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ペットボトルウィスキー

酒をけちってもあんまり家計に影響ないものの、格差拡大でデフレの昨今、逼迫する国家情勢に鑑みてドリンクをダウングレードし、ペットボトル”アル中”ウィスキーの導入検討に至った次第。まずは社内のグルメたちにヒヤリング。
新潟出身で、「米の炊ける匂いでブランドを同定できる」というコバヤシ氏に、「ペットボトルウィスキーってどうよ?」と水を向けたところ、
「いまさら何いってんの?いつまで昭和してるのよ?俺なんか日曜の昼からペットボトルウィスキーのソーダ割りだぜ。」
つぎに、よきエンジニアたるもの、よきシェフであるべしというのが持論の工場長。ハマの中華街でぶいぶいいわせ、鍋を振らせたら天下一品というクッキングパパでもあります。
「なに?ペットボトルウィスキー?俺ぁハイボールは角のペットボトルと決めてんだ。誰がなんといおうとサ。ダウングレードもアップグレードも金輪際しないね。酒飲みってぇのは、コダワリが必要なんだよ。リ・ク・ツってやつだな。」
というわけで、なーあんだオヤジたちは抵抗なくペットボトルを導入済みじゃないですか。
というわけで、まずトライしたのがペットボトルながらシングルモルトのボストンクラブ。ある土曜日、熟成豚肉とともに現れたノムラ氏に飲ませたところ、
「コクあるじゃないっすか。飲めますよ。じゅうぶん。」
つぎに、兵庫県明石のマイナー醸造所で醸しているというホワイトオークのレッドラベル。拙宅の宴会でお向かいさんの爺ぃじが、「アレ飲みましょうや、アレ。」この爺ぃじ、直近の30年ほどお昼にはざるそばしか喰っていないという頑固一途固定派でありまして、この数年はスコッチ12年ものを、きっちり4日で1本開けるという暮らしを少なくとも15年はつづけています。
「こりゃイケるね。あはは。ぴりっとくるのが懐かしいね。俺たちの若い頃は、サントリーのレッドしかなくって、ジョニーの赤は最上級だった。とても飲めなかったね、高くって。」なーんてね。

つぎはどれにしようかな。メコンウィスキーか?

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