月曜日。朝ベッドから転げ落ち内儀をフルネームでさんづけで呼んだけれど応答なし。そのうち考えが時空を超えてあちこちに飛び、気がつけばベッドから転げ落ちてもおらず、内儀も呼ばれていないんだと。体が熱っぽいまま朝食を食べ、本日欠勤を決意。みんなを送り出してソファでまた時空を超えた世界へ。一日中寝転んで合間に読書。塩野七生「我が友マキアヴェッリ」−フィレンツェ存亡−。マキヴェッリ最後の手紙にいわく、「この傭兵たちのように、戦いによって利益を得るものたちが平和を望むとしたら、そのほうが狂っている。運命は、われわれが想像する以上の凄惨な戦いを、彼らにさせるような気がする。」500年前のイタリアでそうだったのだから、いまさら悲観的になることはないのかなあ。夕食は野菜サラダと軽めのパスタ。
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