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7月, 2023の投稿を表示しています

イポーニツによるウォッカ批評 第10回 日本対フィンランド

記念すべき第10回は日本対フィンランド。両者の共通点は、ロシアと隣同士であること。フィンランドは西、日本は東。それから、フィン語と日本語は語順つまり文法が同じであること。フィンランドのフィンはフン族(=匈奴)という説もあって、要するにテュルク語の西の端と東の端。人口規模は倍くらい違うけれど、条件としてはほぼ対等。違いとしては、日本はロシアに勝ったことがあるけれど、フィンランドは勝ったことがない。日本もめっちゃ勝ったわけじゃないけどね。 いまのところ、フィンランディアがいちばんスムーズなウォッカである。税込の値段はフィンランディアが1600円くらい、ニッカが900円くらい。値段がぜんぜん違うので、比較は酷かもしれないが、ベンチマークをフィンランディアに決めたので仕方がない。 飲み比べると、あれれ?そんなに違いがあるのかな?ニッカはドライだけどピリピリするわけではない。フィンランディアはマイルドだけど、逆に、そのまろやかさがスカイ臭い(=糖蜜系な)のかな?と思ったりする。 しかしここでフィンランディアとスカイを飲み比べはじめると、アル中の泥ヘドロにハマりそうだ。やめておこう。 ひょっとして、いろんなブランドを手当たり次第に飲んでいるうちに、ウォッカの評価の閾値がめっちゃ広がってしまったのかもしれない。たまには3000円くらいのクラフトウォッカを飲んでリセットせなあかんのかなぁ。でも3000円出すならスコッチ買うよな。

モカマタリ焼酎 第2日め

濃さが倍くらいになってる。時間が2倍になったので当然か。キナリで飲むと、コーヒーの香りがたいへんディープだ。冷蔵庫にあった牛乳で割ると、甘くないカールア・ミルクのできあがり。 映画「ビッグ・リボウスキー」では、ジェフ・ブリッジズ演じるデュードが、家に帰るなりグラスにカールアとウォッカをどぼどぼ注ぎ、ミルクを足してカールア・ミルク・スペシャルを作って飲むんだ。いいなあ、と思ってそれをやってみると、大変なことになる。 糖分と脂肪分とアルコール、人間にとって3大悪徳コンボに依存症になりそう。やめられなくって何日か過ぎると、自分がデブになっているのがはっきりとわかる。 だから、それをどうしてもやりたかったら、モカマタリ焼酎を作るべし。

モカ・マタリ焼酎

「素晴らしきウォッカの世界」に紹介されていたので、真似してみた。 https://www.ienomistyle.com/sakeguide/20200528-3996 ただしウォッカでなく、宝焼酎「純」35度で。 1日め。コーヒーの甘さが先に来て、アルコールがあとでガツンとくる。モカ・マタリはふつうに淹れたら、酸味がちょっと強めの豆だが、コーヒー焼酎では酸味を全然感じない。 コーヒー焼酎。悪くはないけど、何杯も飲む酒ではない。 さて、2日めはどうなるかな?

ほとんど養命酒

ほとんど養命酒だが、養命酒のねっとりした甘さはない。ズブロッカのバイソンオークである。 ウォッカ批評に入れるには、ウォッカから遠すぎる。日本ウォッカ協会によると、ウォッカは蒸留し、フィルタリングする・・・という「マイナス系の酒」だそうな。だとすれば、ズブロッカでウォッカと言っていいのは草抜きのやつだけである。とはいえ、日本ウォッカ協会の会長はズブロッカのペッパー入りを飲んでいるようだ。単なる酒飲みだな、きっと。

