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ざるそば。紅生姜の天ぷら。

12月31日は大晦日。昼前に 八衞門踏切の写真を撮影に行き、おおいに疲れました。雨が降ってきたしね。お昼はみんなでタイのトムヤムシュリンプヌードル。冷蔵庫のそこに眠っていた中華麺を追加。それがなんとなく好評やったりして。 午後に原村の清水閣下の豪邸を表敬訪問。はなこのオリジナルカレンダーがことのほかお気に召したご様子。原村のワイナリーでできたというワインを下賜されました。楽しみだな。 夕食はざるそばと紅生姜の天ぷら。紅生姜の天ぷらは内儀の所望であります。富士見駅の駅そばに行くたびに売り切れている。そんなら自分で作ろうと、こないだ業務スーパーで大袋の紅生姜を買ってきた。内儀の工夫は、紅生姜と玉ねぎをブレンドすること。玉ねぎの甘みと紅生姜がコラボして絶妙です。熱々を急いで食べたので写真はありません。

岩波の36年もの粕取り焼酎

口当たりはあくまでスムーズでまろやか。ストレートでひと口飲んだ月子も花子も同感。花子いわく、「スムーズなので飲んでいると、しばらくしてガーンとくる。」ソーダ割に切り替えた月子は「とても美味しい。」 ということでした。

ぶり鍋。うなぎ。

30日。前日に月子が帰省し、この日ははなこが特急しなので帰省。うれしいな。塩尻駅まで迎えに行って、天気がよくて北アルプスがきれいなので安曇野までドライブ。夕食はぶり鍋と、塩尻の「鯉の加藤」で買い求めたうなぎの蒲焼き。ドリンクは岩波の36年もの焼酎。内儀ご贔屓の髪切りやさんおすすめの岡谷の豊香は微発泡でなかなかの美酒だけど、我輩には甘すぎて一口だけ。

諏訪のくるまやラーメン

28日は仕事納め。午後3時に解放されたものの、電車がない。下諏訪駅の周辺をうろうろして跨道橋や隧道や踏切の写真を撮影。あちこち歩き回って駅に帰着。やってきた電車に乗ったら上諏訪駅止まり。あらかじめ知っていたので、上諏訪駅周辺をあちこち歩き回って、踏切とか跨道橋とか写真撮影。上諏訪の駅の東側には、地殻変動で隆起したらしい絶壁があります。そこに登る階段を発見。さらにその階段に至る途中で「焼き鳥一心」というユニークな店を発見して写真撮影。「世界中から食べに来る店」とな。いいなあ。日本一とか、そういう罪のないフレーズ。惚れるね。 夕方帰宅してお好み焼き作り。本来は福屋源で中華をテイクアウトする計画だったのが、なんとなく中華の気分ではなくなったので、お好み焼き。トッピングはエリンギ。おばあちゃんたちはとても喜んでくれました。 翌日29日は金曜日。のんびりと起床。のんびりといっても年寄りがいると、7時には起きてしまいます。なんちゅうても自分らもシニアやし。朝は目玉焼きとかエリンギの味噌汁とか。 お昼頃に内儀と外出。ニトリなど立ち寄って、午後2時くらいにそろそろ腹減ったなあ、と。そこで諏訪のくるまやラーメン。行ってみてよかった。アメリカで言えば、ロードサイドのダイナーみたいな店。飯やに徹していて、うるさいことは言わないし、うるさそうな客もいない。ラーメン店なんだけど、我輩が注文したのはダブル餃子定食。手作り餃子が、スーパーで売っている冷凍餃子とおんなじような価格帯なのに、熱々のほっかほかで出てきて、しかも具が大きい。いいね。ついてきたスープもいい。内儀が頼んだネギ味噌ラーメンも旨かった。注文を取りに来るのが人間で、クリップに挟んだ注文表をテーブルに置いていく。 カウンターでラーメンを食っている爺さんがタブレットを見ている。「じいちゃん、なに見てるのかしら?」「わからんけど、競馬とかじゃないかな。」と我輩。隣のボックス席ではじいちゃん、オヤジ、孫みたいな男性3人づれがラーメンを食っている。「いい組み合わせだなあ」と内儀。「きっとこれから場外馬券売り場とか行くのかな。」と我輩。ロードサイドのそんないい雰囲気を醸し出しているメシ屋でした。また行こうかな、と言う気にさせてくれる。 そこのラーメンは、スープを味わったあと、運転しても眠くならなかった。健全だな。

松ウォッカ2本めとゆずウォッカ3本め

天気が多けど風が強かった日曜日の午前。おばあちゃんたちをパン屋カフェに連れ出し、戻ってきてから内儀は庭で格闘していました。格闘相手はススキ、バラ科のトゲトゲ植物などなど。松があったので切ってもらってきました。松葉をよく洗ってキッチンペーパーで水分をとり、65%ウォッカに漬けました。これは近所のホームセンターで買ってきた中国醸造ブランド。中国といってもチャイナではなく、広島とかのへんの中国です。 土曜日に原村の清水閣下のところにゆずウォッカを差し入れ。土曜日の夕刻、自分でも飲んでみたらその旨いこと。というわけで、3本めを漬けました。1本あたり2リットル。どんなけ作るつもりやねん?

