中華喰うか

秋雨前線とやらで柔らかい雨がふった1日でした。「あきあめ」ではなく「あきさめ」というからには、秋小雨ということなのでしょう。すっかり暗くなったなかをバスで駅まで向かう途中、こんどの味噌仕込みのことを考えました。昨年の仕込みは11月の連休でしたので、ことしも11月20日から23日にかけての4日間を考えています。それまでに空き樽と麹と大豆と塩と薪を調達しなければなりません。去年は60リットルくらいの仕込みでしたが、今年は72リットルぎりぎりまでやってみましょう。 帰宅すると、美人妻がおいしそうなかき揚げ天ぷらを揚げておりましたので、ひとつつまみ食いをしました。花姫もまねをして、つまみ食いをしました。それから食事をしました。花姫は11ヶ月かけて仕込んだお味噌がなくなってしまうのが心配だそうなので、「1回のご飯のお味噌汁に60グラム。朝晩60グラム使うとして、1日120グラム。30日で3.6kg。12ヶ月で43.2kg。」というような話をして、残りを物々交換にできることを説明しました。 そうこうするうちに月姫がバレーレッスンから帰ってきて、かばんから瓶を取り出してママに渡しました。バレーの先生も物々交換コミュニティーに入り、うちの味噌と引き換えに、とくべつのポン酢醤油を提供するということです。とても高級そうなので美人妻は「お金払わなくていいのかしら？」といいます。 物々交換のプロになるには、いくら高価そうなものをもらっても、そのプレッシャーに堪えて手前味噌と引き換えにするという根性が必要かもしれません。それにしても、この調子でコミュニティーがひろがったら、はたして四斗樽で足りるのでしょうか？

夕方ボスに誘われギネス会議。味噌の仕込みのことを思案しながら雨にぬれた道を歩いて帰りました。お家の夕食はきずし（しめさば）などなどシンプルなごはん。永山さんとこのおいしいお味噌でつくったみそ汁をいただきました。

みかちゃんが来てくれて、エスニックメニューをつくってくれました。まずは鶏のもも肉の油を熱しておいて、にんにくとしょうがを炒め、香り高い油で米を透き通るまでいため、鶏肉を煮たスープで炊き込んだ鶏飯。甘辛ソースをかけた鶏肉。卵白と小麦粉をふわふわになるまで泡立て、それでころもをつけた鱈の唐揚げ。黄色いピーマン。それらを香菜を刻み込んだたれにつけて食べます。つけあわせは蝦をあしらったエスニックサラダ。準備をしてもらっているあいだに赤ワインをあけ、カレーシュー宅からいただいたアムステルダム直輸入のVSOPチーズとクラッカーをつまみながらまったりと待たせてもらい、鶏飯を食べる頃に幸福感が絶頂に達しました。ああおいしかった。

強力粉を買いにいかなかったので、日曜日の朝はお茶漬け。こども図書館でパパの読み聞かせイベントに参加して大阪弁の歌を歌いました。お昼は福美ちゃんのおすすめの洋食屋。こどもたちはカレーシュー宅にいったので、夫婦でお買いもの。夜はたっちゃん夫妻がお向かいさんに来るというので、鯛を２匹、鰯の刺身を５匹分、朝ご飯用に筋子、月曜日にみかちゃんが来てくれるというので鱈などを買いました。鯛は清蒸。鱈子は蒸してお味噌と合わせました。お向かいさんの用意したいろいろな料理、美人妻の野菜天ぷら、花姫がつくってくれた生ハム巻きときゅうりサラダなどをあわせて、とても豪勢な宴会になりました。

夜半過ぎに起きてパンを仕込もうと思ったのですが、強力粉の在庫がなく断念。朝はトーストとコーヒーとチーズ。それから町会の防災委員会。お昼はわかめうどん。午後は電解コンデンサーをハンダ付けしようとして、手が震えて出来へんかったりしました。別にアル中やないねんけど、35年ぶりやし。夜は標記のメニューで、久しぶりの一家団欒家ご飯を楽しみました。夕食後にお茶と谷矢製餡のきんつば。