イポーニツによるウォッカ批評 第9回 ロシア対フィンランド

天然ガスは例外扱いなのに、同じエネルギーながらウォッカは禁輸対象。納得いかないが、石油やら天然ガスやら漁業資源交渉を制裁対象外にするなど、アメリカ犬の尻尾の糞どもの方針に逆らって、粛々と仕事をしている有能な官僚のおかげである。ウォッカくらいで「G7として制裁してまっせ!」という面子が立つのなら、まあしょうがない。 世間の風に逆らって奔走しているのは、官僚だけではない。甲斐国の戸田酒販もそうである。輸入禁止のロシアン・スタンダードをどっかから1ダース仕入れ、そのうち6本を我輩のために取置きしておいてくれた。感謝である。 何年か前のこと。戸田酒販は、茅野のダイヤ菊を買収した。ダイヤ菊は経営が宮坂家から戸田家に変わったけれど、作りかたも味もちゃんと継承されているようだ。茅野の「月とスッポン」で、ふたたびダイヤ菊の吟醸生しぼり酒(名前はあやふや)を賞味した内儀によると、以前も今もおんなじように「おいしかった」とのこと。うらやましい。この種類はどうやら、ある種の飲食店にしか出していない。どこの酒屋にも売ってないんだ。飲食店と共存共栄する戦略かもしれない。あそこの店でしか飲めない酒、となったらその店に行くよね。 6本もいっぺんに買ったのは、プレミアムがつくかもしらんというすけべー心ではない。ロシア人への賄賂にするのだ。今後ともいろいろ便宜を図ってもらうかもしれないから。余談ながら、パキスタン人への賄賂も、たいていウォッカだった。 閑話休題。飲み比べである。まずフィンランディアを啜る。まろやかに、スムーズに喉に落ちて横に広がる。それからロシアン・スタンダード。うむ。 なんというか、ストレートである。スムーズなのに、喉全体にまんべんなくどぉーんと広がる。全体が熱くなってから昇華する。 「俺はいまウォッカを飲んでるぜ」という感じ・・・といえばいいのかなあ。 不思議なことが起こった。ロシアン・スタンダードを飲んだあと、フィンランド、ポーランド、ラトヴィアなどいろいろ啜ってみたが、ぜんぶおんなじような味にしか感じない。味覚がなくなったわけではない。スカイみたいに、原材料に糖蜜を使っているやつは、ねっとりした甘さをちゃんと感じる。 穀類からまっとうに作ったウォッカなら、ロシアン・スタンダードは、みんなをトモダチにしてしまう。

イポーニツによるウォッカ批評 第8回 ラトヴィア対アメリカ

比較対象としてモルドバも入ってます。でも実質的にはラトヴィア対アメリカ。 ラトヴィアで思い出すのは、我がオールドフレンドのオルガ・ゼルジタス。オールドフレンドというのは、歳とった友達というのと、古い友達という二つの意味がある。オルガの場合は両方。 オルガ・ゼルジタスは1987年ごろに80歳か、その手前で亡くなったから、おそらく1910年頃の生まれ。家に遊びに行くと、紅茶を入れてくれたり、クッキーを出してくれた。それからゆっくりと、故郷のラトヴィアのリガの写真を見せてくれて、昔話がはじまる。ラトヴィアにナチスが入ってきた時のこと、ナチスが出ていってソヴィエトの赤軍が入ってきた時のこと。赤軍が入ってきたのは1945年だから、オルガは30代だった。 「法律家になってはいけません。国がなくなると、法律もなくなるから。」故郷で弁護士だったオルガはそう言った。欧州6ヶ国語ができたオルガだけれど、英語だけはできなかった。だからアメリカに亡命して、家政婦をするなど苦労して、一人息子のレオナルドを育てた。 なんでオルガの家に行くようになったかというと、下宿人のキャシー・ブルーノの趣味が、独居老人訪問だったから。独居老人を訪問すると、お茶とクッキーを出してくれて、エンドレスの話が始まる。ときには歯の抜けた口で。これが英語の聞き取りに最高の訓練になる。 そんなオルガの生まれ故郷、ラトヴィアのストリチナヤちゃん。嚥下するときに、口腔の奥全体にアルコールが広がる。それはアメリカ産のピナクルも同じ。だけれど、ストリチナヤちゃんのほうが上品。モルドバのペトロフスカヤちゃんと比べると、アルコールがどどーんと押し寄せてくる感じは否めない。 たまにストリチナヤを飲んで、オルガのことを偲ぶのも悪くない。物静かで穏やかだったオルガ。壮絶だった半生を語るときも穏やかだったオルガ。ハドソン川が一望できるヨーロッパ風のコンドミニアムは、クラシックで重厚な家具調度で揃えられていた。 そして、彼女に会わせてくれたキャシー・ブルーののことも思い出す。

