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かつおのたたき。その他いろいろ豪華ご飯。

木曜日。ほんのちょっとだけ雨が降った、蒸し暑い午後でした。タイミングよく電車に乗れたので、いつもより早く着き、たまたまその辺に来ていた内儀に拾ってもらい帰宅。さて夕食。かつおのたたきに、みょうが、たまねぎ、紫蘇を刻んだものをたっぷりと載せ、それにポン酢をふりかけ、さらに油でかりかりに揚げた大蒜の細切れを慎重にのせ、それを大口開けてひとくちで食べました。口にいれたとたんに、なんと香ばしく、そして優しく、噛めば歯ごたえがあり、噛むほどに滋味が溢れ出てまいります。恍惚。そしてヘンリー負けんなというバーボンを濃いめのソーダ割にしておいたものを啜ります。至福。恐らくどんなに上手に焼けたローストビーフでも、このすばらしさ(しかも価格的に普通レベルのすばらしさ)には及ばないことでしょう。
我が輩はかつて、ラスベガスでイベントの仕事をしたときに、ミラージュホテルの食堂でたてつづけにローストビーフを食べたことがありまして、ローストビーフに関して言えば、ふつうの日本人の一生分の許容度を数日でクリアするくらい食べたものです。その我が輩に言わせれば、我が国のふつうのかつおのたたきは、みょうが、たまねぎ、紫蘇、にんにくの助けによって、どんな美しいローストビーフよりも旨くなる!と自慢できるのであります。
それ以外に、メンチカツ(の残り)やら、鰈の煮こごりやら、ソーセージとピーマン炒めやら、いろいろとありました。お向かいさんからの差し入れも合算して、とても豪華になったということです。
ところで8月の末に、中国湖南省長沙に行くことになりそうです。毛沢東の故郷。四大火炉、七大火炉などと申しまして、中国の夏でもっともクソ暑くなるところのひとつに数えられております。おまけに日中戦争当時の激戦区。あんまり行きたくないなあ。張サンによると、湖南料理は湘菜と申しまして、中華料理ではひとつの名菜グループを形成しており、なかでも長沙といえば、紅焼肉が有名だそうです。

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