朝から掃除をして、午前１１時頃に家を出て、午後１時５分の飛行機に乗り、２時１０分ごろ羽田空港に到着しました。すぐにモノレールに乗って２時４５分に浜松町。山手線で秋葉原につき、ラジオ会館で電解コンデンサーを買い、松戸についたのが３時４２分。家族みんなと落ち合ってパスポート申請がおわったのが４時３０分。松戸駅西口のペコちゃんのちかくの「大都会」という居酒屋で夕食。 ２４時間営業の激安居酒屋で、激安の秘訣は食券システムと、厨房も含めて従業員推定５名程度、すべてセルフサービスという運営システムにあるのでしょう。黒生ビール、辛ラーメン、鶏のから揚げなどなど。テレビでアンパンマンをやっていてこどもたちも退屈しなかったし、ここまで安けりゃたばこのけむりも店のバックグラウンドのひとつです。 飲み屋メニューだけではなく、独身向けの健全な定職メニューも充実しています。ちょっと背の高いカウンターのみで、競馬新聞を読みつつメシを喰うには快適ですが、へべれけに酔っ払って長居するにはちょっと辛いという椅子にも工夫がありそうです。昭和４０年、箕面スパーガーデンの地下食堂（そんなんがあったとしてのはなし）という、とてもええ感じの店でした。

ホームセンターとか市役所とか谷矢製餡所へいった日でした。夜はひさしぶりに揚げ物が食べたいというおかんの要望で、コロッケを揚げました。

２３日は兄貴が来たので、石屋川の酒心館。昔の酒蔵をレストランに改造してあります。今も造り酒屋なので、季節のおすすめの吟醸酒をいただきました。

夜は甥夫妻が来たので、神戸本町の杏花村。餃子の台南か、あるいは丸玉食堂にしようかと思ったのですが、丸玉食堂は定休日。台南は餃子とラーメン程度しかないはずなので、３０年ぶりに杏花村。

朝４時におきて羽田空港につき、おにぎりをかじっていると７時２０分発の飛行機の搭乗が始まりました。８時２５分に神戸空港につき、９時３０分ごろにおかんの家につきました。 お昼はおかんが近所の茶月からおすしをとってくれました。

美人妻は学校です。朝はキムチ炒飯。11時過ぎにこどもたちを亀蟻駅に送り、迎えにきていたP一家に引き渡しました。今夜はP宅でお泊まりです。それから買い物をして帰宅し、家の地震対策やらステレオの分解やら雑用をやっていると夕方になりました。鯛の粕漬けを焼きはじめ、しじみが煮える頃に美人妻が帰宅しましたので、ふたりだけの夕食を楽しみました。

日曜日。美人妻は同い歳で亡くなったいとこの葬式に行きました。高校生、中学生、小学生の子供を残して死んだとのことで、心が痛みます。我が輩はこどもたちの世話ですが、夕方はかれーしゅー宅にお呼ばれなので気楽でした。 かれーしゅー宅にパンを焼いて持ち込むと、1階のダイニングルームが宴会場仕様になっており、そこで2年熟成の風格あるチーズとか、山羊乳チーズ、そしてオレゴンのスパークリングワイン、おなじくオレゴンの軽めの赤ワインをいただきました。我が輩のパンのファンというご一家にもお目にかかり、物々交換コミュニティーにお誘いしました。こどもたちは人形劇など発表してもりあがり、途中から合流した美人妻とともにすっかりヨッパライになって帰りました。

台風が来るんとちゃうかと危ぶまれましたが、運動会がぶじに開催されました。お昼前にいったん帰宅して、エスプレッソをつくりミルクをあたためて復帰し、かれーしゅーの旦那とカフェラテの野点を楽しみました。お昼は校庭のすみっこで、ヤブ蚊を撃墜しながらおにぎり、からあげ、たまごやきなどなど。夕方になって美人妻が崩壊しました。3日連続でホメオパシーの講義にいき、今朝は4時起きでお弁当をつくったのですから。というわけで、きょうも晩ご飯は我が輩が腕をふるいましたが、こどもたちは疲れすぎて食がすすまなかったのが残念でした。

帰りに鯖といわしのつみれなどを買って帰ると、こどもたちがお向かいさんからお誘いがあったというので、食材は冷蔵庫に直行させ、冷凍庫から氷をもってお向かいさんへいき、晩ご飯をごちそうになりました。

