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八宝菜。「ネパール王国探検記」

前日3月31日の備忘録。晴れた日。ほぼ定時で退社。肌寒いくらいの強い西風が雲を吹き飛ばし、東のほうの丘陵地帯がくっきりと見えました。帰宅したら娘たちは部屋にひきこもっていて、内儀もけだるそうです。外出のあと4時頃にハンバーガーを食べたので、満腹でやるきゼロとのこと。我が輩もそんなに腹が減っているわけでもなく、夏時間になって世間も明るいので、コーヒーを入れてバルバリを焼き、アモールのクリームチーズをつけ、酢漬けにんにくやフレンチフライの残りをフライパンでかりかりに焼いたのといっしょに食べ、それで満足してしまいました。シャワーを浴びてぼんやりとテレビを眺め、そのうちに小腹の空いた女性たちがそうめんを茹でたので、それをつるつるとすすって再び満足。

さて本日は4月1日で祝日。3階くらいまで登っていけるような脚立を買ったら中国製なので使い物にならず、千船のおじいちゃんの饅頭屋の3階の作業場にアクセスできないじゃないか、という夢から覚め、コーヒーとバルバリの朝食。 朝から川喜田二郎博士の「ネパール王国探検記」を読み、昼過ぎに野菜ラーメンの昼食。みんなで出かけ、バスに乗ってぶいぶい坂道を登り、終点の田尻ッシュという山の麓に到着。マーケットで服屋などを冷やかし、野菜を買ってバスにのってぶいぶいと坂道を下って帰宅。シャワーを浴びてふたたび「ネパール王国探検記」に戻り、夕食は月子のリクエストで八宝菜。食後に「ネパール王国探検記」読了。こんな下りを読むと、合理的で近代的で用意周到なはずの日本人がなんで冬山に登って遭難(2ちゃんねるではパンパカっていうらしい)するのか、考えるヒントになります。いわく、

とうとう私は漠然とこんなことを考えはじえる。たったひとりの力で、彼らは無限の高い境地に達しようとしているのだ。おのれの持つすべての力をつくして達しようとしているのだ。その到達境地において、彼の霊と肉と、つまり、ひとりの人間が持っているふたつのものは完全に合致するであろう。彼は完全な自由の境地をかちうることだろう。そのときこそが酔生夢死の人生を去って、彼がもっと充実して「生きている」という実感に立つときである。それがさとりの境地なのであろうか。

云々。一神教なんていう、人生と世界をややこしくするだけの宗教をもたない日本人にとって、ひょっとして山が宗教なのかもしれないと思いませんか。「御嶽教」っていうのもあるし。

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