そもそも今回の旅は、はなこがスキゾたらいう韓ドルのショーに行くので、お付き合い。我輩は内儀が設定した鰻重と海鮮丼が目的。女性たちは韓ドルと食べ物が目的。
会場の小笠山総合運動公園エコパスタジアムは、なんもない日は、ほんまになんもない場所。イベントがあるときはパトカーがうろうろして、あちこちに警備員が立って、自宅の空き地を「1日2000円」で貸し出す看板と留守番爺が道端に出現します。おもろい。
時間があったので、近所のマックスダイナーで茶。それから一行をスタジアムの近所で降ろし、我輩は20km離れた静岡カントリー浜岡コース&ホテルにチェックイン。おっとその前に、夜の宴会のために、掛川駅近くの自然食のお弁当の店、知久屋 掛川中央店であれこれ調達。えびの唐揚げ。里芋煮。ポテサラ。鯵の煮付け。イカの南蛮漬け。カボチャ煮。お稲荷さん。茄子煮。などなど。
近所に浜岡核発電所があることを考えると、おそらく核電マネーで潤った御前崎が作ったであろうゴージャスな静岡カントリー浜岡コース&ホテルが我々の宿泊所。海岸近くの高台にそびえ立つ建物には、彫像あり噴水ありコロシアム風の階段あり。こりゃ韓ドラの舞台になりまっせ・・・という設定。財閥の御曹司が不遇な異母弟を足蹴にして、ローマ風の階段から転げ落とす、みたいな。
海の見えるお風呂は適温。和室は広いし、めっちゃよかった。風呂上がり、テレビで孤高のグルメと、千葉県でザーサイを作っている農家の番組を交互に見て、そろそろ時間かなと小笠山総合運動公園エコパスタジアムに出発。しかしこのへんは田舎やね。富士見から来た人に「田舎やね」て言われたくないと思うけど、ほんまに平べったい田舎ですわ。
側溝に落ちないようにハイビーム。先行車がいたらありがたい。でも先行車はどっかで曲がってしまう。そうこう走行するうちにエコパ。局地的に雨がバラバラ降ってきて、なんどかそのあたりをうろうろするうちに、ラッキーなランデヴー。
それにしても、スタジアムのあたりをうろうろしたり、路駐している千葉とか品川とか都会もんのクルマ。みんなハイビーム。眩しい。我々も富士見に移住したばっかりの頃は、夜道が真っ暗でびびってハイビームにしてたから、気持ちはわかる。けど、迷惑やで。歩行者が見えにくくてかなわん。ハイビームにするのは、鹿が出そうな時か、側溝に落ちそうな時か、対向車がおらへんときにしときや。ほんまの田舎は人間歩いてないし。
桃太郎を掛川駅に送り届け、4人はホテルへ。「海かな?」という内儀に、「田んぼだよ」と我輩。それくらい暗い夜道を疾走してホテル安着。お風呂に入ってから宴会。楽しかったなあ。
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