富士見のぱん・パ・パンで朝カフェ

日曜日の朝。寒かったけれど、よく晴れていました。おばあちゃんたちを連れ出して、坂の上のパン屋さんカフェーでパンとコーヒーを食べました。それから坂道をどんどん上がって、富士山が見えるところまで来ました。とても風が強かったので、小さなおばあちゃんたちは飛ばされそうになりました。飛ばされて富士山まで行ってしまいそうなくらい強い風でした。 

沼津漁港の丼ぶり専門店 丼くらべで海鮮丼

 12月9日は土曜日。おばーちゃんずをふれあいデイサービスに送り出し。簡潔に書いたけど、これで1日の仕事エネルギーの8割がたを使ってしまう。我輩と内儀が労働に出る週日はどうしてるんか知らんけど、2人だけになったらなんとなく準備とか、うまいことやっとるんやろね。我輩と内儀がおるから甘えてボケ他ふりしとんかっ?ちゅうくらい大変です。 やれやれ、と溜め息をついてコーヒーを飲んだのが午前9時ごろ。ロックミシンとお土産をエブリ君に積み込んで出発したのが9時半ごろ。途中で双葉PAとか朝霧高原の道の駅で道草を喰って、沼津に到着したら12時半。 10年ぶりくらいに旧友と再会。お昼は沼津漁港の富士山の見える飯屋で海鮮丼。 https://maps.app.goo.gl/977j8fBBYgynHdgu9

松ウォッカ - 1週間後

松葉を漬けて翌週のウォッカを味見。 ほとんどジン。しかも格安ウォッカのエッジが取れてまろやかになっておる。 ・・・つまり、格安ウォッカをイーオンで買って、そこらへんの松葉を集めてざっと洗って漬けたら、オリジナルのクラフトジンができる。それをありがたがって3000円とか5000円出すんやな。 養命酒のジンなんて、あんまり見ない十文字とか漬けてあるからありがたいけど、味とか香りの点では誤差の範囲内と言うて差し支えないと思う。 いっかいは飲んでみたいと思うけど、ね。

さっちーリターンズか?

こないだ内儀が部屋にいたとき、フミちゃんがいつものようにいきなりドアを開けて、 「お風呂どうしたらいいの?」 「自分たちで準備するからいいよ。」 「違うのよ。爺が入ってて、呼ぶのよ。」 「なに言ってんの?爺はもう死んだのよ。」 「そんなわけないでしょ。お風呂入ってんだから。」とフミちゃんご立腹。 「・・・てなことがあって。」とファミリラインでシェアしたら月子。 「じいじが帰ってたんじゃないの?」 オカン「このごろちょっちゅう言うてはるよ。うちの旦那がいるんだ、て。」 そうかもしれない、と思った我輩。爺が帰ってくるならウィスキーを準備しとかないと。

松ウォッカ

 松たか子ではない。松ウォッカである。 日曜日、昼飯にコムタンラーメンを食べた。諏訪に業務スーパーがオープンしたと聞いたので、行って買ってきたもんであります。ネギをたーんと入れたら、なかなかうまかった。それから原村の清水閣下宅に、マルメロウォッカを持ってご機嫌伺いに行った。マルメロウォッカを恭しく差し上げたら、松葉をたーんと漬け込んだブランデーの小瓶をご下賜された。内儀はこう言う。 「松葉はいいんだよ。ムーミンも冬眠前に松葉を食べるんだから。松葉をぐちゃぐちゃに煮たスープも飲むんだよ。」 うーむ。我輩はフィンランド人でもなければムーミンでもなく、冬眠もしない。松葉をぐちゃぐちゃに煮たスープとな。あんまり食いたくないな。ムーミン冬眠。韻を踏んでおるぞ。ウォッカはフィンランディアがいい。フィンランドについては、それくらいしか知らない。 閣下の豪邸の裏庭で松葉を採集し、ウォッカに漬けてみました。

