14日は日曜日。午前中はオカンのお供で蓮永寺の報恩講。高速道路から雪の富士山がくっきり見えておかんは超ご機嫌。午後1時すぎに帰宅。お昼はパンとカフェラテ。お昼のあと、我輩はエブリィ君で単独出発。目的地は塩尻の小野という町。町はずれに蔵造(ぞうぞう)川水道橋という土木遺産があって、その近所に善知鳥(うとう)トンネルの出口(入口)があります。それを見たい。水道橋のほうが有名だけど、我輩のメインはトンネルであります。
下諏訪でこの数年はたらいていて、内儀のお弁当を食べてから屋上階で窓の外を眺めながら歯を磨く。その窓から諏訪湖と、長野道の岡谷高架橋が見えます。その下できらりと光るものがある。
毎日おんなじような時刻にきらりと光る。目を凝らすと、どうやら電車らしい。どうりでおんなじ時刻に光るわけだ。Googleマップで見ると、塩嶺トンネルを出た電車がほぼ90度曲がって岡谷駅に向かう。その角度できらりと光るらしい。
うーむ、塩嶺トンネルの出入り口を見たい。これがきっかけでした。一方の入口(出口)を見たら、もう一方も見てみたい。塩嶺トンネルの近所に善知鳥トンネルというのもあるらしい。
冬の日は短いので、光が惜しい。高速道路を岡谷で降りて、勝弦峠をこえて小野に着いたら午後2時半ごろ。国道を外れて雪の農道をごとごと行くと、ぞうぞう川水道橋の駐車場。鹿のか犬のか、四つ足動物の足跡が雪についています。念のため熊鈴をつけて雪道を100メートルくらい歩くと水道橋。さらに脇道を行くと善知鳥トンネル。
その近所に魅力的な踏切がいくつかあったので探訪。最近わかってきたのは、自分がどうやら鉄道のトンネル(の出入り口)と踏切が好きらしい。自動車のトンネルより鉄道のほうがいい。
ガソリンを入れたり、段ボールを捨てたり、あれこれ用事を済ませつつ帰宅したら5時半。夕食は内儀の紅しょうが天ぷら。我輩は長芋スライス焼きを作り、温かいそばといただきました。いい1日でした。
コメント