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若人の宴。チキンカツ。ちらし寿司。なすの揚げひたし。ブロッコリとじゃがいものサラダ。きゅうりの浅漬け。

木曜日。朝はバルバリというパン、コーヒー、目玉焼き、チーズ、ヨーグルト。朝はずいぶんのんびりして、前日読み始めた米原万里さんの「ロシアは今日も荒れ模様」を一気に読了。9歳から14歳までプラハのロシア学院で勉強?すごいね。
お昼ごろ月子と年末の買い出し。ひとりで歩くと目立たずほぼ無視される我が輩ですが、
月子を連れて歩くと外国人であることがバレバレ。近所の気になっていたパン屋でバルバリを購入。「気になっていた」というのは、それまで入る勇気がなかったということです。お昼だったので熱々のバルバリはなかったものの、5枚を大人買い。バルバリというのは長さ80cmくらいのわらじ型のパンでありまして、人々はこれを朝晩、グリルから出たての熱々を買い、(客のために用意された)作業台でそれぞれ好きなように(客のために用意絵されたハサミや包丁で)カットし、たいていは手に持って、お焦げのところをかじりながら歩いています。
イラン人ほどお焦げを愛する人たちはいません。我が日本人も鍋で炊いたごはんのお焦げを愛していますが、イラン人の場合パンでもごはんでもお焦げに対する情熱というのは、キースエ・マーソンやその師アルベルト・ヒナステラが4度オスティナートを偏愛するごとく愛し、冷めるとともにクリスピーさが失われるのを惜しみ、結果的に歩き喰いしています。実に愛すべき合理性です。
さて夕刻、月子の同学の女性が7ヶ月の留学を終えて帰るというので、送別会を兼ねて宴会。絶後の食欲を誇るマイさん、イランダンスを愛する大学院留学生(男性)と、「日本のアニメおたく」を自認するふたりの可愛いイラン人女性(21歳と18歳)も加わり、「やばい」「ありえねー」「むりむり」などコンテンポラリーな日本語を交えて夜更けまで談笑。 料理は若人の宴。チキンカツ。ちらし寿司。なすの揚げひたし。ブロッコリとじゃがいものサラダ。きゅうりの浅漬け。ドリンクは鎮魂酒。

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