ゆずウォッカ

合同酒精の2リットルウォッカに柚子の皮3個分を漬けました。去年は自分の分700mlをすぐに飲んでしまい、8ヶ月後に月子の引っ越しのときに月子の酒棚で発見したものを回収し、やはりすぐに飲んでしまった。もう1本くらい浸けたほうがええんちゃうかな。  

無農薬のゆず

月子の学友のママのスーザンさんからゆずをいただきました。スーザンさんは台湾のご出身。ホメオパシー情報の交換がきっかけで、冬のはじめに農産物を交換する仲になりました。ありがたい。スーザンさんの庭の木になる柚子なので、完全無農薬。

キムチ鍋(きしめん入り)。豚足の八丁味噌煮込み。

 このごろ淡白な食生活が続いたので、どて焼きみたいなもんをつつきながらウォッカを飲んだら楽しいだろうなと夢想していました。どて焼きというのは、いろいろ流派があるんだろうけど、内臓を豆味噌で煮込むというのが共通点のはず。内臓肉はコレステロールが多いのが難点。我輩が食いたいのはコラーゲンであってコレステロールではない。ほな、八丁味噌で豚足煮込んだら素敵やん!と考えました。 土曜日、松本の浅間温泉の琵琶の湯。正午過ぎのほとんど人のいない時間帯にゆったり温泉に浸かりました。それからイーオン。内儀はクリスマスプレゼントの物色。我輩は食料品売り場で八丁味噌を調達。八丁味噌というのは名古屋風の豆味噌。豆味噌は米味噌と違い、煮込めば煮込むほど旨くなるそうです。 たまたま内儀が選定したメニューがキムチ鍋きしめん入り。似たようなコンセプトで、食べるときに適宜両者を合体させると絶妙においしかった。

岩波の36年もの粕取り焼酎

松本のイーオンで見かけたので即買い。 【参考】 https://iwanami-sake.com/2022/01/11/jan6/ https://iwanami-sake.com/2021/11/02/nov2/

月曜日のお昼は福屋源で坦々麺

「有給とるなら月曜日」と言いだしたのは内儀。なんでかというと、おばーちゃんずが紅林荘デイサービスに行く日やから。朝ごはん前・中・後のふみちゃんの質問攻撃「何時に迎えにくるの?」「今日は紅林荘あるの?」「お金はいくらだっけ?」「お風呂の日?」「バスが来るの?」x15クール、みたいな日常をクリアしたら、静かに過ごすことができます。 本日は「有給とるなら月曜日」実施第1日め。朝は焼きシャケ、味噌汁、漬物、納豆、ご飯という模範的な日本の朝ごはん。美味しいコーヒーを入れ、買い置きの栗落雁とともにおばーちゃんずに恭しく出し、歯を磨いたら内儀と我輩は「行ってきまーす。」 アルトくんで坂道を駆け上がり、朝霧が漂う原村の自然文化園で散歩。しかしあんまり寒いので、たった一周でアルトくんに戻って熱いコーヒー。紅林荘の送迎バスが行った頃を見計らって帰宅。ワシらまるで親に会いたくない高校生。ああ静かだ。質問がないだけで癒される。 本日は新しい洗濯機が来るので、動線確保とか掃除。お昼は我輩の提唱で中華。最初はテンホウ(このあたりでチェーン展開してる街中華)でちゃんぽん麺を考えていたけれど、中華なら福屋源、福屋源なら坦々麺。内儀は醤油ラーメン。どっちも旨かった。ニンニクと生姜の使い方は本場中華人民にかなわない。 午後、柿干し柿。会社の人(諏訪工場で一番えらい立派な人)にもらった立派な柿25個。立派でえらい人も近所の爺さまにもらったんだと。 今年は柿が出回るのが遅い。他さんが柿干し作業に疲れたころに出回る格安渋柿を狙うか。

寿がきやのみそ煮込うどん

 月子の引っ越し手伝いのとき、名古屋市守山区のスーパーマーケットで買った袋麺。そう、エビフライを「エビふりゃ〜」と命名して売っていた、あの店である。 「2分間煮てから麺をほぐせ」と、取説に書いてある。そして、「それからさらに2分間煮ろ。」それからスープを投入して、「さらに2分間、強火で煮ろ。」おまけに、「好きなだけ煮込め」と。 ネギを入れて合計6分間くらい煮ると、いい感じになった。半熟たまごを載せると、とてもうまくなった。 名古屋みやげはこれにしよう。 寿がきやって、愛知県の会社やってんな。知らんかった。

