中華喰うかはタイトルどおりきほん食い物の話なのですが、前回「そば幸」で語りすぎたので、同じ日に行ったのですが別立てで書きます。
そば幸の帰りに五一のワイナリーに立ち寄ってBBx2へのお土産ワインを購入。なんだか混んでたなあ。斜め向かいにある井筒ワイナリーにも乗用車がたくさん止まっていたから、連休にした人が多かったのだろう。
塩嶺峠を越えたら雪が全然なくなって春景色。そのまんまトンネルで岡谷と下諏訪を通り抜け、毒沢鉱泉。これは下諏訪の市街地の北限にあって、かなりな急坂を登らなければなりません。毒沢鉱泉には宮の湯、神の湯があって、さらにもうひとつ地域の区の住民だけのためのバラック建ての温泉。宮の湯も神の湯も日帰り温泉があって、秘湯っぽいのが神の湯。宮の湯を通り過ぎ、行き止まりを右。T字路を右。なんでこんなとこに的住宅街を抜けると、あとはジムニー道の急坂。真冬ならスタッドレスにチェーンがいるかも。
https://goo.gl/maps/DsqwrHQq4218gvWV8
急坂のどん詰まりにあるのが神の湯。源泉の温度は計測した時の気温と同じ2度。それを45度くらいまで加熱した掛け流し。吐出口近くでは熱いけれど、木造の浴槽の隅っこに行くと42度くらい。冷たいままの源泉を水風呂にしていて、備え付けの紙コップで飲泉も出来ます。飲んでみたらレモン水みたい。これでウォッカを割って飲んだら旨いだろうな。
お湯は不透明感90%くらいの茶色。温度によって色が変わるのは、強塩・強酸性の上にアルミニウムと鉄分がのっているからでしょう。成分のせいか、ガツンときます。我輩は温泉と冷泉をそれぞれ4回めぐりました。硫黄泉とは異なるインパクト。
下諏訪というのは我輩がこの7年間、週日通勤して見慣れた街です。しかし毒沢鉱泉の帰りにみる下諏訪は、いかにも昔の宿場町、甲州街道と中山道の交差点、という感じです。「なんだかトリップ感があるなあ」というと、内儀もそうだと言います。ひょっとしてこれは、毒沢鉱泉効果なのか?下諏訪から諏訪市に入りました。上諏訪の見慣れた風景もやはり、温泉街に旅行に来た我々みたいな感じで眺められます。ワインを買うために立ち寄った茅野のツルヤのあたりも然り。我が家に帰ってようやく日常感が戻りました。
毒沢鉱泉。不思議な空間であります。
コメント