イポーニツによるウォッカ批評 第7回 ポーランド対ポーランド

ポーランドのアブソルヴェントとズブロッカ(草抜き)の対決です。 ポーランドっていうのは、NATOでいちばんヤンチャなことを言う、いわば困った国。だが、なんとなく憎めない。それにはいくつか理由があって、ひとつは自分らの国が何度かなくなってしまったから。世界史でいうポーランド分割というやつで、近隣の国がよってたかって自分の国をむしり取ってしまった。こんな気の毒なことはない。だから、近隣の国に対する憎悪とか恐怖はわれわれ日本人の想像が及ばぬところにありそうだ。 もうひとつの理由は、個人的なこと。1984年1月、ニューヨークに着いたばかりの我輩は、先輩のオーマイさんと同じ下宿に放りこまれた。そこの家主がサーディ・スパコヴィッチというポーランド系のおばあちゃん。さらに仕事相手が、ニュージャージーの港湾地帯にある海貨業者とか運送屋とか倉庫屋。海貨業者はドイツ系、倉庫関係はポーランド系がなんでか多かった。仕事で付き合いが濃かったのは、ジミー・モカウスキーというポーランド系の兄ちゃん。アメリカ生まれで、ポーランドの歴史なんて我輩のほうが詳しいくらいだったけど、いいやつだった。つまり、ポーランド系で悪いやつに会ったことがないんだ。 閑話休題。ウォッカの飲み比べ。両者ともスムーズ。飲んだあと甘みを感じるアブソルヴェントは、副鼻腔のみならず喉全体に広がる。ズブロッカも甘みを感じるけれど、微妙に違う。香りが垂直に、副鼻腔に抜けるのと、甘みも垂直に感じる。 同じポーランド産だけに、材料が似ているんだろうな。あとは好み。ちなみに単価はアブソルヴェントが格段に安い。ドンキでしかみたことがない。

イポーニツによるウォッカ批評 第6回 フィンランド対ロシア

日本政府は、ロシア産の天然ガスは輸入禁止にしていないのに、ロシア産のウォッカは輸入禁止にしている。甲斐国の戸田酒販によると、そうらしい。アジア人なんだから、G7なんぞやめてしまえ。天然ガスもウォッカも同じエネルギーじゃないか。 というわけで、富士見駅前の福寿にもロシアンスタンダードが入らない。比較対象がないので、ちかごろお気に入りのフィンランディアが優勝候補かな?と考えていた。 ところが、西宮に帰省してやまやに行くと、ロシアンバリュープラチナムが普通に売られているじゃあーりませんか。それだけではない。ハンスカヤのリミテッドも売っている。もちろん速攻で購入。今回の比較は、ハンスカヤではなくロシアンバリュープラチナム。 スムーズさは両者拮抗。喉を通ったあと、フィンランディアは香りが横に広がる。扁桃腺のあたりでふくよかに広がる。ロシアンバリューは縦に抜ける。副鼻腔から目の奥の辺りまで抜ける感じ。 ロシアンバリューの輸入元はやまや。ということは、やまやにしか売っていない。しかし長野県にやまやはない。一軒もない。山梨にも岐阜にもない。フィンランディアならコルドンヴェールが輸入しているので、どこでも売っている。 やまやが長野県進出するより、ウクライナが無条件降伏するほうが先だろうな。きっと。