安酒巡礼:合同酒精のウォッカ

会社の人に上等な渋柿をもらった。その人は近所の爺から大量にもらって困っていたところなんだと。  皮を剥いてから焼酎につけるというのが作法。しかし焼酎がない。ウォッカならあるが、そのまんま飲んでうまいウォッカを柿渋くさくするのはもったいない。というわけで、松本まで出かけた日に、イーオンで手に入れた、合同酒精のウォッカ。2リットルで1700円。今まで買ったウォッカでコスト最安である。 柿に使うまえに、ソーダ割りで飲もう。おお、いいじゃないか。それならストレートで飲んでみよう。ちょっとピリ感があるけれど、じゅうぶんイケる。 ウォッカ巡礼していちばんよかったフィンランディアは、コスト的に2.5倍。それくらいの違いなら安酒でいいと思うか。それくらいの違いだからフィンランディア飲もうと思うか。65歳になったし、年金がフルで出るようになったからフィンランディアにしよう。 合同酒精のウォッカを飲み終わってからな。

ワカサギの天ぷら。

前日の夜総会のために買ったワカサギ。豪華メニューがいっぱいで、みんな酒でヘロヘロになったので、ワカサギは本日に順延。 揚げたてはとくに美味い。すでに薄塩をふりかけてあるけれど、それにちょっと醤油を垂らし、炊き立ての飯と食べると無常の喜び。 きゅうりとカニカマのサラダもよし。ベーコン野菜炒めもよろし。11月に突入しても多忙な日が続きますが、ホッとするメニューが癒しになります。

木曽名物旗挙本手打そば源氏

 梅ちゃん支部総会第2日はじじの墓参り。じじの墓の近所に、大魔神の埴輪をおいたセンスのいいお墓があったので写真。これいいなあ。 お昼ご飯はじじの墓から車で数分の「木曽名物旗挙本手打そば源氏」で、もりそば。名前が長いので覚えきれないけれど、このへんには蕎麦屋が3件しかないのでぜんぜんだいじょうぶ。 ふつう蕎麦屋で腹一杯になるというのはあんまりない。ここのもりそばは満腹感がすごい。ワンセット2枚でほんま腹いっぱい。太めの麺というのもあるかもしれない。「そばはメシだっ!」という意志みたいなもんを感じます。木曾義仲とか、こんな蕎麦を喰って旗挙げして戦いに行ったのかな。

梅ちゃんファミリー富士見支部豪華夜総会

梅津三兄弟とそれぞれの眷属が、ふみちゃんのところに集まりました。 酒はハナコがくれた裏寒紅梅。ショットグラスわずか3杯めで我輩はギヴアップ。それからウォッカに切り替えたのですが、午前4時に気がついたら自分のベッドでした。宴会後半の記憶が飛んでいます。 夕方のうちにたっちゃんと蔦の湯にいっといてよかった。

裏寒紅梅

はなこにお誕生日プレゼントで裏寒紅梅をもらいました。 ネットで注文したから、一升瓶がこんなでっかいんやて、びっくりしたらしい。

菩提寺で限定ちゃんぽん

2日めに2トントラックいっぱいの荷物を出したので、家の中がずいぶんすっきり。だいぶん風通しがよくなりました。その日に電子レンジと洗濯機が死亡したのは、どういうことなんやろか?インドの飛行機みたいに、念力で動いてたんか? 最終日は午前中に出発。昼過ぎのお昼は菩提寺SAで限定ちゃんぽん。スープもうまいし、ストレートもちもち麺が、とてもいい。「ちょっとお時間いただきます」てゆーてはったんは、麺を茹でとったんやね。

3年2組の同窓会

第2日めは3年2組の同窓会。6名集まったうちの3人は今津小学校以来。そして全員が高校の同窓生。たまたま中学校ではみんな3年2組だったので、便宜上その名前にしたという次第。場所は西宮北口の磯浜。 前に集まった時は、会うまではどんな顔して会うたらええねんやろと考えましたが、あったとたん一瞬で高校時代のアホのかたまりに戻った。今回はだいぶこなれて、皆それぞれの状況などさりげなく報告。めっちゃ楽しかった。 二次会は同じく西宮北口のきてや。最初は「4人席しかございません。」「それでええで。」と上がっていき、4人席でおしぼりが配られたところで「6人席空きました。」「ほな。」と移動。帰り際、はじめの4人席に8人さんが座っていたので、上には上があると思いました。

