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宴会

朝はパン。内儀の発案でコーンとチーズを入れたら、とてもおいしいパンになりました。残りのパンを午前中のうちにブレッドプディングにしておきました。天気がよく暖かい日だったので、お昼は冷やしコチュジャンうどん。風邪が残っていたので、かれーしゅー宅の餅つき大会には参加せず、午後はタイのおかまバレーボール映画など鑑賞してから歯医者さん。夕刻に、お向いさん宅で宴会。
「ちかごろはようやく本を読む暇ができましてね」という知的な会話ではじまったはずなのですが、だし汁がたっぷりとしみこんだ煮ものをごはんのうえにのせ、汁がごはんになじむころ、具と一緒に食べたり、ほどよく焦げた鯵のみりん干しの、肚身のはしっこのあたりを毟り、それをやっぱりごはんにのせて、香りをたのしみつつ胃袋におさめたり、きんぴらごぼうの歯ごたえを楽しんだりしているうちに、そしてたっちゃん夫妻がバランタイン17年ものを持って参加した7時半ごろにはすっかり酔っぱらい大会になっていました。
内儀が「婆ぁばのガソリンに」といって持ち込んだ白ワインですっかり酔っぱらった義母は、あるときは北島三郎が「大漁」とかいたおおきなうちわをひらひらさせながら出てきそうな背景が似合うくらい勇ましくなったり、またあるときは、茶色く変色した障子の背景に、ヤニが染み付いた三味線、錦織の埃よけがかけられた鏡台、白髪が絡まったままのつげの櫛などの小道具が似合う、古賀政男の「悲しい酒」がBGMで流れていそうなくらい沈みこんだりしていましたが、我が輩はいずれにせよかっかっかっと笑いながら楽しませてもらい、内儀は「なにものも恐れない、そんなダーリンが大好き!ちゅっ。」なんてやっていたので、こどもたちにはたいへん心配をかけました。

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