土曜日。岡谷のブッコフに本が届いたとメールがあったので、午前11時ごろ内儀とお出かけ。茅野であれこれ用事をすまし、諏訪湖をぐるりと回って岡谷。途中で雪景色を見たくなったので、ブッコフで本を受け取ってから高速道路で安曇野。北にむかい、松川町をすぎたあたりから周囲のたんぼは雪景色。大町の市街地の手前にある小木曽製粉でざるそば。カウンターに並ぶまで温かいそばを食べるつもりだったのに、ふたりとも順番待ちのあいだにざるそばに変更。まわりをみたら客はみなざるそば派で、ここは原理主義者のくる店なのかもしれないとひそひそ話。どんなに寒い日でもざるそばを食べるのがそばタリバンのあるべき姿なのか。 大町は雪の中。これから白馬村とか行ったら帰れなくなるかもしれないので、行き先を変更して大町ダム。大町ダムも雪の中でいつもの展望台にアクセスできず、でも雪景色のドライブが楽しいのでずんずん登っていくと、道路閉鎖とな。その手前に葛温泉高瀬館というのをみつけ、そこで温泉につかりました。昭和な建物、ロッカーすらないシンプルなつくり。ながい廊下には額縁にはいった山岳写真が満載。いかにも山屋が愛好しそうな温泉。湯温は「ぬるめ」のほうが44度くらい。「あつめ」のほうは手を入れただけで怖くてはいらなかった。真打ちは露天風呂。ほてったをからだを寒風にさらすのが最高。とくにき゜んたまを岩のうえで冷やすのが無上の快感。富士見に帰着したら午後6時。