スキップしてメイン コンテンツに移動

エスファハン第3日め その5 カフェでお茶。静かなる中国人ご一行の話。コーヒー豆お買い上げ。

アリガプの階段を降り、また広場を横切ってお向かいのバザールのどんづまりのカフェへ。ウィリアム・ギャリソンっぽいハーモニカのBGMが流れるお洒落で静かなカフェ。
 コーヒーなど頼み、まったりしていると中国人のおっさんおばはん6名様ご一行が来訪。でっかい望遠レンズをつけたニコンのカメラをもっている人たちです。その望遠レンズくらい態度がでっかくなるのだろうなと、我が輩も内儀もみきさんも(ーー;) ウ。しかし驚いたことに、店内は静かなままです。さりげなくご一行のほうを見ると、(゜o゜)なんとみなスマートフォンをいじっています。そこで一句。

スマートフォン 中国人を 黙らせる

数分して一行がスマートフォンをいじり終わると、北京語に広東語が入った会話が聞こえてきました。しかしみなさん落ち着いたおトシのせいか、それとも中華もペルシアもおたがい五千年の歴史をもつという遠慮のせいか、店内はそれほどうるさくならず、我々は微笑とともに店をあとにしました。

それから我々はバザールのなかで、コーヒー屋をみつけてコーヒー豆を買いました。お兄ちゃんいわく、「フィリッピンでカフェーやってたんだけどサ、やつら猿の脳みそを食べるんだよね。それでフィリッピンがいやになっちゃってサ」なーんて話してくれます。にいちゃんがおもしろいし、コーヒーの香りがよかったし、試飲もさせてくれたし、決して高くなかったのでフレンチローストを500グラム、インド産の豆を500グラムお買い上げ。
それからイマーム広場で馬車に乗ったりして遊び、3日めの夕闇は静かに深まってゆくのでありました。



コメント

このブログの人気の投稿

うなぎ。コシアブラの天ぷら。ごぼう煮。ふき煮。ほうれん草。豆腐と行者ニンニク。

5月5日は日曜日。お昼過ぎ、月花とともに原村の閣下宅にご機嫌伺い。庭園で山菜(コシアブラ)を採取。 閣下宅を辞して北上。ハーバルノートというハーブ園でハーブ購入。 山を下って茅野駅まえの川魚店でうなぎを購入。帰宅して自宅の庭園で黒ビール。 それから標記の豪華夕食。

イポーニツによるウォッカ批評 第5回 モルドバ対ポーランド

今回は37.5度の対決であります。ウォッカをマイルドに感じるのは、度数のせいか、それとも度数は関係ないのか。両者飲み比べると、明らか。圧倒的にズブロッカがマイルド。 現時点で総括すると、度数にかかわらずズブロッカの草抜きが優勝候補。 モルドバのペトロフスカヤちゃん37.5度とサンフランシスコのスカイイウォッカ40度は、 共通する甘さがあります。おそらく原材料の配合比率がたまたま似ているのか。ウォッカの原材料の配合なんて、仕込みのタイミングで違うんじゃないかな。ウクライナの小麦が入らなかったらカリブの糖蜜にするとか。両者の微妙な違いはアルコール度数によるものなのか、それとも他の要因によるものか。謎を解明することはできなさそうだ。

蕎麦。フキノトウの天ぷら。とろろまぐろ。

ひさしぶりの土曜日。今週は長かったなあ。あんまりやる気も出なかったし。くしゃみが出たから、風邪だったのかもしれません。 月曜日でふみちゃんの49日になります。7x7=49日。内儀は朝から掃除。換気扇や冷蔵庫もきれいにしています。ちょっと元気になったんだな。 我輩は読書。中国生業図譜という本。中国関連のサブカル本です。油というのは植物由来、脂というのは牛や羊由来、膏というのは豚由来だそうです。もともと。うん。そんな知識を得て、どないすんねん。 夕方、おかんがデイサービスから帰ってきました。担当の人によると、デイサービスでお茶を飲んでひどくむせたとのこと。誤嚥とかで死んでほしくないなあ。 我輩の祖母、オヤジのオカンの死因は誤嚥と書かれていました。特別養護老人ホームで。 マツキヨでとろみ材を買ってくるかな。 夕食は蕎麦。フキノトウの天ぷら。とろろまぐろ。美味しかった。ふきのとうの苦味がうれしい。おかんも「おいしい。ご馳走やな。」と言いながらいっぱい食べました。 ゆっくり食べや。食べながら喋らんようにしいや。またむせるで。