スキップしてメイン コンテンツに移動

美術館のカフェ。スープ。ステーキ。

12月7日は水曜日。雨の中をバスでメトロポリタン美術館。カフェもレストランも壁も移動していて、我が輩がすいすいと動き回れたのも今は昔。マップを見ないと袋小路にはいってしまいそうです。カフェであんまりおいしくないパスタと、サミュエルアダムスのビールなど。ギフトショップでは、欲しかったニューヨーク市のエンサイクロペディアが見つからず、ちょっと残念でした。

女性たちは夕がた、ニューヨークシティーバレーの胡桃割り人形を観劇。我が輩は雨の中、お買いものの荷物をえんやこらさとホテルまで運び、大汗をかいたのでシャワーを浴び、ゼイバーズで購入したチーズを袋につめていたら、もう迎えにでる時刻。さいわい間に合って、内儀以外とホテルの近所のデリーでスープ、ステーキサンドイッチの半分など。

一行をホテルに送り届け、ミッドタウンのMatt'sという店で内儀とリタと合流。前日に話し足りなかったリタに、われわれ呼び出されたというわけです。深夜にハラがへったので、ニューヨークスライスのステーキをミディアムレアで。うえにブルーチーズが散らされているソースが、なかなかいい味を出していました。スコッチを4杯ほど飲み、午前4時までバーにいました。
「さびしいわよ。」と、リタ。
「また会いにくるよ。こんどは13年も待たせない。」と、我が輩。
「約束よ。」
「約束する。」
我が輩はもう少しで泣きそうでした。それから、ほとんど嵐といっていいような雨風のなか、リタをアパートまで送りとどけました。

リタのことをよく知っていて、われわれ3人だけが居残っていたのに、なにもいわず店を使わせてくれたMatt's。ニューヨークにはまだ、こんな人情が残っています。



コメント

このブログの人気の投稿

細川農園のさつまいもクラッシュ裏ごしとXO漬けレーズンのコラボ

細川農園のさつまいも。正月の栗きんとんを作った裏漉しの残りに、XO漬けレーズンをたんと入れて混ぜてみました。そういえばXOも細川さんからの貰いもんやった。

マグロのかま。洞沢豆腐店の手ひねり揚げ。たくあん。ささみときゅうりの春雨サラダ。

狂犬イスラエルがイランを攻撃した翌日の日曜日。日本の諏訪地方は曇り時々派手な雨。前日の松本はどえらい風でしたが、諏訪は平和。 だいたい引きこもっていた日曜日。夕方に缶詰など調達に出たくらいです。なんで缶詰かというと、金曜日に休んだ我輩が、昼飯に賞味期限3年超過のサンマ蒲焼の缶詰を食べたから。 内儀「もう食べちゃったの?まだ3年じゃん。」 我輩「いや、おかんとかに食べさせて、96歳が賞味期限3年越えのサンマ蒲焼缶詰で死亡、何ちゅうことになったらあかんと思うて、試しに食べてみたんや。」 内儀「もうちょっと寝かしたら、もっと美味しくなるっていうよ。魚の缶詰会社の人が。」 我輩「それは残念なことをした。スコッチなみに10年は寝かさんとな。」 というわけで、在庫を追加したということです。 さてさて、日曜日のメニューは、例によって夫婦ともにあんまりやる気がなく、まず作り置きのささみときゅうりの春雨サラダ。これがまた美味いんだ。それで内儀とおかんはビール、我輩は色々焼酎のソーダ割り。ちなみにおかんは韓ドラに熱中してて、何を食って何を飲んだからおぼえてない。 我輩は湯を沸かし、洞沢豆腐店で調達した手捻り揚げの油抜きをしてから、ガスオーブンで軽く焦がしました。これを辣油で食べるのが最高。焼酎のストレートが似合います。魯迅は紹興酒だったけど。 そして、マグロのカマが焼けました。内儀があらかじめ粗塩と胡椒をガリガリ振りかけてくれていましたが、我輩はそれにちょっと醤油を添加。うーん、旨味が炸裂します。カマ、ご飯、たくあん。かま、ご飯、たくあん。魚の焦げと、炊き立ての飯と、発酵食品。いやほんま、コリアンが世界どこにいってもキムチを手放せないという気持ち、よーくわかります。ご馳走様。

パエリヤ

土曜日は午前中に庭の草取り。おおいに疲れて早く寝たら足が痙攣した。 日曜日。内儀が美容院に行ってるうちに、コーヒー豆を買いに行った。チモトさんに「バンドやります」ゆうたら、盛り上がった。「馬と犬ゆうバンド名ですねん。」 日曜日は、遅い午後、おかんも連れ出して庭でビールなど。部屋に戻ってパエリヤ。午後に買い物に行ったツルヤで、パエリヤのスープを冷蔵で売っていたのを衝動買い。そんなわけで、トッピングにイカとエビと冷凍あさり、そして青ものをのせた超簡便パエリヤ。でもめっちゃ美味しかった。 香りがたまりまへん。