ざるそばと舞姫の純米吟醸生

日曜日。安着して、ざるそばと舞姫の純米吟醸生。金曜日の夜の日本酒のうまさが忘れられず、帰ったら、ざるそばで日本酒!と内儀と盛り上がった次第。舞姫というのは諏訪の酒蔵のひとつ。地元ならではの、新鮮な酒をきっちり冷蔵庫で保管しているマルボク酒店で買い求めました。 蕎麦を食べ、冷酒を啜る。うまい。アフガニスタンのタリバンに教えてやりたい。アメリカ軍が進駐していた頃のアフガニスタンでは、アメリカ軍関係やCIAが戦費や賄賂の現地調達用にケシ栽培を推奨していたのですが、日本のNGOなんかはケシではなく蕎麦を栽培しようとしていた。だからアフガン人は蕎麦を知っている。でも日本酒は知らない。イスラム教徒だけど、蕎麦と日本酒のうまさを知ったら、宗旨替えするんとちゃうん?なんて与太話をしていた時です。 内儀が、「俺もそれやりたかったなあ」という爺の声を聞きました。そういえば、爺の生前、こんなうまいコンビネーションを楽しんだことなかった。爺は蕎麦好きだったし、ウィスキーに切り替える前は日本酒党だった。残念だったなあ。なんで思いつかなかったんだろう?

なんば551の回鍋肉、肉団子、炒飯やら焼き鳥やらあれこれ

土曜日。実家の不用品撤去キャンペーン。ああ疲れた。腰も痛いし。というわけで、早い晩飯は兄貴とみどりちゃんが買ってきてくれた惣菜。おお、このねっとりした肉団子。さらにへばりつく玉ねぎとピーマン。めっちゃ懐かしい。最初は峠の40度3年もので乾杯。あと我輩はひたすらフィンランディアのウォッカを飲みました。へべれけ。

梅田の三重人で酒宴

金曜日は仕事を休んで西宮。同様に仕事を休んだ月子も同乗。西宮について、エブリ君を駐車場に置いて阪神電車で梅田。阪神梅田駅では、駅長室がローソンになっててびっくり。駅長が店長になったんかと思いましたが、駅長室は向かい側にありました。仕事帰りのはなこと待ち合わせ、グランフロンとやらのてっぺんの「三重人」で酒宴。 家族四人で酒宴というのはじつに久しぶり。酒と料理のわかる大人になった娘たち。 はなこの頼んだ日本酒「裏寒紅梅」があんまりうまそうだったので、禁を破って啜らせてもらいました。ああm微発泡が五臓六腑に染み渡る。あれこれ盛り合わせを頼んだ中で、我輩が感心したのは三重牛のどて煮。 帰宅してから紅茶とケーキ。

イポーニツによるウォッカ批評 第5回 モルドバ対ポーランド

今回は37.5度の対決であります。ウォッカをマイルドに感じるのは、度数のせいか、それとも度数は関係ないのか。両者飲み比べると、明らか。圧倒的にズブロッカがマイルド。 現時点で総括すると、度数にかかわらずズブロッカの草抜きが優勝候補。 モルドバのペトロフスカヤちゃん37.5度とサンフランシスコのスカイイウォッカ40度は、 共通する甘さがあります。おそらく原材料の配合比率がたまたま似ているのか。ウォッカの原材料の配合なんて、仕込みのタイミングで違うんじゃないかな。ウクライナの小麦が入らなかったらカリブの糖蜜にするとか。両者の微妙な違いはアルコール度数によるものなのか、それとも他の要因によるものか。謎を解明することはできなさそうだ。

カレー

鶏のもも肉とズキニーで内儀がカレーを作ってくれたのが金曜日。今までカレーだけは卵とじになった例がなかった。今回も無事に生き延び、そのまんまの形で食べれたのが金曜日の晩ごはん。 カレーは翌日は旨いという公理があるので、朝ごはんにカレーを食べようかなと言ったら、内儀は「しー。4人分ないからお昼にカレーうどん」と。曇りの土曜日の午前中はまったり過ごし、外出したのはチモトさんとこにコーヒー豆を買いに行ったくらい。帰宅してお昼はカレーうどん。いやー、旨かった。

イポーニツによるウォッカ批評 第4回 スェーデン対ポーランド

草が入っているので有名なズブロッカには、草抜き版がある。知ってた?我輩は知らなかった。知らなかったが、福寿屋にあったので買ってきた。飲んでみたらめっちゃ超絶ウルトラスムーズやった。絶対基準にしているアブソルートと飲み比べたら、アブソルートの負け。だから次回から基準はアブソルートではなく草抜きズブロッカに決定。 ・・・とここまで書いて投稿。投稿してから「ん?」と思いついて裏書を見たら、アルコール度数37.5度でした。人間は40度より37.5度のほうがスムーズに感じるのか?メンデレーエフさんが究めた40度というのはどうなんや? ほな次回は、モルドバとポーランドの37.5度対決な。

