スキップしてメイン コンテンツに移動

きのこ汁とぜんざい

 日曜日は我輩のお誕生日。"When I'm sixty four." なんて歌いながら、朝から内儀と二人で家出。

その昔ビートルズという一世風靡したポップスのバンドがあって、解散のちょっと前に出したのが「胡椒軍曹の寂寞心情倶楽部楽団」というアルバム。そのアルバムで一番いい曲はA面の2曲め、その次にいいのはB面の1曲めなのだが、B面の2曲めが"When I'm sixty four"という曲。若い頃に聞いたときは全然なんとも思わなかったのだが、いま64歳になって思い出すと、やっぱりなんということはない曲だ。それもそのはず、ビートルズがこの曲を作ったのは30代の頃で、30代の頃にとって64歳なんてただのジジイであって、それだけの話だ。

さて最初に向かったのが白樺湖。やったら交通量が多いよね、なんてぼやきながら白樺湖の交差点を左に曲がり、日本国と思えないような車山高原を走りました。前を走っていたカブが楽しそうだったなあ。大型バイクよりよっぽど楽しそうだった。

そうこうするうちに八島の三叉路。売店でコーンスープがなかったので、トイレだけ済ませて和田峠方面へ。ここから和田峠までのドライブと景観が最高。こうゆうたらなんやけど、長野県に住んでるとそこそこの絶景は日常やし、そこそこのヘアピンカーブの連続は慣れているけれど、ここの景観と、優しいカーブの連続は他では味わえないもんがありまっせ。

和田峠の三叉路にあるのが農の駅という小さな茶屋。ここできのこ汁とぜんざいを頼んで内儀とわけわけ。きのこ汁をひと啜りして驚き。濃厚な旨味ときのこ汁の滑らかさ、きのこの歯応えが絶品です。え?たったの300円?大将、なんか間違えてるんとちゃう?

きのこ汁の濃厚さを堪能したら、こんどはぜんざい。餅がぞんざいでなく、ぜんざいの甘さがベタベタしていない。これもなかなかのもんです。ぜんざいときのこ汁を何度か往復すると至福の天界に遊ぶことができます。

なんと嬉しい誕生日でありましょうか。続く。




コメント

このブログの人気の投稿

うなぎ。コシアブラの天ぷら。ごぼう煮。ふき煮。ほうれん草。豆腐と行者ニンニク。

5月5日は日曜日。お昼過ぎ、月花とともに原村の閣下宅にご機嫌伺い。庭園で山菜(コシアブラ)を採取。 閣下宅を辞して北上。ハーバルノートというハーブ園でハーブ購入。 山を下って茅野駅まえの川魚店でうなぎを購入。帰宅して自宅の庭園で黒ビール。 それから標記の豪華夕食。

細川農園のさつまいもクラッシュ裏ごしとXO漬けレーズンのコラボ

細川農園のさつまいも。正月の栗きんとんを作った裏漉しの残りに、XO漬けレーズンをたんと入れて混ぜてみました。そういえばXOも細川さんからの貰いもんやった。

コインランドリーで20分間気絶

暑い日曜日。午前中に茅野諏訪でHDMIケーブルやら楽器ストラップの買い物。昼過ぎに富士見に帰着。午後、大量のシーツなど乾かしにコインランドリー。100円玉が足りないので、斜め前の西友。GGの霊前に備えるウィスキーなど購入。コインランドリーに戻り、あと20分くらいあるので十字軍物語でも読もうかと思ったら、20分経っていました。どうやら暑さのあまり気絶していたらしい。 夕食はぶりかま焼き。キムチ豆腐。枝豆。締めに冷やしラーメン。