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焼き鮭・ごはん。じゃがいもと玉ねぎの味噌汁。

金曜日。朝はバルバリとクリームチーズと紅茶と野菜サラダ。7時半に花子と日本人学校。花子を学校に送ってまた家に戻り、8時半に内儀と月子と我が輩の3人でまた日本人学校。授業参観の日です。1時限めが数学。担当は校長先生。先生いわく、「数学はまず見通しを立てる。それから論理的に考える。」いいねえ。花子、いい先生に出会ってよかったな。
2時限めは英語。担当の先生がルー大柴みたいにノリノリだったのがおもしろかった。3時限めは進路講演会。某商社の現法社長のお話。ダーウィンの引用「強いだけでは生きてけない。お利口なだけでも生き残れない。適応できるやつだけが生き残る」って、まるでチャンドラーじゃん。
帰宅してみんなでそうめん。午後は読書。木村泰司「名画の言い分」読了。なんだかしみじみとむかつく本だなあ。
「パリから戻っていらした日本のかたで『ルーヴルはつまらなかったけれど、オルセーはよかったわ」などというかたがいますけれど、フランス人の前ではあまりおっしゃいませんように。自分は教養がないと公言しているようなものになってしまいます。」
「フランス人の前ではぜひ『私、オルセーはあまり好きではありませんの。やはりルーヴルが最高ですわ』と見栄を張ってください。」だと。知るかハゲ。
このハゲ、学士をとったのはバークレーなんだって。ワインはよさそうだな。それからロンドンサザビーずの美術教養講座。スコッチとギネスがある。でも美術的には辺境じゃないか。だからフランスに劣等感があるのか?
この本を読んでよかったのは、ヨーロッパみたいなめんどクサイところに生まれなくてよかった、日本のようにアニメみたいなポップカルチャーとアートが同等になっちゃうようなリベラルな国に生まれてよかった、と思えるところ。別にクリスチャンじゃないからキリスト教の歴史とウンチクを知らなくても恥じゃないし、ヨーロッパから遠いからギリシャ神話なんて知らなくてもいい。キューピッドと天使のちがいはわからないけれど、森永とロッテのちがいはわかる。

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