ロックンロールと実家の片付け

第1日め。内儀がロックンロールのコンサートに行くというので大阪。平日なので有給休暇を取りました。フェスティバルホールはハナコの働く会社の2件隣。観劇は内儀とハナコ。風邪ぎみだった我輩は、ご近所にお土産を届けてから実家で気絶。 さっそくいただいたお返しのひとつが栗の渋皮煮。でっかい三田の栗がプロみたいな技で煮られていました。

野菜と鶏肉のスープ。パン。

月曜日。内儀が朝から奮闘して(毎日奮闘)野菜チキンスープを作ってくれました。イメージとしては、蓼科のスープ屋さんみたいな健康食。各種野菜が刻まれて入っていて、とてもうまいスープです。このスープが夜までそのまんまでありますように、と祈りつつ出勤。 帰宅したら、驚くべきことにスープはそのまんま保持されていました。ありがたくいただきました。

豚汁。鰯。

ホテルのベッドで目を覚ました頃は、あのワインディングロードをまた走るのは面倒だなと思いました。カーテンを開けると、はるか西の海上には灰色の雲が拡がっていましたが、街は快晴。午前7時半ごろホテルをチェックアウトする頃には、退屈な滋賀県やら尾張一宮のラブホテル街の殺伐を通りぬけ、さらに5000円くらい高速料金を取られるのもアホらしくなりました。 朝ご飯はホテルではなく、道中。前日調達したおこわ炊き込みご飯が、手付かずで残ってたもんで。 最初のストップは越前大野荒島郷の道の駅。甘柿を調達。渋柿もあったけど、おんなじような値段で甘柿があったら、渋柿をわざわざ買う必要はない。標高の高い諏訪では甘柿ができないので渋柿を干す。甘柿があったら、誰もそんな手間はかけない。この辺は舞茸が名物らしく、お昼用に舞茸おこわ弁当も調達。我輩はおこわに弱い。 次のストップは九頭竜の道の駅。このへんは高低差のあんまりないワインディングロード。バイカーとスポーツカーがやったら多く、ブイブイゆわしてます。ここでも甘柿を調達。渋柿もあったけど、以下同文。 次のストップは岐阜県郡山市、標高876メートルのひるがの高原PA。疲れたのでちょと昼寝。ここを過ぎて長いトンネルを抜けると飛騨高山。雪の北アルプス連峰が見えます。絶景。 次のストップは岐阜県高山市のファミマ。高山「市」というのは、長野県高井郡高山村と区別するため。市街地は標高436メートル。このファミマの角を曲がったら、標高がぐいぐい上がります。長い安房トンネルを抜けると、長野県松本市。 ここからはお馴染みの高低差めっちゃありのワインディングロード。救急車と2回もすれ違ったのは、どっかで事故があったのかな。風穴の里の道の駅の手前で、おそらく十数台の行列の最後尾に追いつきました。先頭に鈍臭い、もとい慎重な人がいたのでしょう。こまかいブレーキ操作をすると脚が痙攣するので、風穴の里でひと休み。 ふたたび行列に追いついたのは、シマシマのあたり。島島駅を過ぎると勾配がゆるやかになり、急カーブもなくなるのでスピードが上がります。街に入り、いつもの農産物直売所で長芋をオトナ買い。 松本から高速道路で帰宅したら午後4時。内儀が豚汁を作っていました。食べ損ねたお昼、舞茸おこわ弁当をつまみながらウィスキーのソーダ割りを啜り、土産話。そうこうするうちに豚汁が煮えたので、お昼

福井駅前の「頂き桝」で夜総会

 偲ぶ会がおわり、1級上の先輩レディースを駅まで送り届け、ホテルにチェックインしたら5時43分。大急ぎで駅前の居酒屋「頂き桝」に到着したら数分遅れ。 コース料理をいただきました。我輩のドリンクは麦焼酎ロック。隣のテーブルから流れてきた日本酒もいただきました。福井は海のものも山のものも酒も旨い。

