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栗の渋皮煮

栗の実煮てます いろりばた
(里の秋 作詞・斎藤信夫、作曲・海沼實)

月子が名古屋に転勤するそうな。上田のアパートの片付けを手伝いに行った内儀が、栗をたくさんもらってきました。月子が会社の人からもらったと。

内儀がさっと湯掻いて鬼皮を剥きました。我輩は熱湯にソーダを入れて何度か渋抜きをして、冷水に漬けておきました。それを内儀が甘く煮てくれました。

とてもおいしく仕上がりました。

里の秋は忙しい。

昨夜、会社帰りにまつりのオヤジに会いました。テレビが入りそうなでっかいダンボール箱にかりん(と諏訪の人が呼ぶけど、じつはマルメロ)がたーんと入っています。

「かりん持っていきな。1000円でいいよ。」
「どれくらいあるの?」

おやじは中サイズのレジ袋を指差して、
「これが5袋。」
ひと袋にはおそらく、10〜15個くらい入っています。5袋なら最大75個。

「今日は駅から歩いて帰らないといけないから、来週。」
「うまいぞ。」
「うまいのは知ってるよ。おじさんとこのだから。でも来週。」

帰宅して内儀にまつりのオヤジがかくかくしかじかと話し、
「去年はどうしたっけ?ジャムにしたよね。」
「軍手で産毛をこそぎとって、皮剥いて切って、タネ取って、刻んで渋抜きして・・・」

今年の秋は忙しいからたくさんできないね。せいぜい一袋だな。



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