買い物をして帰宅すると、こどもたちが水泳のゴーグルをつけて包丁をもっていました。お味噌汁にいれる葱を切るので、泣かないようにゴーグルをつけているのだそうです。なんと面白くクリエイティブなやつらなんだと感動し、こいつらどこでも楽しく生きて行けそうだと思いました。ご飯はすでに仕掛けてあって、みそ汁にいれる茄子と葱をきざんでいるところでした。鯛の粗をオーブンですこし焼き、それでみそ汁のだしを取りました。それから、鱒の肚身と青唐辛子をすこし焦げるまで焼きました。みそ汁をお椀にいれ、ご飯をよそい、テーブルが整ったところで美人妻が学校から帰ってきました。それからみんなで楽しい夕食をいただきました。

朝はご飯のあと、めづらしい赤い洋梨と京みやげの八つ橋聖をいただきました。八つ橋は栗、ごま、抹茶それぞれがユニークでとてもおいしいものでした。全体的にうすくきな粉がかかっていて、こんど自分でつくる八つ橋にもきな粉をまぶそうと思いました。 美人妻はきょう学校なので、夕方は買い物をして急いで帰りました。帰宅すると花姫がお米を洗って仕掛けておいてくれたので、あと4分でごはんが炊きあがるところでした。グッドタイミング。さすが花姫です。 それからぶりの煮魚と、みそ汁をつくりました。ぶり煮にはごぼうと木綿豆腐をつけあわせにしました。みそ汁はたまねぎとじゃがいもの定番に、えりんぎを加えました。お向かいさんから野菜炒めのうれしい差し入れがありました。 ちょうどできた頃に美人妻が帰宅し、月姫もバレーから帰ってきました。こどもたちがおいしいといって、たくさん食べてくれました。よかったよかった。 こういうシンプルな和食メニューなら30分でできることもわかり、段取りもだいぶわかってきました。

朝はほたてカレー。夕方すっかり暗くなったなか帰宅すると、美人妻が揚げものをしていました。黒ビールを飲みながら揚げものを手伝い、ぼちぼち作りつつぼちぼち食べました。食卓について、明太子と京のお漬けものとみそ汁でごはんをいただきました。

朝夕は涼しくて長袖にしようか半袖にしようか迷う季節です。日中は暑くてポロシャツでいいくらいです。こういう季節感は、日本に暮らしていると「こういう季節になった」という気持ちが沸きおこりますが、南洋に暮らしているとずっと摂氏30度なので、いつもTシャツと短パンで、秋とか冬とか春を忘れてしまいます。人間というのは適度に忘れたり適度に思い出したりするのがいいようです。 さて涼しい夕方、道ばたで携帯電話相手にずいぶん大声でみずからのプライバシーを曝けだしている人や、こないだの人間ドックでメタボと診断された我が輩よりもかなり太めの人に追い越されたりしながらのんびり歩いて帰宅すると、美人妻が夕食をつくってくれていました。ちょっと時間がありそうなので、花姫をさそって入浴・洗髪しました。それからおいしい食事をいただきました。 この日のカレーは、拙宅のいつものスタイルとはちがって市販のルーを使っていましたが、ほたてとまいたけとじゃがいものおかげで、こんなに旨いカレーは喰ったことがないと思うほどおいしいカレーでした。ボンベイサファイヤのジンをオンザロックでいただきました。

前日はお向かいさん宅ですっかり酔っぱらい、こどものベッドでこどもといっしょに寝てしまいました。夜中に起きてお風呂にはいり、パンを仕込みました。 朝はすこしゆっくり起きてパンを蒸し焼きにしました。なおくんが大変旨いといいました。洗濯や下ごしらえをしている間、なおくん夫妻とこどもたちは広池であそび、お昼はうちでフォーをつくりました。なおくんが大変旨いといいました。それからなおくん夫妻を駅に送り、帰宅してクーラーを効かせた部屋で、こどもたちとまったりすごしました。夕方にごはんを仕込み、鯛の煮魚とみそ汁をつくりました。ご飯まえになってこどもたちがしょうもないことでけんかを始めたので、「パパはストライキする。ごはんはなし！」と言いましたところ、花姫が泣いてしまいました。 ママは土曜日の朝から、京都のシンポジウムにお泊まりで出かけてずっと不在だったのです。 こどもたちはずっとがまんしていたのです。 ごはんとか、こどもたちの生存についてパパは絶対的なちからを持っているのに、「ストライキする。ごはんはなし！」といってしまったので、こどもたちは絶対的な恐怖を感じたにちがいありません。 そう思ったので、すぐに心から謝りました。 こどもたちはこころよく許してくれたので、シャワーを浴びて、みんなでごはんをたべました。 生まれて初めてつくった煮魚でしたが、おいしくできたので、こどもたちはいっぱい食べてくれました。