福井駅近で偲ぶ会

 土曜日。3年前に逝去した大学の先輩の偲ぶ会が開催されるので、福井行き。前日の天気予報では「北陸は寒波が襲来。峠越えは冬用タイヤ必須」みたいな。長野〜岐阜を越える安房トンネルの標高は1544メートル。やばい。朝一番でタイヤ交換するか、それとも尾張国一宮から米原経由で福井にアクセスするか? 夜が明けて、朝は納豆雑炊。午前7時半くらいに出発。塩尻郊外、朝日村の今井めぐみの里に当爵したのが午前8時過ぎ。空を見上げると快晴。西の空も快晴。尾張一宮のラブホテル街の殺伐と、退屈な滋賀県を高速道路で走るのがアホらしい。 今井めぐみの里で、梨やらりんごやらお昼の炊き込みおこわ弁当を調達。渋柿があったけれど、1こ当たり30円くらいなのでパス。 よく考えたら、「寒冷前線が襲来するので峠越えは冬タイヤ」というのは北陸。中部地方の天気予報は快晴。安房トンネルは中部地方なので、無問題。 道中、風穴の里という道の駅でおこわおにぎりを調達。うまそうだったもんで。 じっさい、安房トンネルまで快晴。トンネルを出たら、きほん晴れながらところどころ、いわゆる「狐の嫁入り。」高山市から中部縦貫自動車道に入り、長いトンネルを抜けて郡上市に入ったら雨もよう。ふたつ山脈を超えたら全然ちゃう。 九頭竜ダムのくねくね道路を通り、福井市内に入り、目的地に到着したら数分遅れ。あれれ?12時半に市内に入ってる予定やってんけど。 先輩の遺影の前で「こんな形で再会するとはごにょごにょ」云々と申し上げ、それからいろんな先輩がたの話を聞きました。福井では供物を参列者皆で頂くのだそうです。 供物ではなく、たんなるお土産で持ち込んだマルメロが好評でした。全員見たことがなかったて。

マルメロをウォッカ漬けにした

ああ忙しい。秋は忙しい。 まつりのオヤジのマルメロ。 どうやらオヤジ、今年は砂糖漬けにする気力がないみたいだ。 砂糖で煮たりジャムにしたりするのが面倒なので、今年はウォッカ漬け。今日の作業で、全体量の1/4にもならない。ああ。

スープス八ヶ岳でカレー

順序が逆になったけど土曜日。上田を引き揚げた月子。実家に帰着したのが金曜日の夕方。会社が用意してくれた名古屋の寮に入るのが日曜日。というわけで、土曜日は実家でのんびり。 おばーちゃんずを、天然掛け流し温泉付きのふれあいデイサービスに送り出したのが、午前9時まえ。それからまったり準備をして、蓼科のハーブ園ハーバルノートに出かけました。 うろ覚えなのでいつもと違う道を通り、怪我の功名で途中たまたま、スープの店を見つけました。内儀は清水閣下と一度だけ行ったことがあるとな。まずは魔女のお店でハーブなど調達し、それから、お昼はスープス八ヶ岳。我輩はカレー。内儀は押し麦スープ。月子はカボチャースープ。自然に囲まれた中で、健康的なご飯をゆっくりいただきました。

名古屋のヨシズヤのひつまぶし

日曜日。富士見は冷たい雨。手荷物と月子を載せて中央道を名古屋方面へ。 高速道路を守山というところで降り、一般道をとろとろ走ると月子の新しい住居。「とろとろ走る」といっても大都会名古屋のこと。前を走るトヨタが方向指示を出した瞬間にレーン変更していたり。月子は「うわー!無理。」とか言いますが、長野県人ならそもそも方向指示あんまり出さんやろ。 月子の会社が用意してくれた社員寮。男子禁制ながら「父上なら宜しかろう」と舎監の許しを得て、内部を覗くことができました。ピッカピカのアパートの中の電気製品は、トイレのお尻洗いを除き、エレベーターから冷蔵庫まですべてM電機社製。 前日に届いていた引っ越し荷物の荷解きを手伝い、お昼はご飯は近在のヨシズヤというスーパーマーケットで買い求めたひつまぶし。これが旨い。 ヨシズヤでは店舗内キッチンで作られた惣菜も充実しています。「えびふりゃ〜」もちゃんとありました。感動のあまり写真は撮ったけど、購入しなかった。スンマヘン。 手伝いを終えて帰宅。片道だいたい3時間の行程。中央道のドライブは景観が素晴らしく、渋滞もないのでストレスのない楽しい旅でした。

かぼちゃ煮

 諏訪から上田にいく途中。長和町の道の駅では、野菜やくだものを売っています。新鮮でたくさん種類があって、価格が安い。栗なんたらというかぼちゃが300円くらい。富士見の農協なら900円くらいします。 まえに長和町を通ったとき買っておいたかぼちゃ。台所に転がしておいたのを、洗って切っておくと、フミちゃんが美味しく煮てくれます。 カボチャはまず、間違いがない。 夕顔は、冬瓜とほぼおんなじ。 豚肉でも鶏肉でもアサリでも、冷蔵庫にあるなんかと一緒に、フミちゃんは美味しく煮てくれます。 去る月曜日の夕刻。おいしく炊かれた夕顔煮に、内儀が朝のうちに用意しておいたマカロニグラタンが投入されていた時は、ちょっと驚いた。残業して帰ってきた内儀がショックを受けたら気の毒なので、グラタンらしきものと夕顔煮らしきものを分離しておきました。分離したら、グラタンはちょっと和風っぽくなったけど美味しく、夕顔もちょっとチーズの香りがしたけれど、やはり美味しくいただきました。 「あれ?鶏肉がグラタンに入ってる。」 しまった。鶏肉は夕顔煮だったのか。と、タネ明かしをして二人で笑いました。 でも、カボチャはまず間違いがない。 と思っていたら、引っ越しの荷物出しを終えてやってきた月子が、かぼちゃ煮をもりもり食べて、 「おいしい!ちょっとピリ辛なのがいい。」 そうか。おそらく、豆板醤かなんかを投入したな。

