二週間後、福井駅の近所で2020年7月に逝去した大学の先輩を偲ぶ会が開かれる。何を持って行こうか色々考えた末、酒はやっぱり峠だろうと思う。
富士見でただ一軒、峠を扱っている縄文人の福寿屋に行った。縄文人いわく、「来週はいります!」手ぶらで帰るのもなんやなと思い、ウィスキーの棚を眺めていて見つけたのが、ウィンチェスターという銃みたいな名前のスコッチ。ラベルにブサイクなイギリス人の肖像がある。
1000円くらいなので、試しに買って帰った。西友の1500円ウィスキーとストレートで飲み比べ。ぜんぜん西友の勝ち。ブサメン・ウィンチェスターは、甘いばかりでなんということはない。
縄文人の店では、バーボンのフォーローゼズがやたら安かったので、そっちも購入。たまにはバーボンも宜しかろう、と。
ウィンチェスターとフォーローゼズ。両方をソーダ割りで飲み比べた。ウィンチェスターは個性なし。ぜんぜんあかん。フォーローゼズは、昔なつかしい所謂バーボンのソーダ割り。うまいとかうまいくないとか、そういうことではなく、バーボンのソーダ割りというのはひとつの世界だ。久しぶりにその世界を徘徊できて、懐かしかった。
コメント