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スパゲティ。

金曜日。県民の日で小中学校はお休みなのに、家の前を赤いランドセルを背負った小学生の女の子が歩いているのが見えて、花姫が「こないだ中国から転校してきた子かもしれない。」というので、いっしょに追いかけて信号のところまでいきました。その子は誰もいないので不安だったようです。日本語で話しかけてもあんまり反応しないので、中国語で「今日は千葉県の県民の日なので学校はお休みだよ。」と話してみました。
「授業がないの?」
「今日はおやすみだよ。」
「じゃあ明日は?」
「あしたは土曜日だから、お休みだよ。」
「じゃあ月曜日は?」
「月曜日はふつうに授業があるよ。」
武漢から日本にきて数ヶ月だそうです。どこで日本語を学んだわけでもないと言っていました。そんな状態で超ローカルなふつうの学校に転入。さぞかし毎日、緊張を強いられているのだろうなと、気の毒になりました。
拙宅のまえでわかれぎわに、「何か問題とかあったら」いつでもここにおいで、と言おうとしたら、「だいじょうぶ!」うーむ、ずいぶんしっかりしているなあ。ちょっとしっかりしすぎているくらいです。まるでじゃりんこチエのせりふみたいやん。

花姫に、
「たとえばサ、パキスタンみたいなわけのわからん国にいって、つぎの日からふつうの学校に行かされたと思ってごらん?」
「インタナショナル学校で英語はなすより、そっちのほうがいい。」
「あはは。そうか。そしたらウルドゥー語ができるようになるね。ははは。」

さて会社で、となりの張さんにそのはなしをすると、名刺に個人電話番号を書いて、我が輩にくれました。ありがたいなあ。今度その子の親に会って、渡しておこう。

帰宅したら月姫の同級生が来ていて、内儀はGDの付き添いで不在。ズキニをたくさんいれたスパゲティをつくって、食べました。友達が帰ったら姉妹喧嘩がはじまったので、DVDを返しにいくのを口実に花姫を駅前までつれだし、いろんな話をしました。

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