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鶏のから揚げ。野菜チャンプール。青梗菜の大蒜炒め。

とても寒い金曜日。お昼に運河沿いの公園を歩いていると、木の下に作業服を着た男性がいて、ちらっと我が輩のほうを見て、すぐに消えてしまいました。2年まえの寒い冬に、この公園の木で首つり自殺をした人だと直感的に思ったので、その場所でお経をあげて追善供養をしました。2年前は大不況だったので、政府がワークシェアリング制度を発足させたほどでした。我が輩にとっては、こどもたちとたっぷり時間がとれるありがたい制度でしたが、とても辛い思いをした人たちが多かったに違いありません。

その年タイボスは、早朝の出勤途中、その公園で首つり自殺を2件見たそうです。

若いころは存在しない人をたくさん見たのですが、最近はあまり見かけなくなりました。我が家に住みついているいたずらオバケも、近頃うちの娘たちがすっかり大きくなったのであまり見かけなくなりましたが、ときどき寂しく思うのか、充電器など隠されて出てこないことがときどきあります。

帰路、ちょっとだけ紀伊国屋に立寄り、それから駅に行きました。駅の改札まえで、えりこさんがジュニアをだっこしているのに出会いました。ジュニアはもう2歳なのだそうです。

こどもがいると、自分たちが歳をとるのが苦痛ではなく、どちらかというと悪くないと思えるようになります。不思議なものです。

北海道牛乳とチョコレートを買って帰宅。サントリーオールドのソーダ割りをすすりながら、こどもたちの食べ残したチーズを齧りました。それから標記のおいしい夕食。野菜チャンプールはお向かいさんの作品です。

食事を終えて、翌朝のパン種を仕込みました。それから、もう1杯オールドのソーダ割りを作り、残りのチーズを齧りながら、あの木の下でひとりぼっちで2年間も佇んでいた人のことを考えました。

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