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マルメロジャム

ちょっと前、まつりのオヤジにもらったマルメロ35個。きょうそれをようやくジャムにしました。 まず軍手で表面の毛を除去。皮をむいて6つに割り、種子と皮と果肉をとりわけ、果肉はレモン果汁をたらした水に投入。鍋一杯になった果肉を煮て湯を捨てること2回。これで渋をあらかた抜き、砂糖、ゆずの皮と果汁と種子を投入。30分くらい煮てからミキサーでクラッシュ。裏漉しして再加熱し、瓶詰め。 うまいジャムのできあがり! BBAx2に味見してもらったところ、ことのほかお気に入りのご様子。だもんで自家消費用は大瓶ふたつにしました。 追伸 ポルトガルではチーズにジャムをのせて食べるという。こないだやってみたら旨かった。

国際夜総会

水曜日の夜に花子を塩尻までお出迎え。木曜日は上田経由、家族4人で高山村。もちろん例の食堂でお昼。我輩はカツ丼一択。美味かった。沐浴は高山温泉郷のいちばん奥にある七味温泉。硫黄臭が濃厚で、我輩はおおいに気に入りました。こないだ行った崖っぷち温泉もよかったけれど、そことは泉質がまったく異なります。近所やのにそんなんありか、っちゅうくらい。 土曜日に月花が上田からぬの君というポルトガル人を連れてきました。諏訪からひびきくん、茅野からじゅんこが合流して国際宴会。ぬの君が食材持ち込みでポルトガル料理を作ってくれました。おまけに、ポルトワインのルビー1本お持ち込み。濃厚芳醇甘口で、もちろん(ポルトガルの作法どおり)その夜に開けてしまいました。 ひびき君はおばあちゃんキラーとしての本領を発揮して我々皆を感動させてくれました。ぬの君はマルチメディアで作品を出しているミュージシャンでもあるので、花子とおおいに意気投合。じつに楽しい夜総会になりました。

吊るし柿180こ

 昨年、このあたりは柿が不作だった。したがって柿を吊るせなかった。 今年は豊作っぽいので、早いうちにまつりのおやじに150個とか200個を頼んでみた。はっきりした返事がないので、おやじも自分の商売に使うんだろうと思っていた。 兄貴夫婦が来たとき、塩尻のさきの今井めぐみの里に行った。渋柿を安くで売っていたので、100こ買った。翌週の朝、まつりのおやじにそのことを言ったら、「いくらだった?」 「1こ20円弱だね。」 「明日でっかい袋もってきな。100個用意しとくから。1500円な。」 おー、そうきたか、おやじ。 「了解。でっかいふくろ。1500円。いま払っとくよ」 じっさい袋に入れてくれたのは120個。家で検分したら、10個は過熟で柔らかすぎ。10個は痛んでいて食用に向かない。20個は梗がすっこ抜けたので、ヘタ焼酎づけのあと密閉コタツ行き。そうするとタンニンが非水溶性に変化するので、いわゆる「渋が抜ける」のだそうな。 だもんで、吊るしたのは180個。

ラムチョップ(と牛肉)

 帰宅してお誕生日ディナーはラムチョップ。茅野の「峠の釜飯」と同じ建物にさいきんデビューした肉専門店で買い求めました。ドリンクは、ジンでもウォッカでもテキーラでもない、宝焼酎「純」35度。気取った乙類じゃなくて、もちろん甲類焼酎。牛肉もいいけれど、ビーフ臭いのが玉に瑕。それに比べて決して臭くなく、肉本来の旨味が堪能できる羊肉。甲類焼酎が最適です。ああ旨かった。 フライパンにこびりついた羊油で残り飯と刻みニンニクを炒めたら最高に旨かった。

鹿教湯温泉

 さて本命の温泉。鹿教湯温泉郷には温泉宿がたくさんありますが、日帰り温泉と言えばあんまりなくて、「文殊の湯」はそのひとつであります。小さな建物ですが、必要なものはだいたい揃っていて、入湯料300円。 内儀も我輩も、今まで訪れた温泉の中で、おそらく高山村の崖の温泉と一位二位を争う高評価でした。

鹿教湯温泉の和風カフェ

武石からなだらかな坂道を延々と下りると152号線に合流。それからまもなく三叉路に出るので、254号線を松本方面。「鹿教湯」という表示が見えたら右折。 その手前に「10割りそば」という看板があるので、武石でそばを食べなかった我々は、ここでそばを食べるべきでした。理由は後述します。 さて鹿教湯温泉。2件しかない蕎麦屋が双方とも「本日休業」とな。なんでかというと、お祭りで太鼓を叩く係だから。仕方がないので、観光案内所のすぐ近くにある「和風カフェ」に行きました。建物の右側が土産物屋、左側がカフェ?というありきたりな佇まい。カフェに入ると、「お会計は右手の土産物屋でお願いします」という表示。蕎麦屋が2軒とも休みで、カレー屋も臨時休業(おそらく太鼓叩きか)だったので、言葉には出さないものの「ここで揚げ餅と、磯部焼きでも食うか」という中途半端な気分で訪れた、というのがぶっちゃけ正直なところでした。 ところが出てきた餅を食べてみてびっくり仰天。じつに丁寧な作りで、磯部餅の醤油味、揚げ餅の甘めの砂糖醤油味、一緒に出てきたほうじ茶の香り、お茶請けのフキ煮、どれもこれも味わい深いものでした。そして我輩の頼んだ煎茶には温泉まんじゅうがついてきました。 温泉まんじゅうなんて、どこでもぞんざいに扱われているじゃありませんか。あの草津温泉では、ある饅頭屋など温泉まんじゅうを道ゆく人にただで配っている。そんなふうに言わば虐待されがちの、あったらあったで当たり前、なくても誰も寂しがらない、みたいな立ち位置の温泉まんじゅう。 ところがここの温泉まんじゅう、餡ころがじつにうまい。いや、自分であんころを煮ている我輩だからいうのですが、がこもっている。甘さが程よく、豆の香りが立っている。そして煎茶。ただものではありません。

美ヶ原、武石のそば

 和田峠を過ぎ、勾配とカーブの角度ともにキツくなった道路を駆け上がると、美ヶ原。中学校の修学旅行以来なので、50年ぶりです。 50年前の建物はとっくの昔に廃墟化していましたが、新しくできた美術館とかあって、賑わっていました。松本平から北アルプスを望む絶景は昔と変わらず。 美ヶ原から上田方面に下っていくと、武石というところで三叉路に出ます。我々はここでそばを食うべきだった。なぜかは後述しますが、いずれにせよあらゆる状況を考慮しても、ここでそばを食べるべきだと思います。