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1月, 2022の投稿を表示しています

大町の小木曽製粉おふくろそばでざるそば

 土曜日。岡谷のブッコフに本が届いたとメールがあったので、午前11時ごろ内儀とお出かけ。茅野であれこれ用事をすまし、諏訪湖をぐるりと回って岡谷。途中で雪景色を見たくなったので、ブッコフで本を受け取ってから高速道路で安曇野。北にむかい、松川町をすぎたあたりから周囲のたんぼは雪景色。大町の市街地の手前にある小木曽製粉でざるそば。カウンターに並ぶまで温かいそばを食べるつもりだったのに、ふたりとも順番待ちのあいだにざるそばに変更。まわりをみたら客はみなざるそば派で、ここは原理主義者のくる店なのかもしれないとひそひそ話。どんなに寒い日でもざるそばを食べるのがそばタリバンのあるべき姿なのか。 大町は雪の中。これから白馬村とか行ったら帰れなくなるかもしれないので、行き先を変更して大町ダム。大町ダムも雪の中でいつもの展望台にアクセスできず、でも雪景色のドライブが楽しいのでずんずん登っていくと、道路閉鎖とな。その手前に葛温泉高瀬館というのをみつけ、そこで温泉につかりました。昭和な建物、ロッカーすらないシンプルなつくり。ながい廊下には額縁にはいった山岳写真が満載。いかにも山屋が愛好しそうな温泉。湯温は「ぬるめ」のほうが44度くらい。「あつめ」のほうは手を入れただけで怖くてはいらなかった。真打ちは露天風呂。ほてったをからだを寒風にさらすのが最高。とくにき゜んたまを岩のうえで冷やすのが無上の快感。富士見に帰着したら午後6時。

ジョン・バー

長野県には酒のやまやがない。山梨県にも岐阜県にもない。富山県にはあるけれど、奥穂高越えは面倒くさいし、富山県にはやまやと黒部ダム以外に行きたいところがない。というわけで、贔屓のコーンウィスキーを買うときは、タカぎという酒屋にいく。 そこでみつけたのがジョン・バー。黒ラベルと赤ラベルという設定からして、まるでジョニ黒とジョニ赤みたいなのだが、値段設定が違う。黒の1リットル瓶で税金払っても1900円くらい。  1月10日はGGの1周忌。GGの酒棚の奥で発見したグレンリベットのファウンダーズリザーブとやらを盗み飲みしていた。毎日ちょっとづつ(ダブルショットで)しか飲んでいないのに、内容量が減っていって、そのうちなくなってしまった。 この「毎日ちょっとづつしか飲んでいないのになぜか酒瓶の中身が減る」というテンプレのいいかたには、一定の効果がある。これに「飲んだら減るのはあたりまえじゃないか」というコメントを返す人とは酒の話ができない。そのいっぽう、これに賛同してくれるゲストとは酒の話でおおいに盛り上がる。 それにしても減りかたが速いと思っていたら、GGの相続人である内儀が、遺産をちょっとづつ飲んでいたようだ。さいきん内儀は毎晩のように「レモンハート」を観ている。レモンハートを観ると、ハードリカーが飲みたくなるのだそうな。 だもんで(<=諏訪方言)グレンリベットを償却し、夜更けに飲むハードリカーとしてジョン・バーを買ってきた。とりあえず試しに買ったのだが、グレンリベットのあとで飲んでも格差感がない。すばらしい。 ジェームソンがそうだったように、きっとそのうち値段を上げてくるにちがいない。