金曜日。いつものように起床して外を見たらふつうの雨。月子に電話したら体調が良くないというので、大門街道で白樺湖を越えて上田までレスキューに向かい、娘を拉致って富士見に帰宅したのが午後3時半ごろ。帰宅したら、屋内浸水状態。どうやら3階のベランダの排水溝のストレーナーが埃ゴミ枯葉などで詰まり、それは普通のことながら、普通ではない大雨のため溜まった水がサッシを越境した模様。いやあ、これは大変などと言いつつ、タオルで吸水しては絞り、絞っては吸水を繰り返し、3階、そして2階、最後に1階を片付けました。
最後に大変だったのは、一階のダイニングルームの天井にへばりついている、1.5メートルx1.5メートルくらいの、いわゆるシーリングライトの巨大なカバー。その内側に、天井づたいに雨水が侵入して、1センチくらい溜まっていました。どうやら引っ掛けタイプなので、傾けないと外れない。しかし傾けると、推定バケツ1杯分くらいの水が床にぶちまけられ、大惨事になる。
プラスチックのカバーに穴を開け、ちょっとづつ排水させるしかない。漏水でショートしなかったのが不幸中のさいわいくらいの緊急事態。なので、多少の穴くらいは家主さんも納得してくれるでしょ、と。そもそもなんでこんな巨大なシーリングライトつけてまんねん?だれがデザインしてん?としみじみ腹がたってきました。穴開けたれ。さてなんで穴を開けるかいな?電動ドリルは、感電したら嫌だな。そうだ、ハンダごてで横向きはどうだろうか。
左手にバケツ、右手にハンダゴテで首尾よく穴を開け、排水させているときに内儀が帰宅しました。
「・・・大変だったね」と内儀。
我輩いわく、内儀がはやく帰ってきてくれないかなー、と思ったのは、ふみちゃんが、『なんでこんなに水浸しなの?』我輩『雨漏りだねー。』ふみちゃん『雨漏りでこんなになるわけないじゃない。誰かがバケツでぶちまけたんじゃないのっ?』って怒り出した時でした。
ふみちゃんとは対照的に脱力的なのがオカン。
「どんな大雨やったん?めちゃめちゃ降ったん?」ってオカンに尋ねたら、「家の中におったから、よぉわからんかったなあ。」「ほな、床に水が溢れてわかったん?」「そやなあ。」
おばあちゃんx2も疲れ切っていたので、内儀が帰宅して一段落した夕食は、ご飯と鯵の干物。ちょっと高級なベーコンを使ったベーコンエッグ。月子はゼリー。
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