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イポーニツによるウォッカ風批評 第3回 モルドバ対マツド

前回、モルドバのパトロフスカヤちゃんは規定外の37.5度。槍投げで、槍ではなく竿竹を投げた感じ・・・なのかな。今回は規定外ついでに、モルドバ vs 甲類焼酎「純」35度。千葉県松戸市新作字高田の宝酒造です。

長野県諏訪郡富士見町の富士見駅近くの酒屋「福寿屋」の亭主は縄文人。その縄文人いわく、甲類焼酎は飲んだあとの余韻においてウォッカに及ばないと云々。

じっさいに飲み比べたところ味はもちろん違うし、余韻もそれなりに違う。純35度は甘口。余韻がないということはない。ちなみに純の説明にいわく:

サトウキビ糖蜜を原料としたピュアな焼酎をベースに大麦、トウモロコシなどを原料とした11種類の厳選樽貯蔵熟成酒を13%使用(後略)

・・・甲類ながらそれなりにいろいろと工夫されている様子。我輩の印象としては次のとおり。

ラムチョップを塩胡椒で焼くなら、純。タレでジンギスカンにするならウォッカ。焼き鳥でいえば、塩なら純。タレならウォッカ。カクテルにするなら、ピリッとしたウォッカのほうがいい。ケーキをずぶずぶのアルコール漬けにしたいときラム酒を切らしていたら、辛すぎない純。

【追記】

シェイカーに氷を入れ、純35度をシェイクしてグラスに移し、ソーダで満たした。同じプロセスを経たウォッカと比べると、雲泥の差だった。純35度にはキックが全然ない。たとえていえば、開封して3日めの煎餅。純を飲むなら、ストレートかロックに限る。


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