栗の渋皮煮

栗の実煮てます いろりばた (里の秋 作詞・斎藤信夫、作曲・海沼實) 月子が名古屋に転勤するそうな。上田のアパートの片付けを手伝いに行った内儀が、栗をたくさんもらってきました。月子が会社の人からもらったと。 内儀がさっと湯掻いて鬼皮を剥きました。我輩は熱湯にソーダを入れて何度か渋抜きをして、冷水に漬けておきました。それを内儀が甘く煮てくれました。 とてもおいしく仕上がりました。 里の秋は忙しい。 昨夜、会社帰りにまつりのオヤジに会いました。テレビが入りそうなでっかいダンボール箱にかりん(と諏訪の人が呼ぶけど、じつはマルメロ)がたーんと入っています。 「かりん持っていきな。1000円でいいよ。」 「どれくらいあるの?」 おやじは中サイズのレジ袋を指差して、 「これが5袋。」 ひと袋にはおそらく、10〜15個くらい入っています。5袋なら最大75個。 「今日は駅から歩いて帰らないといけないから、来週。」 「うまいぞ。」 「うまいのは知ってるよ。おじさんとこのだから。でも来週。」 帰宅して内儀にまつりのオヤジがかくかくしかじかと話し、 「去年はどうしたっけ?ジャムにしたよね。」 「軍手で産毛をこそぎとって、皮剥いて切って、タネ取って、刻んで渋抜きして・・・」 今年の秋は忙しいからたくさんできないね。せいぜい一袋だな。

さらに安ウィスキー ウィンチェスター

二週間後、福井駅の近所で2020年7月に逝去した大学の先輩を偲ぶ会が開かれる。何を持って行こうか色々考えた末、酒はやっぱり峠だろうと思う。 富士見でただ一軒、峠を扱っている縄文人の福寿屋に行った。縄文人いわく、「来週はいります!」手ぶらで帰るのもなんやなと思い、ウィスキーの棚を眺めていて見つけたのが、ウィンチェスターという銃みたいな名前のスコッチ。ラベルにブサイクなイギリス人の肖像がある。 1000円くらいなので、試しに買って帰った。西友の1500円ウィスキーとストレートで飲み比べ。ぜんぜん西友の勝ち。ブサメン・ウィンチェスターは、甘いばかりでなんということはない。 縄文人の店では、バーボンのフォーローゼズがやたら安かったので、そっちも購入。たまにはバーボンも宜しかろう、と。 ウィンチェスターとフォーローゼズ。両方をソーダ割りで飲み比べた。ウィンチェスターは個性なし。ぜんぜんあかん。フォーローゼズは、昔なつかしい所謂バーボンのソーダ割り。うまいとかうまいくないとか、そういうことではなく、バーボンのソーダ割りというのはひとつの世界だ。久しぶりにその世界を徘徊できて、懐かしかった。

下諏訪の下町カレー屋のこと

もう過ぎ去った話になったが、フィリピンの販売会社の技術スタッフが下諏訪の工場に研修にやってきた。最後の日の前の夜に、工場から歩いて2分のところにある「下町カレーひまわり」で宴会があり、我輩も招かれた。 フィリピン人6名のうち5名が南のほうのミナダナオのビサヤ語がわかる。北の島出身のひとりだけわからない。製造で働いているピリピーナのお姉さんも招かれ、彼女はビサヤ語が話せる。きれいなお姉さんを中心に、ビサヤ語で盛り上がる一同。ミンダナオというのは、インドネシアのカリマンタン島のすぐ北なので、ことばがなんとなく懐かしい。時々知っている言葉があって、なんとなく文脈がわかるような気がする。 きれいなお姉さんは、「わたしらがビサヤだけで話したら、わからない人がかわいそうだから」と、タガログも交えて話す。我輩はビサヤとタガログの違いが全然わからない。 「おはよう、っていうのはどういうの?」と尋ねると、タガログ語では「まんがだん・んまが。」というそうな。へー、インドネシア語と全然ちがうねー、というと、「ま、似たようなもんだ。」という。ノリはとっても似ている。まじめなところとゆるいところの切り替えとか。 カレー屋だけど、貸切だったせいか、カレーはぜんぜん出てこず、真っ当に作った真っ当な料理が次々と出されました。この店は、とてもいい。下諏訪にこんな店があるのは、下諏訪にとっても、とてもいい。 ハイボールを覚えている限りで5杯くらい飲んだ我輩だが、ぜんぜん酔わなかった。

