スキップしてメイン コンテンツに移動

誕生日ディナーの総括

アジアートというレストランは富士見駅から徒歩で10分の距離、高台にあるイタリアンの店です。我が家から駅まで10分なので、秋の夜に酔っ払ってほろほろ歩いて帰るには最適の距離感です。寡黙な若夫婦がやっていて、金曜日の夜だというのに客は2組。我々以外には、物静かな女性2人組だけ。都会ならいいレストランはたくさんあるのでしょうが、酔っ払いが歩いて帰れるという立地と、人が少ないゆえの静寂は富士見ならでは。

イントロに我輩は白ワイン。ワインリストがありますが、選んだのはハウスワイン。しっかりした辛口です。前菜が2種類とも出てきたので驚き。地元産の野菜中心です。それぞれの野菜の個性のバランスが絶妙です。続いでパスタが3種類とも出てきたのでまたびっくり。チキン、栗と胡桃の甘み、白ワインの酸味のコンビネーションで「参りました」の一言。イナダとセロリのトマトソースは軽めですぐにお腹に収まりました。3つめのクリームパスタが絶妙。はんなり塩味はおそらくパルメジャーノ由来。香りはバター由来だけど油っこくない。クリームパスタなのにぜんぜんしつこくありません。

酸味を効かせたルバーブのコンポートとプチトマトの箸休めのあと、メインがラムチョップ。本来のメニューはポークかビーフなのですが、わがままを言ってラムに変えてもらいました。

世界中のあちこちでラムを食いまくった我輩です。バグダッドでは道端の屋台で。ニューヨークではあちこちのレストランで。クアラルンプールではおしゃれな店。旅先ではホテルのレストランで。インドネシアでも、パキスタンでも、あらゆるところでラムを食いました。そして富士見で、こんなに上品に焼かれたラムチョップは初めてです。ワインは辛口の赤。ハウスワインです。

デザートもボリュームがあって、満腹でした。ドリンクはグラッパ。ふたりでシェアしました。グラッパというのはおそらく、ギリシアとかアラビアとかトルコではアラックと呼ばれる蒸留酒で、独特の香りがします。懐かしい。

コメント

このブログの人気の投稿

うなぎ。コシアブラの天ぷら。ごぼう煮。ふき煮。ほうれん草。豆腐と行者ニンニク。

5月5日は日曜日。お昼過ぎ、月花とともに原村の閣下宅にご機嫌伺い。庭園で山菜(コシアブラ)を採取。 閣下宅を辞して北上。ハーバルノートというハーブ園でハーブ購入。 山を下って茅野駅まえの川魚店でうなぎを購入。帰宅して自宅の庭園で黒ビール。 それから標記の豪華夕食。

細川農園のさつまいもクラッシュ裏ごしとXO漬けレーズンのコラボ

細川農園のさつまいも。正月の栗きんとんを作った裏漉しの残りに、XO漬けレーズンをたんと入れて混ぜてみました。そういえばXOも細川さんからの貰いもんやった。

コインランドリーで20分間気絶

暑い日曜日。午前中に茅野諏訪でHDMIケーブルやら楽器ストラップの買い物。昼過ぎに富士見に帰着。午後、大量のシーツなど乾かしにコインランドリー。100円玉が足りないので、斜め前の西友。GGの霊前に備えるウィスキーなど購入。コインランドリーに戻り、あと20分くらいあるので十字軍物語でも読もうかと思ったら、20分経っていました。どうやら暑さのあまり気絶していたらしい。 夕食はぶりかま焼き。キムチ豆腐。枝豆。締めに冷やしラーメン。