朝はパンを焼きました。お昼はさぬきつどん。午後はこどもたちのお習字のあと、月姫はバレー。こないだ結婚したばかりのなおにいちゃんご夫妻がきてくれました。夕方、お向かいさんのお宅で、なおにいちゃんはへろへろに酔っぱらいました。こちらから、さんまのお刺身とか、炊きたてのごはんとか、ほうぼうの清蒸をもっていきました。なおにいちゃんは3年ぶりでしたが、すっかりおとなになっていました。

休業日でした。工作をしたあと、遅いお昼はさぬきうどん。夕方はぼちぼちと、とうもろこしを茹でてこどもたちに食べさせ、大人はさざえの刺身をこりこりとつまみつつ、めんたいこをちびちびと賞味しつつバーボンのソーダ割りなどを楽しみ、あじのかばやきとごはんで仕上げをしました。翌日ははやいので、8時頃寝てしまいました。

朝から飲まず喰わずで小伝馬町に健康診断に行きました。ほんの2.5cmで肚囲がメタボにひっかかり、かわいい保健師さんに動機付け指導してもらいました。食生活は悪くないけれど、運動不足だそうです。 柏で美人妻と落ち合って、モスバーガーでデートしました。それからトマティートのフラメンコのCDを買い、帰宅しました。夕食はみかちゃんの作ってくれたホワイトソースをつかった、ベジタリアンのグラタン。とてもコクがあって、ベジタリアンと言われるまでベーコンかなんかが入っているに違いないと思い込んでいました。それからピーマンサラダ。こどもたちはピーマンがなぜか嫌いですが、我が輩もじつはこどものころは嫌いでしたが、1983年にバグダッドで7ヶ月間暮らしてから、ピーマン以外に青い野菜がなかったので、ピーマンが大好きになったのでした。今日は赤ピーマン黄ピーマンが彩り豊かでとても楽しめました。

ときどき優しい雨がふる日でした。ポンティアナ姫ことみかちゃんが来てくれて、おしゃれでおいしいごはんをつくってくれました。月姫はとくに、おねえちゃんができたのでとてもうれしそうでした。こどもたちはデザートを、我が輩はコーヒーをいれました。それからみんなで、みかちゃんを駅まで送りました。

帰り道に楽器屋のCDコーナーで呆然と30分過ごし、それから帰宅しました。お昼は暑かったり、雨がざーざー降ったりとわけのわからない天気で、汗をかいたり汗がひっこんだり忙しくすごしました。夕食はシンプルながらあじわいぶかいものでした。 こどもたちがベッドにはいり、「おおやさんはねこ」を読もうと思ったら、その章が思いのほか長そうなのでためらっていると、月姫がかわりに創作のおはなしをしてくれました。

前日、魚屋の店先で強烈な誘惑を放射していたあんこう。今日は美人妻の手によりおいしいおいしい唐揚げとなって登場しました。そのほくほく感、やわらかさ、コラーゲンのねっとり感、まったり感。I.W.ハーパーのオンザロックにことのほか合いました。

朝はパン。薄力粉をきらしたので、上新粉をブレンドしたところ、ずっしりしたパンになりました。美人妻にパンをもたせ、学校に送り出してから町内会の寄り合いにいったら、2分遅れたことをしつこく文句を言われましたので、おなかがユルかったと言い訳しました。爺さんがたの訳のわからん長い話がおわり、お昼過ぎにいそいで帰宅したら、こどもたちはパンを食べてくれていました。なんていいこどもたちなんでしょう。 1時ごろに自動車で出発して、埼玉県三郷市のイケアにいきました。流山の橋の手前でずいぶんな渋滞だったので、運河をこえて野田の橋で江戸川をわたり、三郷の手前のガソリンスタンドで教えてもらった抜け道を通ったら、まったく渋滞知らずでスムーズにいけました。 イケアであちこち眺め、こどもの画材やクッキーを買って帰宅しました。帰りも抜け道をひょろひょろ行くと、あっというまに江戸川の土手から橋にいくことができました。 帰り道に魚屋スーパーでお向かいさんに依頼されたとおり刺身を買いました。今夜の宴会は我々が招かれるかどうかわからなかったこともあって、強烈に存在をアピールしていたあんこうの切り身を夕食の唐揚げ用に買って帰宅しました。お向かいさんにお届けすると、すでに宴会がはじまっていて、参加者が豪華メニューをもちよったらしくすでにテーブルは満艦飾で、買ってきたお刺身は拙宅で食べることになりました。 こどもたちはおなかがすいていたこともあり、刺身を手づかみで食べ、なんと刺身だけで取り敢えずおなかいっぱいになるというグルマンぶりを発揮しました。そりゃそうです。8人用の刺身の半分がたをこどもふたりで手づかみで喰ったのですから、ハラいっぱいになりますがな。 まもなく帰宅した美人妻と、お向かいさんでなみなみとついでいただいた12年もののスコッチをすすりながら、のこりの刺身を食べ、それからごはんを少し食べ、あんこうの唐揚げは翌日にまわすことにしました。こどもたちは刺身をもう消化したらしく、納豆ごはんをたべていました。

