこんにゃく伝学とか焼きインゲンとか。 御子鶴というのは下諏訪の酒。通っている会社の近所。いちど破産したんだけど、福島県いわき市の運送会社の社長が救済して復活。だから住所は福島県いわき市になっている。けれど、作っているのは昔ながらの下諏訪の蔵。味は、このへんのどの蔵の酒より複雑で、我輩はいちばん好きです。

お好み焼き

2024年元旦の夕食はお好み焼き。作っているときにトージとむぎちゃん(兄貴の孫)からテレビ電話が入って大騒ぎ。トッピングはエリンギ。

原村の地酒ワイン

年末、清水閣下が下賜された原村ワイン。文書を読むと、とても丁寧に作られていて、「和食に合うワイン」づくりをめざしているとのこと。原村と富士見町がワイン特区になって間がない。特区とはいえ最低醸造量が設けられていて、収穫量が限られれば自家醸造は難しい。おそらくそんな背景で、このシーズンのワインは塩尻のワイナリー(たぶんアルプスワイン)で醸されたようです。 どっしりした偉大なワインかな?それとも酸味すっきりボージョレタイプかな?ストーリーもいっぱいついてくるし、そもそも聞いたこともない葡萄の種類がブレンドされてる。わくわく。 しかし値段がわからん。値段がわからんことには批評のしようがない。各位ご存知のように、価格はプッシュ型とプル型があります。原価、人件費、ワイナリーが存続するための利益なんかを加算したらプッシュ型。市場が決めるのがプル。プッシュで3800円!と決めても、市場の880円ワインと同等と判断されたら値下げせざるを得ない。ブライドテイスティングで値段を当てる、というのも批評のひとつの形であります。 地元近くで、こんなけストーリーがてんこ盛りついてきて、値段を当てるというのも失礼な話。なので今回は、みんなの一致した声を紹介します。 「ワインだけどジュースみたい!」 みね乃蔵の石楠花 こないだシャトレーゼで買ってきたワインもそうだったけど、ラインナップで一番重厚そうなものを選んでも、そこそこ軽かった。フランスでもそうらしいけど、いわゆる偉大なワイン、重厚なワインはさっぱり流行ってないみたいです。こってりフレンチとかブルーチーズみたいなのをつまみながら陳年どっしりワインを飲む、というライフスタイルが絶滅した、と。 石楠花も、そういう時代を反映したワインだと思います。

地酒飲み比べ

2024年は本醸造で揃えました。御湖鶴がユニークで素晴らしい。みなこの意見で一致しました。ダイヤ菊も岩波も辛口。どっちが辛口かは意見が分かれました。 本醸造というのは、発酵をコントロールするために醸造アルコールを添加します。大吟醸とか吟醸をありがたかる向きからは、そんなん邪道やとゆう人もいてます。蓋し、大吟醸とか吟醸になると、どのブランドも似たようなすっきりさになる。吟醸香の違いなんて、犬並みと娘たちから言われる我輩の嗅覚をもってしてもぶっちゃけわからん。 ブランドの個性がいちばん出るのが本醸造ちゃうかと考えた次第です。