こないだハナコに連れて行ってもらった、梅田の駅前第n(1〜4のどれか)ビルの地下の居酒屋で飲んだニッカのフロンティアのハイボール。あんまり旨かったので、翌日のこと、業務スーパーで買ってきた。買ってきたけど、ソーダ割りでちょっと飲んだだけ。ハナコ宅においてきたので、それ以来飲めなかった。 日曜日のこと。怒り豆を買いにイーオンに立ち寄った。ここしかうまい怒り豆を売ってないんだ。すると、酒売り場にフロンティアが並んでいたので衝動買い。味はだいたいわかっているので、スコッチ好きだった爺の霊前に備えました。 500mlで2000円ちょっと。余市醸造所のモルトのブレンド。容量が少ないので高めだけど、ブレンドものなのでバカ高くはない。そしてアルコール分が48度。本場もんのスコッチにはありがちな高濃度。うん、心憎いマーケティングですね。でもアル中としては嬉しいじゃないですか。高濃度なんて。 梅田で飲んだハイボールがやったら旨かったのも、高濃度だったからかもしれない。
キンミヤというのは、三重県の会社が作る甲類焼酎。サトウキビを原料として発酵させ、連続蒸留した純粋メチルアルコール100%。それを自家工場の地下150メートルから汲みあげた水で割って25度にしてある。1.8リットルパックで1500円くらい。甲類焼酎でいちばん高い。 いっぽう。地元のスーパマーケット「ツルヤ」で見た、長野県飯田市の喜久水酒造が作った甲類焼酎。「アルプスの水で割ってる」とのこと。1.8リットルパックで1000円くらい。 純度100%のアルコールを割る水が問題なら、アルプスの伏流水はどうなのよ?と当然の疑問。両方を並べて試飲しました。 つまみは細川農園自家焙煎の落花生。これがめっちゃうまい。こんなうまい落花生は人生初めてでした。いやほんま。チェイサーは八ヶ岳の阿弥陀岳の伏流水。 飲み比べると、キンミヤが圧倒的にマイルド。 喜久水酒造のは、エッジがギザギザしていて、キンミヤの後で飲んだら、むせてしまいました。500円の差が許せない人は大五郎5リットルのペットボトル、冥府魔道へ旅立ってください。我輩は500円余分に出して、キンミヤにしときます。