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カレーライス。大根サラダ。切り干し大根。肉葱卵とじ。


夜道に大声で笑い騒ぎはしゃぎながら携帯電話で会話している若い女性。駅からの帰り道、そういう人が我が輩を追い越して行きました。うーむ、やっぱりアホにしか見えません。だいいち、じぶんのプライバシー路上で丸出しやん。個人情報にうるさい筈の社会ですが、リビングルームでの電話会話、バスルームでのお化粧、ダイニングルームでの食事などが、路上や電車のなかやらにずいぶん進出しています。そのうちタイランドのように、生老病死愛怨憎苦、ゆりかごから墓場までのすべてが路上で展開され、観察されるようになるのでしょうか。それは日本がアジアの原風景に回帰するということなのかもしれません。中華世界では夫婦喧嘩が路上に持ち出されますが、そのほうが陰湿さがなく、人民の公平な判断が期待できるのでしょうか。
閑話休題。夕食は久々に日本カレーライスでした。月姫に特別許可をもらって白酒を飲みました。酔った目で白酒の瓶を見ると、中身がかなり減っています。これは世界共通の酒飲みの悩みでありまして、「酒を飲むとなぜか瓶の中身が減る」という不思議があるのです。しかも、我が国で売っていない稀少な酒ほど早く減るにもかかわらず、我が国でどこでも売っているあんまり上等ではない酒もなぜか同じように減るという不思議があります。さらに、瓶の中程を過ぎると減る速度が加速されるという不思議もあります。瓶の中身を早く減らそうとして一所懸命に飲み続ける奇特な人も稀におりますが、大多数の酒飲みにとっては、「酒を飲むとなぜか酒が減る。」この命題こそ最大の謎であり、それを解明するために酒を飲みつつ毎夜毎夜謎解きに挑戦しているのであります。

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