アッバーシーホテルでお茶のあと、歩いて八天宮パレス公園を通り抜けホテルに帰着。このパレスはそもそも中に入れないので通り過ぎるだけ。シャー・アッバースが大急ぎで建てたのだそうです。ホテルでシャワー、ナッツと鎮魂酒、読書、昼寝。
夕刻5時、みきさんと待ち合わせて外出。ぼちぼち開きはじめた店をひやかしながらイマーム広場へ。
バザールをうろうろしてから、とある絨毯屋に入り、絨毯椅子にすわって出されるがままにお茶。店主のじゅうたん講談など聞き、感心したようにうなづきつつ、まったりとお茶をすすりつつ、
「そのシルクのものはじつに美しい。んでもって値段はお幾らであるのか?」と我が輩。
「旦那、たったの1400ドルで候。とても優しい。」
「んでそのバルーチ族のウールものは?」
「たったの450ドルに候。クルード族のものがたったの550ドルで候。これも優しい。」
「なるほど、我々も優しいので、あわせて1500ドルということか?」
「えーと、いやいやそれはお客さん優しすぎというか・・・。」と店主爆笑。
「パパ、いい加減にしないと・・・。」と花子。貧乏なパパがじゅうたんを買わされてしまうんではないかと、心配してくれています。そろそろ時間です。
「それでは優しい家族会議をするので、結果は明日伺ってからということで。ごきげんよう。さようなら。ご歓待に感謝します。」と、優しくも断固たる内儀の宣告で絨毯屋をでます。
みきさんがじゅうたん屋に連れてきてくれたのは、じゅうたん屋がモスクにコネをもっているからです。モスクでは祈りの時間にじゅうたんを敷き詰めるので、じゅうたん屋はふつうの人や参拝者が入れない時間帯と場所に出入りすることができます。てなあんばいで、ワケあって以下省略。青シャツがじゅうたん屋の若い衆です。
夕刻5時、みきさんと待ち合わせて外出。ぼちぼち開きはじめた店をひやかしながらイマーム広場へ。
バザールをうろうろしてから、とある絨毯屋に入り、絨毯椅子にすわって出されるがままにお茶。店主のじゅうたん講談など聞き、感心したようにうなづきつつ、まったりとお茶をすすりつつ、
「そのシルクのものはじつに美しい。んでもって値段はお幾らであるのか?」と我が輩。
「旦那、たったの1400ドルで候。とても優しい。」
「んでそのバルーチ族のウールものは?」
「たったの450ドルに候。クルード族のものがたったの550ドルで候。これも優しい。」
「なるほど、我々も優しいので、あわせて1500ドルということか?」
「えーと、いやいやそれはお客さん優しすぎというか・・・。」と店主爆笑。
「パパ、いい加減にしないと・・・。」と花子。貧乏なパパがじゅうたんを買わされてしまうんではないかと、心配してくれています。そろそろ時間です。
「それでは優しい家族会議をするので、結果は明日伺ってからということで。ごきげんよう。さようなら。ご歓待に感謝します。」と、優しくも断固たる内儀の宣告で絨毯屋をでます。
みきさんがじゅうたん屋に連れてきてくれたのは、じゅうたん屋がモスクにコネをもっているからです。モスクでは祈りの時間にじゅうたんを敷き詰めるので、じゅうたん屋はふつうの人や参拝者が入れない時間帯と場所に出入りすることができます。てなあんばいで、ワケあって以下省略。青シャツがじゅうたん屋の若い衆です。
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