25日は木曜日。朝食はホテル広聖大酒店。粉ミルクを薄く溶かした飲み物。昔なつかしいミリンダオレンジを彷彿とさせるジュース。真っ黒な焼きそば。真っ黒な炒飯。固い包子。味のない粽。秀逸なのはスイカ。午前中に重機工場参観と重機実演。お昼も湖南料理。山盛りの冬瓜煮みたいなのが出てきたので、「冬瓜かな?」と尋ねると「大根だよ。」大根を縦方向に120度づつ切って煮てあります。山盛りだと思ったら、山の下には牛の巨大な膝骨。非常に旨い料理でした。印象に残ったのが長豆。豚の脂身のうえに、茹でた長豆をくるくると巻いて載せ、鉄板上でじりじり焦がし、そのうえにグレービーソースがかかっています。旨い。そして巨大な肉まん。それだけでおなかいっぱいになるものが、料理の後半に出てくるという荒技です。そしてお昼なのに酒鬼ブランドの白酒。昼食後、「長沙は暑いから午後3時半まで休憩。」といわれたのは、山東組も参っていたからでしょう。
午後、コニシシの重機操作技術習得と技術項目詳細検討会。重機フェチであるコニシシの習得速度が3倍速だったのと、技術項目詳細検討会では同僚の張さんが日本で作ってくれていたリストが秀逸だったので、倍速終了。夕刻6時半までに翌日の日程を終了してしまいました。
それからもちろん夕食。
「さっき食べ終わったばっかりやがな・・・。」と日本の湖西方言でぼやくコニシシ。
「主賓がぎょうさん喰わんと、山東組の面子にかかわりまっせ。」と我が輩。
夕食も湖南料理。田螺の火鍋。我が輩は遠慮しましたが、コニシシは食べていました。もちろん劇辛。湘菜名物紅焼肉(豚の角煮っぽいやつ)。川魚の唐辛子火鍋。米豆腐。隣を見ると、魚肉といっしょにコニシシが食べようとしているのが、ぶつ切りのぶっとい緑唐辛子。コニシシはオクラと間違えたのでしょうか。「あ。やめときなはれっ!」というまもなく、ひとくちで食べてしまったコニシシはむせ返り、真っ赤になって咳き込んでいます。山東組の王さんいわく、「それでビール1本開けちゃった日本人がいましたよ。」食後、頭痛まで催してきたコニシシのおかげで、その日も2次会はなし。
コメント