朝はパン。なかにチーズを入れて、蒸してから焼きました。美人妻が感動して学校にもっていきました。お昼まえに自動車をとりにいき、お買い物をして、お昼はおうちでカレーうどん。午後は町会の敬老記念品配りたらでなにかと忙しく、気がついたらゆうがた6時前。とりあえずご飯をたき、みそ汁のしたごしらえをして、ぶりの味噌煮のレシピをネットでしらべました。みりん1、日本酒1、味噌1で合わせてみると甘すぎたので、魚醤と塩を入れました。みりんは0.5でいいのでしょう。フライパンで油を熱して、生姜の薄切り8片くらいを入れて香りを出し、ぶりと木綿豆腐をいれて蓋をして、あらかた熱がとおったら合わせ味噌をいれてお酒がとぶくらいまでしばらく煮ました。あんまり自信がなかったのですが、花姫がはげましてくれたり手伝ってくれたりして、結果は大成功。学校から帰ってきた美人妻も、こどもたちも、とてもおいしいとぱくぱく食べてくれました。ああよかった。

帰宅すると電話が変わっていました。夏に子供部屋にクーラーを買うとき、3万円割引の誘惑に負けて電話会社を乗り換えたのです。剃髪してシャワーを浴びて、食卓につくとこどもたちがテレビのチャンネル云々でけんかをはじめました。そもそも我が家では、食事のときは作ってくれた人（週日はママ）に敬意を表して、テレビは消すことになっています。 こどもたちがけんかをはじめたので、ここぞとばかりに我が輩がテレビを捨てようという動議を提出したら、こどもたちが仲直りしておとなしくごはんを食べはじめました。我が輩はこういう話をしました。 むかしむかし、日本のおうちではどこでもかならず、「チャンネル戦争」という戦争がありました。パパがそだった西宮のおうちも例外ではなく、ひいばあちゃんが偉そうに、下唇を空よりも高く突き出して威張っていて、ちょんまげチャンネルしか見せてくれなかったのでした。パパはそれに反抗して、テレビをぜんぜん見なくなってしまいました。 ・・・けっきょくテレビは捨てなかったのですが、テレビが一家団欒の敵、おいしい食事の敵、家族コミュニケーションの敵、スローフード生活の敵という認識は変わりません。 こどもたちには伝わっているのかなあ。

朝また夢をみて寝坊しそうになりました。午後からおおたかの森。会議後ギネス会議。すずしいなかを帰宅すると、華麗しゅう宅の美女たちがお集りで、拙宅の美女たちとともに桃パスタを楽しんでいました。食後、とてもおいしい松戸ケーキをカプチーノとともにいただきました。

朝、チャーリー・ヘイデンの車でグリニッチ・ビレッジまで乗せてもらっている夢を見ていたら、40分ほど寝過ごしてしまった涼しい朝でした。秋眠不覚暁兮。 夕食は大好物の苦瓜の天ぷらその他でした。揚げたての苦瓜とピーマンがあんまりおいしいので、テキーラをストレートでいただきました。

台風一過で暑さが戻ってきた月曜日、朝はシャケの粗汁、さんまの蒲焼き、たまごやきという超豪華朝ご飯をみんなでいっしょにいただきました。夕方すずしくなったなかを帰宅して、皮が焦げたさばのみりん干しなどを賞味しました。

台風が通り過ぎた月曜日、みかちゃんが来てくれてラザーニャなんかを作ってくれました。スパークリングワインをあけて乾杯。