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ホシュマゼ焼き。

水曜日。朝は味噌汁と卵焼き、ピーマンにんにく炒め、ふろふき大根。お昼は弁当。夕刻、雲がでて直射日光がマシになったなかを帰宅。帰宅したらチェナール祭り幹事マダム会の続きをやっていて、大いに盛り上がってました。楽しそうだなあ。
ゲストがお帰りになってからの夕食はホシュマゼ焼き。そのときどきの葉っぱ野菜を小麦粉たまご生地に入れてフライパンで焼き、醤油マヨネーズ唐辛子で食べるという超庶民的な、しかしとてもうまいメシです。
食後のコーヒーを楽しみながら内儀とあれこれ情報交換。マダム会で盛りあがっていたのは、「ある種の日本人が何を言いたいかを理解するのは意外と難しい」ということだったようです。
主題をまず提示してそれから理由を説明するという我々が当たり前と思っているスタイルの対極に、主題を提示せずその周りを一所懸命汗をかいて説明しているけれど、けっきょくいったい何を言いたいのかさっぱりわからん、でも本人は理解してくれない相手に対し、コイツ空気読まんやっちゃな、と思っていることがあります。こういう典型的な日本人のスタイルは我々のスタイルとぜんぜんちゃうし、日本語という以外に共通項はない、という話です。
そういえば最初アメリカにいったとき、日本人で日本語を喋っているんだけれど、いったい何を言いたいのかさっぱりわからん仕事仲間のおじさんがいて、しばらくたってから「それでポイントはなんですか?」と尋ねたら、そのおじさんが真っ赤になって「何をいまさら」と怒ったことがあったなあ。カジやんという別のおじさんにそのことを愚痴ったら、「あのおっさんはいつも肝心なポイントのまわりを一所懸命ぐるぐる回って汗かいてひとりで疲れてるんや。君が悪いんやない。」と言われて安心したことがありました。それからしばらく「何をいまさら」というのが内輪で流行したような記憶があります。
それはほとんど30年前の話なんだけれど、現代でもそういう日本人は以外といるのかもしれず、「空気読まない」なんて他人のせいにしている人の何十パーセントかはそういう人なのかもしれないと思いました。
そういえばむかし、国連で同時通訳やってたという人と話したとき、「日本人のおっさんでいったい何いうてるかさっぱりわからん人がおるよね」という話ではげしく同意したことがありました。「そういうときどうする?」って尋ねたらその女性は「全部はしょる。」といったので「ワシもそう。」って大笑い。「だから『なんで英語がそんな短いねん?』と突っ込まれるんだけど、『意味のないことは訳せません』っていえないよね?」ってまた大笑い。

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