イポーニツによるウォッカ風批評 第3回 モルドバ対マツド

前回、モルドバのパトロフスカヤちゃんは規定外の37.5度。槍投げで、槍ではなく竿竹を投げた感じ・・・なのかな。今回は規定外ついでに、モルドバ vs 甲類焼酎「純」35度。千葉県松戸市新作字高田の宝酒造です。 長野県諏訪郡富士見町の富士見駅近くの酒屋「福寿屋」の亭主は縄文人。その縄文人いわく、甲類焼酎は飲んだあとの余韻においてウォッカに及ばないと云々。 じっさいに飲み比べたところ味はもちろん違うし、余韻もそれなりに違う。純35度は甘口。余韻がないということはない。ちなみに純の説明にいわく: サトウキビ糖蜜を原料としたピュアな焼酎をベースに大麦、トウモロコシなどを原料とした11種類の厳選樽貯蔵熟成酒を13%使用(後略) ・・・甲類ながらそれなりにいろいろと工夫されている様子。我輩の印象としては次のとおり。 ラムチョップを塩胡椒で焼くなら、純。タレでジンギスカンにするならウォッカ。焼き鳥でいえば、塩なら純。タレならウォッカ。カクテルにするなら、ピリッとしたウォッカのほうがいい。ケーキをずぶずぶのアルコール漬けにしたいときラム酒を切らしていたら、辛すぎない純。 【追記】 シェイカーに氷を入れ、純35度をシェイクしてグラスに移し、ソーダで満たした。同じプロセスを経たウォッカと比べると、雲泥の差だった。純35度にはキックが全然ない。たとえていえば、開封して3日めの煎餅。純を飲むなら、ストレートかロックに限る。

イポーニツによるウォッカ批評 第2回 スェーデン対モルドバ

モルドバというのは語感からして南太平洋の楽園みたいだけど、それはモルディブ。 モルドバは、住民投票でロシアに帰属した黒海の要衝クリミアの西、ロシアがおそらくこれからとってしまうオデッサのもうちょっと西、ルーマニアの東の方の共和国。モルドバはロシア語人口が多いらしく、ロシア連邦に加盟申請したんだけど、ちょっと待った状態。大統領がルーマニアと二重国籍を持つ売国女子で、そもそも売国奴が大統領になったのはもちろん西欧の陰謀なんだろうけど、そんな按配でややこしい。 おっと、中華喰うかで国際政治について語ってしまったぞ。でもそれはウォッカのせい。 今回はアブソルート(スェーデン)とペトロフスカヤ(モルドバ)。ペトロフスカヤちゃんが圧倒的にスムーズで甘い。ペトロフスカヤちゃん、アルコール度数が37.5度だからそう感じるのか? ウォッカのアルコール度数は40度であるべき、と主張したのは、元素周期表をつくったメンデレーエフさん。その話は同時通訳でエッセイストだった米原万里さんがあちこちで書き残している。メンデレーエフさんは偉大なんだろうけどやっぱり、40度はキツい。37.5度を甘く感じてしまうのはアル中未満の素人の本音ではなかろうか。

ベーコンとバジルのスパゲティ

土曜日は赤ちゃんゲストが来て、おばーちゃんずもだっこさせてもらい活性化。女性は赤ちゃんがいると無条件に活性化される。ゲストが帰ってから夕食は、福屋源の中華テイクアウト。麻婆茄子。ニンニク炒飯。炸醤麺。青菜炒め。 日曜日は内儀と松本にお出かけ。午前11時ごろ、富士見でもすでにクソ暑くなりそうだったので、ターボ付きでクーラーがんがんに効くエブリくんの出番です。お昼はざるそば。松本のイーオンでとりあえず購入したのが日傘。仲町通りを徘徊し、イーオンも徘徊し、ついでに茅野のブッコフで本をピックアップして帰宅したら午後5時。晩ご飯は内儀の作ってくれたベーコンとバジルのスパゲティ。