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角上のお寿司と石遊の湯

土曜日である。昼まで洗濯などあれこれ用事をして、昼前にお出かけ。じつは我が輩、昼前にみんなが洗濯やらなんやら忙しくしているときに小腹がすいたのでインスタントのフォーを食べたのだ。うまかったけど味が濃い。でも久しぶりにブルックリンの香りがした。月子が内儀のおなかにいたころ、よく二人でバスにのってスタテンアイランド発ブルックリン行きバスの終着点のすぐそばのベトナム料理屋でフォーを食ったのだ。だから我が輩にとってフォーはハノイというよりブルックリンの香りなのだ。
それはともかく。昼前に「いつ帰って来るかわからんから晩飯は気にしないでちょうだい」とGGBBに告げて出かけた3人である。永遠ともおもえるBBAのリピート質問攻撃から内儀が逃れる逃避行でもある。とりあえず諏訪の角上魚類でお寿司を購入。我が輩はいわしの握り。はなこはネギトロ巻き。内儀は海鮮巻き。諏訪湖を眺める立石公園でお寿司をわけわけ。ああ旨い。それからいままでいったことのないルートで霧ヶ峰。そのまんま車山。そのまんま白樺湖。そして北山の石遊の湯。去年の3月ごろ行ったら「道路崩落のため」閉まっていたのでリベンジだ。鉄分豊富な湯につかり、このまんま自然乾燥させたら鉄人になるんとちゃうやろかというくらいであがり、大東亜戦争のころに鉄鉱石をはこんだ線路跡にできたビーナスラインをくだって茅野。買い物をして富士見。帰宅したら夜。

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狂犬イスラエルがイランを攻撃した翌日の日曜日。日本の諏訪地方は曇り時々派手な雨。前日の松本はどえらい風でしたが、諏訪は平和。 だいたい引きこもっていた日曜日。夕方に缶詰など調達に出たくらいです。なんで缶詰かというと、金曜日に休んだ我輩が、昼飯に賞味期限3年超過のサンマ蒲焼の缶詰を食べたから。 内儀「もう食べちゃったの?まだ3年じゃん。」 我輩「いや、おかんとかに食べさせて、96歳が賞味期限3年越えのサンマ蒲焼缶詰で死亡、何ちゅうことになったらあかんと思うて、試しに食べてみたんや。」 内儀「もうちょっと寝かしたら、もっと美味しくなるっていうよ。魚の缶詰会社の人が。」 我輩「それは残念なことをした。スコッチなみに10年は寝かさんとな。」 というわけで、在庫を追加したということです。 さてさて、日曜日のメニューは、例によって夫婦ともにあんまりやる気がなく、まず作り置きのささみときゅうりの春雨サラダ。これがまた美味いんだ。それで内儀とおかんはビール、我輩は色々焼酎のソーダ割り。ちなみにおかんは韓ドラに熱中してて、何を食って何を飲んだからおぼえてない。 我輩は湯を沸かし、洞沢豆腐店で調達した手捻り揚げの油抜きをしてから、ガスオーブンで軽く焦がしました。これを辣油で食べるのが最高。焼酎のストレートが似合います。魯迅は紹興酒だったけど。 そして、マグロのカマが焼けました。内儀があらかじめ粗塩と胡椒をガリガリ振りかけてくれていましたが、我輩はそれにちょっと醤油を添加。うーん、旨味が炸裂します。カマ、ご飯、たくあん。かま、ご飯、たくあん。魚の焦げと、炊き立ての飯と、発酵食品。いやほんま、コリアンが世界どこにいってもキムチを手放せないという気持ち、よーくわかります。ご馳走様。

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