西友の安ウィスキー

西友で売っている安いウィスキーをいろいろ試すプロジェクト。 いちばん安いなんたらという名前すら忘れたウィスキー(Muirhead。後日追記。)が、なんとTOMATINの醸造所によるブレンド。トマティンといえば、酒屋の高い棚で、アドベグとかラフレグたらいう銘柄の隣に並んでいるようなブランド。まるでサントリー山崎が「トリスもうちでつくってまんねん。」みたいなノリである。そういう庶民的なノリはかならずしも嫌いではない。京都の桂川のほとりで、湯豆腐を5000円で提供している料亭が、じつはスーパーで売ってる豆腐を使うてました、とかね。勝手な妄想やけど。 このたび勇気を出して(というよりもH&Bがほぼなくなったから)選んだ銘柄が、山梨県の笛吹の醸造所がイギリスから輸入した原酒を、笛吹の水で割ったという作品。 まずストレートで(ちょっとだけ)啜ってみる。うまい。H&B(のビンの残り)と比べても、うまい。つぎにソーダで割ってみる。トマティン醸造所の安ウィスキーは、ソーダで割ると味も香りもへったくれもない。笛吹(と便宜上呼ぶことにする)も似たようなものだ。いちおう酔うのだが、なにを飲んでいたのか忘れてしまう。角瓶だったかホワイトだったか?あれれ?わしアホになったんか? それが安ウィスキーの宿命である。 シングルモルトをソーダ割りすると、そんなもったいないことをたまにやってもいいのだが、個性が長続きする。そこが全然ちがうところだ。ブレンドものをソーダで割ると、さすがのアイレイ・ミストですら、個性が薄まってしまう、アイレイ・ミストはラフレグ醸造所が、ラフレグ特有のヨード臭さを除去するためにブレンドしたもの。ストレートで飲むと、ダライ・ラマにベロチューされた少年みたく、至福である。(わいはぜんぜん至福と思わないが。)ところがソーダで割ると、なんだかぐいぐいと飲んでしまい、「あれ?今まで飲んでたのなんやったかいな?」というふうになる。もうジャニー喜多川さんの境地である。 わかった。ブレンドするにはブレンドする目標がある。終点でソーダ割りはあんまり想定されていない。そういうこっちゃ。

奇跡のスパゲティーソース

だいたい毎日、内儀が忙しい朝のうちに作ってくれる料理。サラダは炒めものになり、煮物はたいてい卵とじになる。チゲ鍋にはイカ飯が添加される。それはそれで食えるのだが、インストラクションの張り紙をしても、効果はもちろんない。我々も学習したので、卵は保冷箱に隠すんだけど、サラダが炒めものになるのは防ぎようがない。何がどう加工されるか、そのプロセスを肛門弛めて楽しむしかない、という境地に達したこの数年であります。 今朝は内儀がスパゲティーソースを作った。それが夕方まで無傷で残されていた。 フミちゃんは先日倒れて泡を吹いたばかりなので、あまり元気がないのかな?と逆に心配になる我々ふたりでありました。 奇跡のスパゲティソース。お祝いにちょっとマシなゴータチーズで、ちょっとマシな白ワインを開けました。

動かざること、というワイン

 あさやんからワインをいただきました。 昨日はBBAx2がデイサービスのお迎えを待っているとき、フミちゃんが倒れて意識不明。内儀の出勤前だったのでよかった。富士見高原病院では「原因不明。異常所見なし。」とのことで放免。 帰宅したら内儀が大いに疲れていたので、ねぎらいのためアサヤンからいただいたワインを1本開けました。国産ながらこれがなんとまあ、すばらしく偉大なワイン。フルボディで濃厚、渋みも含めて滋味のバランスが良く、高級おフランスワインでも、こんな上品さは知りません。 カマンベールチーズと、真っ当なソーセージを炒め、ワインと共に賞味しました。月曜だったのに、すでに週末気分でした。一週間が長いぞ。