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なすびとアスパラガスの野菜てんぷら。ひやしうどん。

金曜日。朝はバルバリとコーヒーとじゃがいもにんにく炒め。じゃがいもにんにく炒めを作ったのは、たまねぎがなかったから。それと、なんとなく休日の朝はパパがなんか食べ物を作るというのを久しぶりにやりたかったから。

こどもっていうのは親のやっていることをちゃんと見ていて、しかもやっている親が見せたいものを見てほしいように見ているわけではなくて、それぞれのユニークな見方で受け止めているみたいです。親は親の立場から親の考えでこどもに接するんだけど、こどもはぜんぜん違うとらえかたをしていて、ずいぶんあとになって「おー、こんなふうにとらえてくれていたのか!」と思うこともしばしばあります。「一に抱っこ二に抱っこ三、四がなくて五に笑顔」という本があるけれど、いやほんとその通り。言語メッセージを超越しているところがあります。しかもこどものために料理をつくったりいっしょにどこかにいったりするのはとても楽しいことで、パンギムンとかアマノユキヤなんかよりよっぽど立派な仕事をしている、という確信をもつことができます。
そういうのをときどきやりたくなるんだよね。
娘たちはもうじゅうぶん大きいのに。

午前中は玉村豊男さんの「小さな農園主の日記」読了。めっちゃおもろい。1998年、53歳のときの1年間の日記。いまの我が輩より若いのだけれど、そのときにすでに長野に引っ込んで農民からはじめ、農園主になっていたとは。玉村さんの文章はむかしから好きで、同時代に出てきた山本益博さんが当時は競争心たっぷりで生臭かったのと好対照でした。自分で料理をつくる人は違うよね。山本さんは無茶喰いで病気になってからずいぶん変わったみたいだけれど。

午後はたまっていたことを「ワシが舞い降りたった」に書いたり、おかんにスカイプしたり、兄貴からスカイプがあったり。BGMはキース・ジャレット。腱鞘炎から復帰してからのキース・ジャレットのほうがいいよね。
遅い午後にお腹が空いたのでじゃがいも炒めの残りとパンの残りを自家製ビールで食べました。ずいぶん辛口で苦みばしり、ええ按配に仕上がっています。
遅い夕食はひやしうどんと、でっかいなすびの天ぷら、ぶっといアスパラガスの天ぷら。テヘランは野菜が新鮮で豊富で安いので大変よろしいようで。

子育てで思い出したけれど、娘たちにいちどはっきり言葉で伝えたことがありました。それは、彼女たちが日本の学校に通っているときのことで、内容は「もしいじめられている子がクラスにいたら、となりに居てあげてほしい。いじめられている子はそれなりに問題をもっていることがあって、その子の問題はきみたちの問題ではないから、それをきみたちが解決することはできない。それでもとなりにいてあげてほしい。何もいわなくてもいいから。」

そしたらじっさいにそういうときにちゃんとそうしてくれたらしく、その子は学校にもどり、卒業し、上の学校に行きましたとさ。それってパンギムンとかアマノユキヤが逆立ちしてもかなわないくらい立派な仕事だよね。

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