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鹿教湯温泉の和風カフェ

武石からなだらかな坂道を延々と下りると152号線に合流。それからまもなく三叉路に出るので、254号線を松本方面。「鹿教湯」という表示が見えたら右折。

その手前に「10割りそば」という看板があるので、武石でそばを食べなかった我々は、ここでそばを食べるべきでした。理由は後述します。

さて鹿教湯温泉。2件しかない蕎麦屋が双方とも「本日休業」とな。なんでかというと、お祭りで太鼓を叩く係だから。仕方がないので、観光案内所のすぐ近くにある「和風カフェ」に行きました。建物の右側が土産物屋、左側がカフェ?というありきたりな佇まい。カフェに入ると、「お会計は右手の土産物屋でお願いします」という表示。蕎麦屋が2軒とも休みで、カレー屋も臨時休業(おそらく太鼓叩きか)だったので、言葉には出さないものの「ここで揚げ餅と、磯部焼きでも食うか」という中途半端な気分で訪れた、というのがぶっちゃけ正直なところでした。

ところが出てきた餅を食べてみてびっくり仰天。じつに丁寧な作りで、磯部餅の醤油味、揚げ餅の甘めの砂糖醤油味、一緒に出てきたほうじ茶の香り、お茶請けのフキ煮、どれもこれも味わい深いものでした。そして我輩の頼んだ煎茶には温泉まんじゅうがついてきました。

温泉まんじゅうなんて、どこでもぞんざいに扱われているじゃありませんか。あの草津温泉では、ある饅頭屋など温泉まんじゅうを道ゆく人にただで配っている。そんなふうに言わば虐待されがちの、あったらあったで当たり前、なくても誰も寂しがらない、みたいな立ち位置の温泉まんじゅう。

ところがここの温泉まんじゅう、餡ころがじつにうまい。いや、自分であんころを煮ている我輩だからいうのですが、がこもっている。甘さが程よく、豆の香りが立っている。そして煎茶。ただものではありません。





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