18日の木曜日。朝から宅急便の荷造りやら、電灯のタイマーいじりやら。そんななか、納屋からひっぱりだしてきたオリベッティのタイプライター33年もの。子供たちにおおいに受けたので、宅急便で発送。 「パパ、こんなの持ってたんだ。」と、月。 「パパのじゃないよ。」 「じゃ、誰の?」 「むかしの、こ・い・び・と。借りたまま返さないうちに別れた。」 「ママには黙っておこう。」 郵便局の帰り、中古厨房器具のテンボスでコーヒーポットの上半分を購入。いわばステンレスの円筒に取っ手がついているだけのものですが、大きな布フィルターで大量のコーヒーを入れるときに重宝します。 「ママには黙っておこう。」と、我が輩。 「すぐにバレるよ。」と、花。 帰宅して一息ついたので、納屋からまたまた引っ張りだしてきたのが、レミントンのタイプライター。これはたぶん、50年ものくらいかなあ。あるいはそれ以上。正真正銘のアンティークです。説明書にハンコが押してあって、1582 Broadway, Brooklyn とありますが、これは店の住所でしょう。これには内儀が大喜び。 「もって帰りましょ。ママがもらうわ。」と内儀。 「パパ、これは誰にもらったの?」と月。 「耳貸してごらん。むかしの、こ・い・び・と。」 「すごーい、ふたつもくれたんだ!」 「しぃー!ちがう女性だよ。さっきのオリベッティは長谷川さん、レミントンはキャシー。」 「ママにはいえないね。パパ、こいびとからタイプライターばっかりもらってたの?」 「・・・。だまっててね。お願いだから。」 お昼は内儀が前夜から仕込んでくれていたミートソースのスパゲティ。トマトサラダ。 お昼を食べて出発。おばあちゃんにさようなら。また会おうね。元気でね。 新大阪でカツサンド購入。プレミアムモルツ。帰宅して、お向かいさんで標記の夕食を呼ばれました。