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大町の小木曽製粉おふくろそばでざるそば

 土曜日。岡谷のブッコフに本が届いたとメールがあったので、午前11時ごろ内儀とお出かけ。茅野であれこれ用事をすまし、諏訪湖をぐるりと回って岡谷。途中で雪景色を見たくなったので、ブッコフで本を受け取ってから高速道路で安曇野。北にむかい、松川町をすぎたあたりから周囲のたんぼは雪景色。大町の市街地の手前にある小木曽製粉でざるそば。カウンターに並ぶまで温かいそばを食べるつもりだったのに、ふたりとも順番待ちのあいだにざるそばに変更。まわりをみたら客はみなざるそば派で、ここは原理主義者のくる店なのかもしれないとひそひそ話。どんなに寒い日でもざるそばを食べるのがそばタリバンのあるべき姿なのか。 大町は雪の中。これから白馬村とか行ったら帰れなくなるかもしれないので、行き先を変更して大町ダム。大町ダムも雪の中でいつもの展望台にアクセスできず、でも雪景色のドライブが楽しいのでずんずん登っていくと、道路閉鎖とな。その手前に葛温泉高瀬館というのをみつけ、そこで温泉につかりました。昭和な建物、ロッカーすらないシンプルなつくり。ながい廊下には額縁にはいった山岳写真が満載。いかにも山屋が愛好しそうな温泉。湯温は「ぬるめ」のほうが44度くらい。「あつめ」のほうは手を入れただけで怖くてはいらなかった。真打ちは露天風呂。ほてったをからだを寒風にさらすのが最高。とくにき゜んたまを岩のうえで冷やすのが無上の快感。富士見に帰着したら午後6時。

ジョン・バー

長野県には酒のやまやがない。山梨県にも岐阜県にもない。富山県にはあるけれど、奥穂高越えは面倒くさいし、富山県にはやまやと黒部ダム以外に行きたいところがない。というわけで、贔屓のコーンウィスキーを買うときは、タカぎという酒屋にいく。 そこでみつけたのがジョン・バー。黒ラベルと赤ラベルという設定からして、まるでジョニ黒とジョニ赤みたいなのだが、値段設定が違う。黒の1リットル瓶で税金払っても1900円くらい。  1月10日はGGの1周忌。GGの酒棚の奥で発見したグレンリベットのファウンダーズリザーブとやらを盗み飲みしていた。毎日ちょっとづつ(ダブルショットで)しか飲んでいないのに、内容量が減っていって、そのうちなくなってしまった。 この「毎日ちょっとづつしか飲んでいないのになぜか酒瓶の中身が減る」というテンプレのいいかたには、一定の効果がある。これに「飲んだら減るのはあたりまえじゃないか」というコメントを返す人とは酒の話ができない。そのいっぽう、これに賛同してくれるゲストとは酒の話でおおいに盛り上がる。 それにしても減りかたが速いと思っていたら、GGの相続人である内儀が、遺産をちょっとづつ飲んでいたようだ。さいきん内儀は毎晩のように「レモンハート」を観ている。レモンハートを観ると、ハードリカーが飲みたくなるのだそうな。 だもんで(<=諏訪方言)グレンリベットを償却し、夜更けに飲むハードリカーとしてジョン・バーを買ってきた。とりあえず試しに買ったのだが、グレンリベットのあとで飲んでも格差感がない。すばらしい。 ジェームソンがそうだったように、きっとそのうち値段を上げてくるにちがいない。

芋と餡

 内儀の同僚の美女からさつまいもを頂戴したので、30分ふかしたらねっとりうまい蒸し芋になりました。そのまんま岩塩をぱらりとかけて食べてもうまい。まだ1/3くらいしか使っていないので、自家製の餡を解凍して蒸したて芋とざっくりブレンドしてみました。

誕生日ランチは浅間温泉のつけもの喫茶。

 山にかこまれた松本盆地。街の北東に浅間温泉がある。つけもの喫茶というユニークな名前だけれど、じつは蕎麦屋さん。ざるそばセットをたのむと、まずつけもの6種類が出てくる。それからざるそば。透明感ある蕎麦がうまい。そして焼きおにぎり。みりんとたっぶりの日本酒で溶いた味噌がかかっていて、要すれば五平餅のごはん版。デザートはゆるいココナッツヨーグルト。 お昼のあとみすず湖に行こうと急坂を登坂しはじめたところで残念ながら通行止め。背後をふりかえったらみごとな風景。あんまり急な坂道なので、盆地が傾いているんじゃないかと錯覚するくらい。 そして浅間温泉の琵琶の湯でまったり。内湯の湯温はほぼ41〜42度。露天の「殿様の湯」はちょっと熱めで、それで43度くらい。野趣溢れる露天風呂は硫黄臭も強くていい感じでした。 松本のイーオンで羊肉を買い求め、ディナーは焼肉。

麦草峠、白駒池、明治温泉、しょうが餃子ときのこ納豆汁

 10月9日は土曜日。内儀とじゅんこと我輩の3人でちょっと早起きして麦草峠。到着したら無料駐車場が満車。警備員のにーちゃんいわく、にーちゃんが午前5時半にきたときすでに満車だったと。こらなんぼ早起きしてもアカンわ。 ちょっと離れた白駒池の駐車場も満車。入り口に長蛇の列。警備員のにーちゃんによると、八千穂高原スキー場までいくと駐車場があいていて、そこからシャトルバスがでてます、と。8km15分くらいのはなれたスキー場にいくとあっさり駐車場にとめられて、待つというほどもなくマイクロバスがやってきました。なんとこの佐久穂町営シャトルバスが無料。 白駒池周辺には日本に存在する苔のほとんどがここに生息しているらしく、苔ツアーもあるという。我々は単なる物見遊山なので池を一周して感動。 シャトルバスでスキー場まで戻り、つぎは明治温泉。明治40年ごろにできたので明治温泉。このへんの温泉がだいたいそうであるように、険しい崖っぷちの少ない平坦地にたっている、昭和の雰囲気が濃厚な温泉宿。温泉はにごった35度くらいのぬるま湯と。澄んだ40度くらいのお湯。これを交互に出たり入ったりするといつまでも浸かってられまっせ。 すっかりリラックスして帰宅。夕食はしょうが餃子ときのこ納豆汁。うまい。

マルメロの砂糖漬け

 いつものようにまつりの前を通りかかったら、おやじが軍手をはめてマルメロを砂糖漬けにしていた。 「今年は柿はだめだ」という。 「だからさ、カリンをやるよ。砂糖漬けにしな。」 おやじは軍手をした手でマルメロをごしごし擦っています。 注釈:諏訪の人はマルメロのことをカリン、カリンのことをカリンじゃないといいます。 「30個くらい用意しとくよ。持っていきな」・・・命令形である。弟子扱いだからしょうがない。 「軍手はめてこうやって擦って、毛を取るんだ。芯を抜いて切って、ちょっと塩をして水をだす。それからカリンの半分(重量)くらいの砂糖で漬ける。」 漬けこんで滲みでたエキスを、喉がいがらっぽいときにお湯で割って飲むといいのだとか。